医療脱毛後には蕁麻疹が出るリスクがあります。
1~2日後に強い痒みと共に膨疹が生じた場合はクリニックへ相談しましょう。
抗ヒスタミン剤で治療すれば、普通は1週間程度で治ります。
しかし、最悪の場合だとアナフィラキシーショックに進行することがあるので早めの治療が重要です。
この記事では脱毛による蕁麻疹リスクについて詳しく説明しています。
今まで蕁麻疹が出たことがある方、
これから医療脱毛を始めるにあたってどのようなリスクがあるのか知りたい方必見です。
目次
蕁麻疹とは?
医療脱毛のリスクの1つに、蕁麻疹・蕁麻疹様紅斑があります。
じんま疹(蕁麻疹)は、真皮上層のマスト細胞から遊離されたヒスタミンなどのケミカルメディエーターにより、
一過性の血管拡張、浮腫が起こり、紅斑、膨疹、掻痒をきたす疾患です。
皮疹を誘発する誘因が不明の特発性蕁麻疹と、誘因が特定される刺激誘発型じんま疹に分けられます。
誘因が特定できることは少なく、特発性の割合が多い(95%)のが特徴です。
医療脱毛では、レーザーの物理的刺激で起こっていると考えると、物理性蕁麻疹に分類されます。
ただし、蕁麻疹の原因は不明であることが多く、レーザー脱毛が直接の原因ではない可能性もあります。
皮疹は通常数時間から24時間以内に消失します。
24時間以上持続するものを、蕁麻疹様紅斑と呼びます。
1か月以内で治癒するものを、急性蕁麻疹といい、それ以上続くものを慢性蕁麻疹といいます。
治療は、誘因の除去、抗ヒスタミン薬内服を行います。
アナフィラキシーショック(血圧低下、呼吸困難)への移行に注意が必要です。
医療脱毛後の蕁麻疹の詳細を写真付きで解説
医療脱毛後の蕁麻疹の写真
医療脱毛後、下腿の裏面に蕁麻疹が出現しました。
ブクブクとしたふくらみがあり、蚊に刺されたような皮疹が出ていますね。
自覚症状として、かゆみを伴います。
これが、蕁麻疹です。

どんな症状?
境界明瞭な円形、楕円形、地図上の紅斑や、
わずかに隆起する膨疹が出現し、強いかゆみを伴います。
どんな場所に出やすい?
全身どこにでも出現します。
脱毛後どのくらいで出現する?
一般的な経過では、医療脱毛後1~2日後に出現します。
2~3日で徐々に広がっていくことが多いです。
蕁麻疹になりやすい方は?
寒冷蕁麻疹のある方は、冷却ガスにより蕁麻疹が出ることもありますし、
温熱蕁麻疹のある方は、治療後に生じる毛孔に一致した紅斑・膨疹が発生しやすいです。
レナトゥスクリニックでも、蕁麻疹が出やすい方は、
やはり脱毛後の蕁麻疹も出やすい傾向があることがわかっています。
もしかして蕁麻疹かとおもったら
クリニックに連絡をする
クリニックにご連絡を頂けますと、
レナトゥスクリニックでの脱毛処置で生じたトラブルに関しては無料で対応させて頂きます。
症状に合わせて、無料でお薬の処方をさせて頂きます。
※予防的な内服の場合は治療ではないので、お薬代は自己負担になります。
治療方法
1日2回、朝食後と寝る前に抗ヒスタミン薬を1錠ずつ内服します。
お薬を塗る、保湿する、掻く擦るの皮膚刺激を与えない、血行が良くなることを避けると、
たいていは1週間程度で治ります。
痒みが治まった場合は、薬が余っていても内服を中止して大丈夫です。
痒みがあり、皮膚を傷つけてしまった場合は、更なるかゆみの増幅や色素沈着になる可能性があります。
かゆみのある間は内服を続けましょう。
蕁麻疹が出なくなったと思っても、また出てくる場合があります。
大多数のじんましんは、「出なくてもしっかり2週間内服」することで、その後は出なくなります。
抗ヒスタミン薬が効果不十分なときは、他の薬に変えるのではなく、
内服量を増量することで効果が得られることがわかってきました。
蕁麻疹の出るときには長湯はさけてさっと入る程度にし、飲酒はさけて食事はあっさりとしたものにした方が無難です。
ただし、蕁麻疹の症状がひどくて、気分が悪くなって血圧が低下したり、息苦しくなったりする場合は
アナフィラキシーといって生命の危険にかかわることもありますので、すぐさまに救急病院などを受診しましょう。
次回の脱毛に備えて
一度蕁麻疹が出た方は、照射の1週間前から抗ヒスタミン薬を内服して頂き、脱毛施術を受けることをおすすめします。
抗ヒスタミン薬は薬局で販売されている花粉症用のもので問題ありませんし、当院でも購入することができます。
お薬の事前内服で、蕁麻疹が出なくなるケースがほとんどです。
まとめ
医療脱毛後のリスクの1つに蕁麻疹があります。
脱毛後1~2日後にわずかに膨らんでいる膨疹が出て、強いかゆみがある場合はクリニックに連絡をしましょう。
治療は抗ヒスタミン薬内服で、治療後1週間で治ることが多いです。
最悪の場合はアナフィラキシーショックに移行することがあるので、早めの治療が大切です。
一度蕁麻疹が出た方は、次回の脱毛前1週間前からお薬を内服して脱毛施術を受けましょう。
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この記事の監修者
レナトゥスクリニック統括院長 副田 周医師
国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、医療脱毛特化のレナトゥスクリニックを開業。医療レーザー脱毛における安全性とプロトコル設計に注力し、レーザー機器の特性に応じた出力・パルス幅・スポットサイズの個別最適化を行います。主力機器『GentleMax Pro Plus』を用い、肌質・毛質ごとの設定を医師管理下で運用しています(効果には個人差があります)。
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