硬毛化とは?見分け方から考えられる原因と対策と治療法

硬毛化

レーザー脱毛や光脱毛を繰り返しているうちに、照射部位の毛が太くなってくる(硬毛化)、あるいは、一度減ったのにまた増えてくる(増毛化)といった現象が起こります。
このコラムでは、硬毛化(増毛化)が起こりやすい部位や、起こったときの対策などについて纏めてみます。

硬毛化の症状とは

硬毛化とは、レーザーの照射開始後数ヶ月から、照射部分全体または一部で、本来なら毛が少なく細くなるべきところが、逆に軟毛が長く太い毛になり・毛の数が増えることを言います。
硬毛化発生頻度は違うものの、どの脱毛機であれ硬毛化を避けることは出来ません。たとえ蓄熱式だろうが、ダイオードだろうが、硬毛化はする時はします。
医療脱毛だけでなく、エステ脱毛でも硬毛化が確認されています。

硬毛化の見分け方

自分が硬毛化になってしまったかどうかわからない、心配だ、そんな方は以下のチェック項目に当てはまるかご確認ください。
当てはまる項目が多いほど硬毛化の可能性があります。

✔️今まで生えていた毛より濃くなった
✔️今まで生えていたけより多くなった
✔️通常の毛であれば先っぽに行けば行くほど細くなっていくはずだが、毛の先端も毛の根本くらい太い印象になっている
✔️以上の毛が数本だけではなく、ある程度の範囲(5cm×5cm程度)で一面に見られる

レナトゥスクリニックでのコース契約者であれば、いつでも硬毛化の診断を承っております。
お気軽にお問合せ下さい。

硬毛化(増毛化)が起こりやすい年齢・場所(好発部位)・なりやすい人は?

硬毛化が起こりやすい年齢

年齢層は20~30代に多いと言われています。しかし、単純に脱毛を受ける層が20~30代だからだという人もいます。

硬毛化が起こりやすい場所

場所は、上腕外側(二の腕)、肩、背中、腰、フェイスライン、うなじ、前腕の順番で起こりやすく、骨の近くで起こりやすいとも言われています。

前腕硬毛化

硬毛化になりやすい人

色白な方、肥満傾向のある方、毛が立って生えている方等の意見がありますが、明らかに硬毛化になりやすい人というのは現時点ではわかってはいません。

硬毛化(増毛化)の3つの原因

硬毛化(増毛化)は、どの機械を使っても起こり得るものです。レーザーだろうと光だろうと、熱破壊式だろうと蓄熱式だろうと起こります。
残念ながら、硬毛化(増毛化)が起こる原因はまだ解明されていません。以下のような説が考えられています。

①中途半端な刺激が毛周期を変化させた

施術による中途半端な刺激と炎症が、毛周期の変化や発毛刺激に働いた可能性があります。

② 各種サイトカイン等により毛の成長が促進された可能性

脱毛のレーザーを照射した際には周囲の組織にも熱による損傷が加わります。人間の体は、ダメージを受けているところを修復するため、サイトカインと呼ばれる修復を促す物質をたくさん出します。この時、何らかの理由で十分にエネルギーが伝わらず生き残った毛がいると、その毛も修復を促す物質の影響を受けてしまい、これが硬毛化や増毛化を引き起こしているのではないか、と考えられていますが、飽くまで仮説の段階です。
ただ、そう考えるのが、現時点では一番有力な様です。

③幹細胞が刺激されている可能性

高出力照射によりレーザー脱毛のヒーターである毛幹が破壊され、ターゲットに十分な熱エネルギーを与えることが出来ず、幹細胞の熱変性が不十分に終わり、一部では毛包も破壊されることで炎症が誘起され幹細胞が刺激されている可能性があります。

硬毛化は何%の確率で起こる?

硬毛化が起こる確率は100人に1人(1%)と言われることもあれば、10人に1人(10%)と言われることもあります。
実際の臨床現場ではこの数字よりも更に多くの方が硬毛化をしていると考えています。
硬毛化といっても、その程度は様々であり、本人も気づかないような程度の硬毛化から誰から見ても毛が濃く見える硬毛化まであります。

本人も気付かないような程度ですと、脱毛コース契約中に治ってしまうことがあります。
この場合は硬毛化が問題にならないのですが、このような方も含めると上記の%より多くの方が硬毛化になっていると考えられます。

硬毛化した時の対策は?

まずは、照射したクリニックに問い合わせてみてください。

クリニックによって対策は様々ですが、
①出力を高くする
②波長を変える
③放置する
④その他

が多いかと思われます。
(まれに、「うちでは対応できない」といってくる無責任なクリニックもありますが…)

①出力を高くする

エネルギー不足が原因の場合は、エネルギーを高くすれば解消されることが多いです。
そのため、出力を高くする余力がある場合は、出力を上げることで硬毛化を解消することが期待できます。
この時、クーリング(冷却)を弱めることも効果的であるとも言われています。
ただし、火傷などの副作用も出る可能性があるので要注意です。

②波長を変える(Nd:YAGレーザーの使用)

硬毛化は、比較的皮毛角の大きい場所で起こることが報告されています。
出力が十分なのに硬毛化が起きてしまった場合は、皮毛角の大きい毛に対して深達性の低いレーザーを照射したため、エネルギー不足になってしまったことが考えられます。
そのため、レーザーの波長を深達性の高いものに変えることで、硬毛化を解消することが期待できます。

③放置する

硬毛化した毛にも毛周期はあります。そのため、休止期の後には自然に脱落します。
硬毛かの毛が脱落した後で、細い毛が生えてくる可能性があるので、それを待つのも一つです。
ただし、硬毛化した毛は成長期が長くなっているため、放置の期間は通常の毛周期より長くなります。具体的にどのぐらい伸びるかはまだ解明されていませんが、おそらく倍以上(半年〜一年)は見た方が良いと考えられます。
また、硬毛化した毛が脱落した後に、本当に細い毛が生えてくるかどうかの保証はないため、早々に脱毛を終わらせたい場合は、上の①か②を考えた方がいいと思われます。

④その他(蓄熱式の利用・2段階で発毛中枢の温度を上げる方法・施術間隔の短縮)

蓄熱式脱毛を利用すると、毛幹を破壊しない出力で幹細胞に十分な熱ダメージを与える方法をとっているクリニックもあります。しかし、蓄熱式でも硬毛化はしますので当院では採用していません。
2段階で毛幹を破壊せずにエネルギーロスを減らし、幹細胞に十分な熱エネルギーを与える方法もあります。単純に、2回照射をすることで、破壊しきれなかった毛を完全に破壊することが出来るのかもしれません。
施術間隔を短縮をすることで、硬毛化が薄くなる可能性があります。これは成長期にスイッチオンされている毛が増えているからだと考えられます。

参考:当院(レナクリ)での硬毛化に対する保証

当院では、硬毛化(増毛化)したなと感じた場合には、次回照射時にその場所を剃らないで来ていただき、照射前に毛の状態を診察させていただきます。
硬毛化(増毛化)と診断された場合、上記①もしくは②の対処法をとります。
それでもコース終了までの間に硬毛化(増毛化)が解消しなかった場合、追加で1回無料で追加照射ができます。
硬毛化(増毛化)している間は成長期が長いため、最短1ヶ月に1回照射できます。
※プレミアムプランの方が対象です。
詳しくは、Q&Aをご覧ください。

硬毛化への照射動画

実際に硬毛化への照射をyoutube動画にしました。
照射条件は以下になります。

機械 ジェントルマックスプロ24mmスポット径
波長 ヤグ(1064nm)
パルス幅 3msec
出力 16J

動画では照射中の痛みについても解説していますので、是非ご覧下さい。

硬毛化の改善症例から考察する硬毛化改善への仮説案

2022年7月現状では、硬毛化が起こった場合には

✔️照射エネルギーを最大化する
✔️パルス幅を短くする、もしくは長くする
✔️照射径を大きくする
✔️照射する体勢を工夫し、発毛中枢の深さを浅くする

ことが有効と考えています。
エビデンスはありませんが、皮毛角が大きい毛(皮膚から発毛中枢が深い毛)、細い毛への脱毛効果はエネルギー量に比例することは明らかでしょう。

エステ脱毛より医療脱毛の方が効果的であるのも、エネルギー量が大きいからという事実はご納得頂けると思います。
パルス幅を短くすることで、より深く毛根近くの細胞を破壊することが出来ます。もしくは、毛根近くではない細胞を破壊する必要がある場合は、パルス幅を長くする必要があります。

照射径を大きくすることで、より深くレーザーが皮膚の奥に届くと考えられます。

脱毛技術、看護師の技術によっても結果は変わってきます。
硬毛化しやすい箇所に関しては、皮膚を伸ばす、体勢を工夫するなどの努力が必要です。

レナトゥスクリニックでは、他院で硬毛化された方にも多くご来院頂いております。
硬毛化を改善したい方は一度無料カウンセリングにお越しください。

硬毛化を確実に治す方法は?

針脱毛という、毛穴に1本1本絶縁針を通して通電して脱毛をする方法があります。
この方法であれば確実に硬毛化を治療することができます。
一刻も早く硬毛化を改善したい方にはおすすめの治療になります。
ただし、痛い、時間がかかる、価格が高い等のデメリットがあります。

硬毛化は自然治癒する?

硬毛化は自然治癒するとも言われています。
硬毛化をした後、数ヶ月その硬毛化を放置(剃っても構いません)していると、その硬毛化した毛が抜け落ちてその後硬毛化が治るという症例も報告されています。

当院のスタッフさんでも、肩が硬毛化した後ヤグレーザーを数回照射し、硬毛化は改善したもののまだ硬毛化が残っている状態でした。
しかし、妊娠出産後に硬毛化が自然と治癒した方がいらっしゃいます。

硬毛化は毛抜きして良い?

硬毛化は毛抜きをしても構いません。
しかし、レーザー脱毛で硬毛化を改善したい場合には毛抜きはNGとなります。
毛抜きをしてしまうと、レーザー脱毛ができなくなってしまいます。

硬毛化のまとめ

原因 不明
頻度 1%以上
対策 より効果的な脱毛施術を行う。
針脱毛を行う。
自然治癒を待つ。

まずはお気軽にご相談ください!

当院では、LINEのお友達登録をしていただければ初診料が無料になります。
また、LINEでご登録いただければ、ご不安なてんや気になる点があった際に、院と直接やりとりができるため、ご安心いただきやすいかと思われます。
まずはお気軽にご相談ください。

 

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