アトピー性皮膚炎と医療脱毛

アトピー性皮膚炎の方は医療脱毛をした方が良い理由

統括院長医師 副田周
統括院長医師 副田周
僕も医療脱毛でアトピーが改善した一人です!

医師の実体験から語る

アトピー性皮膚炎でも医療脱毛はできる?
肌が劇的に改善する理由と、失敗しないクリニックの選び方

Message

副田周 統括院長

「僕も医療脱毛でアトピーが改善した一人です!」

レナトゥスクリニック統括院長 副田 周

アトピーで悩んでいるあなたへ。
毛があると、蒸れたり、雑菌が繁殖したり、自己処理で肌を傷つけたり…「痒くなる環境」が整ってしまっています。

私自身もアトピーでしたが、医療脱毛で毛をなくしたことで、嘘のように肌トラブルが減り、症状が大幅に改善しました。
アトピーだからと諦めないでください。むしろ、「治療の一環」として医療脱毛を強くおすすめします。

目次

  • 1. アトピー性皮膚炎とは?脱毛との関係
  • 2. アトピーの方に医療脱毛がおすすめな3つの理由
  • 3. アトピー肌に向いている医療脱毛の選び方
  • 4. 施術ができないケースと注意点
  • 5. まとめ:脱毛で痒みから解放されよう

目次

1. アトピー性皮膚炎とは?脱毛との関係

アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下し、炎症や強い痒みを繰り返す病気です。
特に「毛が生えている部分」は、汗や汚れが溜まりやすく、痒みの温床になりがちです。

⚠️ 負のループ

毛がある → 蒸れる・痒い → 掻きむしる → 肌が荒れる → 自己処理(カミソリ)でさらに傷つく → 最初に戻る

アトピーの悩み

Q. アトピーでも医療脱毛はできますか?

A. はい、可能です。
むしろ推奨されます。ただし、ジュクジュクした傷や強い炎症がある部位は避ける必要があります。
エステ脱毛は出力が弱く回数がかかる上、医師がいないためトラブル対応ができません。必ず「医療脱毛」を選びましょう。

アトピー性皮膚炎をもっと詳しく

アトピー性皮膚炎とは、アトピー素因や皮膚のバリア機能低下などを背景にアレルギー性(抗原抗体反応)・非アレルギー性(引っ掻きなど)の炎症が起こる遺伝性の湿疹・皮膚炎です。
痒みが強い、左右対称性の発疹が増悪と寛解を繰り返します。冬から春にかけて症状が増悪することが多いのが特徴です。

アトピーの方は、毛が生えている部分(有毛部)を掻くことにより、毛の断裂や脱毛をきたすことがあります。特徴的な眉毛の外半分の脱毛を、ヘルトゲ徴候といいます。

アトピーが改善する理由として、以下が考えられています。

✔︎自己処理が必要なく、自己処理による皮膚の炎症が減った
✔︎毛が減ったことにより、炎症が起こりにくくなった
✔︎痒みの神経繊維であるC繊維が短くなった

アトピー性皮膚炎の方は積極的に医療脱毛をしていきましょう!

2. アトピーの方に医療脱毛がおすすめな3つの理由

① 自己処理によるダメージからの解放

カミソリ負けは、アトピー肌にとって致命的です。
医療脱毛で毛がなくなれば、カミソリで角質を削る必要がなくなり、肌のバリア機能が回復します。これだけで肌質は劇的に良くなります。

② 痒みの原因(蒸れ・雑菌)が減る

毛がなくなると、汗が毛に留まることがなくなり、蒸れにくくなります。
雑菌の繁殖も抑えられるため、「痒み」そのものが起こりにくい清潔な肌環境になります。

③ 薬が浸透しやすくなる

毛が邪魔をしないため、保湿剤やステロイド外用薬が肌にダイレクトに届くようになります。
毎日のスキンケアの効果が高まり、アトピーのコントロールがしやすくなります。

アトピー以外の肌トラブルも減る

アトピー以外の肌トラブルも減ります。これは、今まではムダ毛に自己処理が必要でしたが、医療脱毛により自己処理の必要が減ったために、肌を傷つける機会も減ることによります。

また、特に顔脱毛ではシミや肝斑といった、肌トラブルも化粧を落としやすくなることから、改善すると考えられます。

痒みが少なくなり集中力アップ

アトピーが改善すると、痒みに向ける意識が減ります。
これはアトピーがひどい方にとっては革命的な出来事です。集中力が勉強中に維持しやすくなるため、これまで勉強など集中力が必要であったもので結果を出しやすくなります。

3. アトピー肌に向いている医療脱毛の選び方

アトピー肌はデリケートで、色素沈着(黒ずみ)も起きやすい状態です。
失敗しないためには、以下の3つの条件を満たすクリニックを選びましょう。

【機械】ヤグレーザー搭載機

関節の内側などは色素沈着しがちです。
通常のアレキサンドライトでは火傷しますが、「ヤグレーザー」なら肌表面をスルーして安全に照射可能です。
※ジェントルマックスプロプラスなら両方使えます。

【方式】熱破壊式

肌への負担を減らすためにも、ダラダラ通うのはNGです。
「熱破壊式」で少ない回数でスパッと終わらせるのが、アトピー肌への負担を最小限にするコツです。

【保証】トラブル対応無料

万が一の肌荒れに備え、診察料や薬代が無料のクリニックを選びましょう。
レナトゥスクリニックなら、トラブル時は完全無料で対応します。

4. 施術ができないケースと注意点

⚠️ 照射できない状態

  • × 炎症が強く、ジュクジュクしている部位
  • × 掻き壊して出血している部位
  • × 感染症(とびひ等)を起こしている部位

これらの部位は避けて照射するか、治るまで延期となります。
脱毛期間中は、ステロイド等を使って「アトピーコントロール(炎症を抑えること)」をしっかり行うことが大切です。

施術前後のケア

脱毛後は一時的に肌が乾燥しやすくなります。
いつも以上に「保湿」を徹底してください。逆に言えば、毛の処理がなくなる分、保湿だけに集中すれば良いのでケアは楽になります。

脱毛で、痒みのない快適な毎日へ。

アトピーだからと諦める必要はありません。
適切な機械と医師の管理があれば、脱毛はあなたの肌を守る最強の手段になります。

まずは肌状態を見せに、無料カウンセリングへお越しください。

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アトピー性皮膚炎に向いている医療脱毛とは?

医療機関を選ぼう

医師や看護師がいる医療機関であれば、アトピーの方でも、万が一の肌トラブルの際はしっかりと対応してもらえるでしょう。間違っても美容脱毛やエステ脱毛は選ばないようにしましょう。

また、お薬代やシェービング代などの追加料金が無料のクリニックを選んでおくと安心ですよ。レナトゥスクリニックでは脱毛トラブルのお薬代は無料で、しっかりと対応をさせていただきます。

照射方法は熱破壊式がおすすめ

熱破壊式の医療脱毛の方が、脱毛効果が早く出ます。このため、アトピーの早期改善も見込めるため熱破壊式を選択しましょう。

出力の弱い蓄熱式脱毛はアトピー改善に遠回りなので、やめておきましょう。

ヤグレーザーが出る脱毛機

アトピーの方の四肢の関節内側や顔面や首は、炎症後の色素沈着の影響で色が黒くなっていることが多々あります。
医療レーザー脱毛の仕組みは、黒色(メラニン色素)に反応して熱エネルギーを発生させると言う仕組みです。お肌が黒いと毛だけではなく、お肌にもレーザーが反応してしまいます
お肌にレーザーが反応すると、ヤケドのリスクが高くなってしまいます。
アトピーで炎症が酷い状態にレーザーを照射すると、炎症が増悪されて炎症がより悪化してしまうリスクもあります。

医療脱毛で使われるレーザーの波長には3種類の波長があります。
つまり、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの3つです。
このうちヤグレーザーは皮膚表面のメラニン色素に反応しにくく、皮膚深部のメラニン色素に反応しやすいため、色素沈着で色黒なアトピー肌にピッタリな波長です。

ただし、アレキサンドライトレーザーの方が脱毛効果のある場合もあるので、施術はクリニックの医師と看護師に任せましょう。

アトピー性皮膚炎で医療脱毛ができない場合

薬を首に塗る

アトピーには医療脱毛が良い適応ですが、アトピーで医療脱毛ができないケースがあるので注意しましょう。具体的には以下の場合に、医療脱毛が施術できない場合があります。

✔︎脱毛部位の炎症が強い場合
✔︎脱毛部位の皮膚が出血している場合
✔︎脱毛部位の皮膚の色味がかなり黒い場合
✔︎脱毛部位の皮膚が感染をしている場合

これらの場合、傷や感染が悪化する可能性があるため、脱毛照射を行うことができません。つまり、医療脱毛を受ける期間は、アトピーコントロールをしっかりすることが大切になります。

万が一、当日照射ができないとなってしまった場合は、その部位は消化扱いになってしまいます。心配な方は、必ず事前にクリニックに問い合わせましょう。

アトピーの場合、皮膚の炎症の程度や色味による施術可否の判断は、医療脱毛を施術するクリニックにされます。
自分が脱毛をできるかどうかは、クリニック次第で脱毛ができるかできないかが変わりますので、通っている、または通う予定のクリニックにお問合せください。

アトピー性皮膚炎の医療脱毛のリスク

アトピーが悪化するリスクは少ない

実は、医療脱毛でアトピーが悪化するリスクは低いと言って良いでしょう。
その理由は、医療脱毛によってアトピーの痒みが減ることが1番の理由です。
もともとアトピーの部位は痒いから掻いてしまい、それによりアトピーが更に悪化するというサイクルに入ります。しかし、痒みがおさまれば痒みのサイクルが止まるので、アトピーは悪化しにくくなります。

ただし、医療脱毛でアトピーが悪化する場合も当然あります。
医療脱毛により火傷・毛嚢炎・蕁麻疹が出てしまった場合などは、痒みが更に増したり皮膚バリアが破壊されることによりアトピーが悪化することもあるでしょう。

やけどがおきやすい

お肌の色味が黒ずんでいる場合が多いと、やはりやけどのリスクは上がってしまいます。また、お肌が乾燥をしていても、やけどのリスクは上がってしまいます。アトピー性皮膚炎の方は、お肌が黒ずみかつ乾燥もしている場合があるので、やけどはおきやすいと言えます。

アトピー性皮膚炎の方の脱毛前の過ごし方

くつろぐ

アトピーコントロールをする

アトピーの治療をしっかりとし、肌の状態を良くすることが大切です。
肌の状態が良いと、ヤケドのリスクも下がりますし、痛みや痒みも感じにくくなるでしょう。

アトピー性皮膚炎の治療はスキンケアと炎症制御が中心となります。

  1. スキンケア:保湿剤(ヒルドイド・ヘパリン類似物質ローション等)をしっかりと使用し、皮膚を清潔に保ち、皮膚を傷つけないようにしてください。洗浄力の強すぎる石鹸やシャンプーは避けましょう。
  2. 炎症制御:外用の塗るお薬を使用してください。ステロイド外用・タクロリムス軟膏、JAK阻害薬外用等を使用してください。ステロイドの副作用が出やすい顔には、タクロリムス軟膏がおすすめです。※最重症例・難治例ではシクロスポリン内服・生物学的製剤(デュピルマブ)が使用されることがあります。
  3. 痒み対策:抗ヒスタミン薬の内服を1日1錠内服してください。痒みが強い場合は1日に2錠使用することもあります。

アトピー性皮膚炎でまだ治療をしたことがない方、ステロイドは怖いと思っている方は、一度近所の皮膚科へ受診してみましょう。
現在は良いお薬も多くありますし、ステロイドが怖いと言うことは誤解だと言うことが理解できるでしょう。

日焼け止め

日焼け止めに関しては、ご自身で出来る脱毛効果を高めるケアとして最も優れています。レーザーは黒色に反応してしまいますので、日焼けしたお肌は毛へいくはずであったエネルギーをお肌で吸収してしまします。そのエネルギーが火傷にも繋がりますし、毛へ行くエネルギーも減るわけですから、脱毛効果も下がってしまいます。SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを1日に3回塗り直すことをオススメ致します。

保湿剤

皮膚に水分が適切に行き渡っている状態というのは、とても大切です。水分があることで、脱毛後の皮膚ダメージの回復が早くなりますし、脱毛時の火傷トラブルも回避することができるかもしれません。

毛抜き禁止

医療脱毛は、毛のメラニンにレーザーを反応させることで、永久脱毛をしています。ということは、毛がなければ、永久脱毛が出来ないのです。脱毛後の2〜3週間後にスルスルと抜ける毛に関しては抜いてもらって問題ございませんが、それ以外の毛も抜いてしまうと、脱毛効果が減ってしまいます。毛は抜かずに、電動シェーバーや剃刀で剃るようにしましょう。

ご自身で脱毛前日に脱毛部位の毛をシェービングをしていただきます。うなじ・背中の剃毛は無料ですので、それ以外の剃毛をお願いします。剃毛には電動シェーバーがおすすめです。

アトピー性皮膚炎の脱毛後の過ごし方

脱毛後は、副作用がでないように、お肌を刺激をせず、血圧を上げるような行動は控えましょう。万が一痛みが続きやけどが疑われる場合はすぐにクリニックに相談してください。また、照射後2週間程度で毛嚢炎が出てきた場合もすぐにクリニックに相談してください。脱毛期間中は毛抜きは禁止です。

脱毛後も、脱毛前と同じくアトピーの管理をしっかりと行いましょう

まとめ

✔︎アトピーは医療脱毛で改善することが報告されている
✔︎医療脱毛前後はしっかりとアトピーをコントロールしよう
✔︎おすすめの脱毛機はヤグレーザーも出る熱破壊式ジェントルマックスプロプラス

アトピーが医療脱毛で改善すると、集中力が発揮できたり、ファッションも楽しむことができます。予算が限られている場合は、特に症状がひどい部位だけでも試してみてはいかがでしょうか?レナトゥスクリニックでお会いできる日を楽しみにしていますね。

医療脱毛はどこを選べばわからない!という方は、まずはレナトゥスクリニックの無料カウンセリングを予約すると良いでしょう。

1つカウンセリングに行くと、比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。

▶ 医療脱毛施術詳細・監修者情報

【施術名】 医療脱毛
【施術内容】 厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機を使用し、永久減毛効果を出す施術です。
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レナトゥスクリニック東京田町院の評判・口コミ

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監修医師一覧(専門医情報)

この記事の監修者
    • 渡邊莉子医師の写真
    • レナトゥスクリニック新宿院 院長
      東京女子医科大学医学部卒業。自身も患者として長年にわたり医療脱毛を経験し、脱毛治療に対する深い理解と情熱を培ってきました。患者さまの肌質・毛質を正確に見極め、最適な脱毛機器や照射レベルを選定する丁寧なカウンセリングと施術を徹底しております。症例写真の実績は2025/04/09現在231件
      自身の脱毛経験から、痛みや不安を最小限に抑える工夫、通いやすさへの配慮を常に心がけ、患者さま目線の優しい脱毛医療の提供に努めています。脱毛が初めての方、過去に脱毛で不安や不満を感じた方にも、安心していただける治療を提供いたします。
      新宿で医療脱毛をご検討中なら、ぜひ渡邊莉子にお任せください。

      資格・所属学会
      ・ジュビダームビスタ®認定医(アラガン社)
      ・ボトックスビスタ®認定医(アラガン社)

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この記事の監修者
    • 副田周
    • レナトゥスクリニック統括院長
      国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、レーザー医療脱毛における高い安全性と確かな脱毛効果を両立するスペシャリスト効果が高く、痛みが少ない脱毛治療を実現するためには、レーザー機器への深い理解と高度な技術力が必要です。私はその両方を高次元で提供しております。
      レナトゥスクリニックの主力脱毛機器『GentleMax Pro Plus』を中心に、一人ひとりの肌質・毛質に最適化したオーダーメイド脱毛を行っており、年間数千件以上の豊富な脱毛施術実績を誇ります。症例写真の実績は2025/04/08現在386件
      当院の医療脱毛は、「痛みを最小限に抑えた施術」「肌への負担を極限まで減らす工夫」「少ない回数で高い脱毛効果を実感できる治療」にこだわり、多くの患者さまから支持されています。

      資格・所属学会
      ・アラガン社ジュビダームビスタ®認定医
      ・アラガン社ボトックスビスタ®認定医
      ・レーザー脱毛士

      SNSアカウント一覧
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