効果を左右するもう一つの要因
医療脱毛と「毛質」の関係
黒髪・金髪・白髪・産毛…タイプ別の攻略法を医師が解説
「剛毛は痛いけど抜ける」「産毛は痛くないけど抜けない」
なんとなくそう感じていませんか?
実は、脱毛の難易度は「毛の色(メラニン量)」と「毛の太さ(熱容量)」の掛け合わせで決まります。
この記事では、様々な毛質に対して、なぜレーザーが効くのか(効かないのか)、その科学的根拠と最適なアプローチ方法を深掘りします。
目次
- 1. 「毛の色」とレーザー反応(黒・金・赤・白)
- 2. 「毛の太さ」と熱緩和時間(剛毛 vs 産毛)
- 3. 部位別攻略:VIOの剛毛から顔の産毛まで
- 4. まとめ:どんな毛質でも結果を出すために
1. 「毛の色」とレーザー反応(黒・金・赤・白)
医療脱毛レーザーは、毛に含まれる「メラニン色素」をターゲットにしています。
しかし、毛の色によって含まれるメラニンの種類や量が異なり、それが脱毛効果に直結します。

※お手持ちの「髪の色」図(図8)をご使用ください
◎ 黒髪・濃い茶髪(ユーメラニン)
反応:非常に良い
日本人の標準的な毛です。黒色メラニン(ユーメラニン)を多く含み、レーザーの熱を効率よく吸収します。
アレキサンドライトレーザーが最も良く反応します。
△ 金髪・薄い茶髪・産毛
反応:悪い〜普通
メラニン量が少ないため、通常の出力では熱が発生しにくいです。
攻略するには、「高出力」かつ「短いパルス幅(2msecなど)」で、一瞬で高熱を与える技術が必要です。
× 白髪(メラニンなし)
反応:なし(不可)
メラニン色素が全くないため、レーザーは素通りしてしまい、熱が発生しません。
「蓄熱式なら白髪も抜ける」という広告を見かけますが、医学的根拠は乏しいです。白髪をなくす唯一の方法は「針脱毛(ニードル)」です。
? 赤毛(フェオメラニン)
反応:特殊
赤毛には「フェオメラニン」という特殊な色素が含まれています。黒色メラニンとは吸光度が異なるため、通常のレーザーでは効果が出にくい場合があります。
一般的には脱毛が難しい部類に入ります。
2. 「毛の太さ」と熱緩和時間(剛毛 vs 産毛)
毛の太さは、レーザーの設定(特にパルス幅)を決める最重要因子です。
ここには「熱緩和時間(TRT)」という物理法則が関係しています。
💡 熱緩和時間(TRT)とは?
加熱された物体が、周囲に熱を逃がして温度が半分になるまでの時間のこと。
「太いものは冷めにくく、細いものはすぐ冷める」という法則があります。
- スープ(太い毛):なかなか冷めない → ゆっくり加熱してもOK
- お茶(細い毛):すぐ冷める → 一気に加熱しないと温度が上がらない
🦍 剛毛(太い毛)
熱緩和時間:長い(数十〜100ミリ秒)
熱が逃げにくいため、比較的長いパルス幅でも十分に破壊温度まで上昇します。
むしろ、一気に加熱しすぎると爆発的な反応(火傷)を起こすため、じっくり焼くことが安全かつ効果的です。
🐥 産毛(細い毛)
熱緩和時間:短い(数ミリ秒)
熱がすぐに逃げてしまうため、のんびり照射していると破壊温度に達しません。
「超短パルス(2ミリ秒など)」で、熱が逃げる前に一瞬で焼き切る必要があります。
※多くのクリニックが産毛を苦手とするのは、この「短パルス」を出せる高性能な機械を持っていないからです。
3. 部位別攻略:VIOの剛毛から顔の産毛まで
これまでの知識(深さ・色・太さ)を統合すると、部位ごとの最適な攻略法が見えてきます。
| 部位 | 毛質の特徴 | 深さ | 攻略の鍵 |
|---|---|---|---|
| ワキ・VIO | 太い・黒い・密集 | 深い(3-5mm) | ヤグレーザー 深部まで届き、色素沈着があっても火傷しにくい波長で攻める。 |
| 顔・背中 | 細い・色素が薄い | 浅い(1-2mm) | アレキサンドライト × 短パルス メラニン反応が良い波長で、2msec等の短い照射時間で焼き切る。 |
| 男性ヒゲ | 極太・密度大 | 深い(2-4mm) | ヤグレーザー × ロングパルス 深部まで届かせつつ、急激な温度上昇による火傷を防ぐためにじっくり焼く。 |
4. まとめ:どんな毛質でも結果を出すために
「毛」と一口に言っても、その性質は千差万別です。
全身脱毛を成功させるには、太い毛には太い毛の、産毛には産毛の「効かせ方」があります。
レナトゥスクリニックの強み
- ✅ ジェントルマックスプロプラス導入:2ms〜100msまでパルス幅を自在に調整可能。
- ✅ 2波長切り替え:アレキとヤグを使い分け、浅い毛も深い毛も逃さない。
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コース終了後の仕上げには針脱毛(ニードル脱毛)の併用にも対応しています(効果には個人差があります)。
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【施術名】医療脱毛。
【施術内容】厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機器(熱破壊式のジェントルマックスプロ/ジェントルマックスプロプラス)でバルジ領域・毛根・毛母細胞などの毛包周囲組織を破壊し、永久減毛効果を出す施術です。
【料金】お試し医療脱毛¥110(税込)/全身脱毛5回 ¥119,490〜(税込・院限定平日)。医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】ヤケド・痛み・赤み・毛嚢炎・蕁麻疹・アレルギー反応・硬毛化・色素沈着・色素脱失・痒み・乾燥・埋没毛・ほくろやしみが薄くなる・肝斑の悪化・まつ毛・眉毛・髪の毛の脱落・腫れ 等。
【問い合わせ】公式LINE。
※料金・リスク・副作用・施術内容は登録時点での情報です。最新の情報は各院公式サイト・カウンセリングでご確認ください。効果には個人差があります。

この記事の監修者
レナトゥスクリニック統括院長 副田 周医師
国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、医療脱毛特化のレナトゥスクリニックを開業。医療レーザー脱毛における安全性とプロトコル設計に注力し、レーザー機器の特性に応じた出力・パルス幅・スポットサイズの個別最適化を行います。主力機器『GentleMax Pro Plus』を用い、肌質・毛質ごとの設定を医師管理下で運用しています(効果には個人差があります)。
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Allergan社 ジュビダームビスタ®認定医/ボトックスビスタ®認定医/レーザー脱毛士







