こんにちは、レナトゥスクリニックの渡邊です。
今回の記事は所謂”メンズ美容”について。当院でご提供している施術をご紹介したいと思います。
とはいえ、前半はかなり主観も交えますので小話・・・くらいの気持ちでお読みいただければと思います。治療内容は2.当院で男性の方におすすめの美容医療からご覧ください。
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レナトゥスクリニック 東京田町院私は患者として様々な施術を受けてまいりました。
美容業界に携わる今、皆さまの美しくなりたい気持ちに真摯に応え、誠実な美容医療を提供していきたいと強く考えております。
小さなお悩みも、長年のコンプレックスも、お力になれればと存じます。
田町院でお待ちしております。
東京女子医科大学出身、美容施術経験多数(なんでも聞いてください!)、instagram、Tiktok、X(旧Twitter)
目次
そもそも美容って?
私は美容が大好きです。患者さんにご提供するのも、自分自身がする/されるのも両方。
ひとえに美容と言っても、価値観やアプローチ法は様々。ある意味正解なんてありません。
自分の美容歴をさらっと振り返ってみる
自分が行なってきた美容を振り返ると、医療脱毛や注入治療、レーザー治療、外科治療、スキンケア、メイクアップ、髪やネイルのカラーリング、クラシックバレエ(結果的に)、ジムでの有酸素運動や筋トレ(一瞬)・・・
パッと思い出せるものでもこれだけあります。
現在継続している美容も、私が美容皮膚科医として患者様に提供している施術もあれば、お世話になっているヘアサロンやネイルサロンで自分自身のテンションやモチベーションを向上させるために続けているものもあります。どちらも欠かせません。
とはいえ、自分が現在ルーティーンにしている美容は、今までの経験数を鑑みるとかなり絞られています。
美容医療に対する考え(2023年11月現在)
私は患者様の美しさへのニーズに応えることを生業としていますから、新しい美容施術はとにかく試してみますし、流行への視野や価値観は広く持とうと心がけています(半分趣味でもあります)。
一方で、自分自身が自信をもって患者様に提供したいものは何か、と考えるとまた答えは変わってきます。
私は美容皮膚科医ですが、大前提、国家資格を持った医師です。医師法において医業とは以下のように解釈されています。
医師法第17条に規定する「医業」とは、当該行為を行うに当たり、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為(「医行為」)を、反復継続する意思をもって行うことであると解している。
美容医療、私にとってはなくてはならないもの、私にとってボトックスを注入してもらうことはハイカロリーのフラペチーノを飲むよりも手軽なものなのですが、医療行為です。人体に危害を及ぼす恐れのある行為なのです。
美容医療は、健康な人体に針やレーザー、メスなどを用いて侵襲する行為です。この点は、提供する人間としても、提供される人間としても、決して忘れてはならないポイントと思います。
医学的根拠のもと効果が実証された美容医療を、真っ当に、誠実に、提供していきたいと考えています。
美容の定義
最近話題のChatGPT4に美容の定義を聞いてみました。
ふむふむ。
私が美容においていちばん重視したい側面は”自己表現や自信の向上、健康的なライフスタイルの維持”、これなんです。
私は注入治療において、患者様には一般的な美の価値観を根底に治療のプロセスをご提案させていただいています。とはいえ、美容は自分自身のために行うものなんです。美容医療を行うことで自信が持てたり、メイクアップやファッションが楽しくなったり、時には塞ぎ込みたくなるような悩みが少し軽くなったり、そんなために存在しているからこそ、自分自身の満足感が最も重要です。
疾病の治療ではないけれど、幸せな生活の手助けになるような手段、それが美容医療と考えます。
メンズ美容という括りへのちょっとした違和感
メンズ美容というワード、なんとなく違和感があるんです。違和感というか、近いうちにそんなワードがなくなって美容に性別やジェンダーが関係なくなればなあ、なんて思います。
性別だけでなく年齢にも言えることです。美容によって悩みが解消されたり生活の利便性が向上したりポジティブな気持ちになれるのならば、年齢・性別関係なく、自分自身の意志で美容にアクセスできる社会(歳なのに、男性なのに、なんてくだらない価値観のない社会)だと良いなと思います。
そしてそんなご要望に少しでもお手伝いできるような存在でありたいなと思っています。
当院で男性の方におすすめの美容医療
さてさて、前置きが長くなりましたが、当院でご提供している男性の美容医療について一部ご紹介させてください。
医療脱毛
ヒゲや体毛などの日々の自己処理は、時間や手間がかかるだけでなく肌トラブルの原因にもなってしまいます。医療脱毛は当院でも最も人気な施術の一つです。
レーザーとは特定の波長の光のみを集めた集合体です。レーザー脱毛は、医師・看護師が在籍する医療機関でのみ行われます。
レーザー脱毛では、レーザーが肌の黒や茶色の色素(メラニン色素)に反応し、熱を発生させます。その熱により毛母細胞やバルジ領域といった発毛に関わる組織が破壊され、毛は破壊されます。
医療レーザー脱毛において、この仕組みは熱破壊式であっても蓄熱式であっても共通です。
なお、”脱毛”という言葉が用いられるのは世界的に少なく、多くは減毛や抑毛といった言葉が用いられます。
というのも、FDA(U.S. Food and Drug Administration:アメリカにおける厚生労働省のようなもの)やAEA(米国電気脱毛協会)においては、永久脱毛(減毛)について、”永久減毛は施術部位においてすべての毛が取り除かれている必要はない”、”最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久減毛と認める”と提唱しています。
唯一永久的な脱毛効果が得られるのは、のちにご紹介する医療ニードル(針)脱毛のみです。
とはいえ、レーザー脱毛の減毛効果が光脱毛と比較して優れていることは明らかな事実です。
全身をニードル(針)脱毛で仕上げるのは現実的ではないため、レーザー脱毛でおおよそを完成させ、仕上げに併用するのが現実的です。
・自己処理の手間や肌トラブルが軽減
・清潔感や若々しさが得られる
・長期的な脱毛・減毛効果が得られる
・短期間での効率的な脱毛が可能
・総額費用が安価なことがある
・比較的痛みが強い
・脱毛機器やクリニックによって脱毛効果が全く異なる
レーザー脱毛は、その脱毛方式から熱破壊式と蓄熱式の2種類に分類されます。
以下で詳しく解説しています。
医療脱毛も、クリニックの力量や機械によって効果は大きく異なります。
【施術名】医療脱毛
【施術内容】厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機械熱破壊式ジェントルマックスプロ・ジェントルマックスプロプラスでバルジ領域・毛根・毛母細胞などの毛包周囲組織を破壊し、永久減毛効果を出す施術です。
【料金】お試し医療脱毛¥110円(税込)、全身脱毛5回ライトプラン¥14,9800円(税込)
医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】ヤケド・痛み・赤み・毛嚢炎・蕁麻疹・アレルギー反応・硬毛化・色素沈着・色素脱失・痒み・乾燥・埋没毛・ほくろしみが薄くなる・肝斑の悪化・まつ毛、眉毛、髪の毛の脱落・腫れ等
【問い合わせ先】公式LINE
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
ボトックス注射
シワ取りなどに使われるボトックスですが、正確にはA型ボツリヌス毒素といいます。
ボトックスとはアラガン社におけるA型ボツリヌス毒素の製剤名を指します。
・シワ予防になる
・小顔やリフトアップ効果を得られる
・脇汗やワキガ予防になる
・歯ぎしりの改善になる
・怒っているような印象、不機嫌な印象を改善し柔らかい表情に導く
・若々しい印象を得られる
ボトックスは神経からアセチルコリンが放出されるのを阻害するため、その結果、筋肉の収縮が阻害され、美容治療においてはシワ形成の予防に用いられます。
また、汗を生成・分泌する汗腺にも作用し汗を抑える働きもあるため脇汗やワキガ対策に用いられたり、筋肉の働きを抑えることでエラの筋肉を縮小させ小顔効果を導くこともできます。
いちど刻まれてしまったシワを取り除くのは簡単なことではありません。ボトックス注射はその予防になります。
レナトゥスクリニックはボトックスを全国最安値に改訂いたしました。使用している製剤は、FDA承認の韓国製ボツリヌストキシンNABOTAと厚生労働省承認のアメリカアラガン社ボトックスの2種類になります。
1箇所¥2,200からボトックス注射を体験することができます。詳しくは以下の記事や料金表をご参考ください。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸はムコ多糖類(主な構成要素は糖とタンパク質です)の一種で、関節や眼球、皮膚や靭帯などに存在します。
ヒアルロン酸はゲル状の物質で、粘度・弾性度が高く、保水力をもちます。体内で生成・分解されますが、40代を過ぎると減少しはじめるため、皮膚においては弾力や保湿力の低下、シワやたるみにつながります。
体内にもともと存在する物質なのでアレルギーのリスクが低く、組織に馴染みやすいため注入剤として広く使用されています。
ほうれい線などの溝を埋めたり、額や唇、鼻や顎などの形状形成やボリュームアップなどを叶える他、リフトアップや肌質改善を叶える注入方法や製剤など、ヒアルロン酸注入は徐々に進化しています。
詳しくは当院の症例写真をご覧いただけますとわかりやすいかと思います。
当院には男性の患者様も多くいらっしゃいます。美容クリニックやヒアルロン酸と聞くと敷居を高く感じられることも多いですが、お気軽にご相談いただければと思います。お悩みやなりたい印象をお伝えいただき、適切な注入部位や製剤をご提案させていただきます。
当院では厚生労働省認可のアメリカアラガン社のヒアルロン酸製剤をお手頃な価格でご提供させていただいております。詳しくは以下の料金表をご覧ください。
【施術名】ヒアルロン酸注入
【施術内容】
使用薬剤:ジュビダームシリーズ
持続期間:9~24ヶ月
ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、隆起させることで、形を整えたりシワや凹みを改善する治療です。
【料金】初回ヒアルロン酸1cc¥11,000円(税込)ジュビダームモニター1ヶ所¥45,100円〜¥48,400円(税込)
ヒアルロン酸注入は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】内出血・腫れ・感染・アレルギー・血流障害・ヒアルロン酸の移動・左右非対称・チンダル現象・皮膚の硬結等
【問い合わせ先】公式LINE
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
AGA治療
AGAは「男性型脱毛症」(Androgenetic Alopecia)の略称で、主に男性に見られる脱毛症の一種です。遺伝的要因や男性ホルモンの影響によって引き起こされると考えられています。
AGA治療といってもその治療薬はさまざまです。
大きく分類すると、①毛を増やす作用を持つものと②毛髪が弱く細くなることを妨げる作用を持つものに分かれます。
お薬の話を進める前に、AGAの前提知識を簡単にまとめてみました。
・AGAにはジヒドロステロン(DHT)という物質が関与している。
・DHTには、毛髪においては細胞増殖抑制、毛周期異常(成長期の短縮化)、毛包のミニチュア化といった作用があり、進行的に毛髪を細く弱らせる。
・DHTは毛髪以外の体毛に対しては毛を太く濃くさせる作用を持つ。
・DHTはもともとはテストステロンというホルモンで、5α-還元酵素(Ⅰ型とⅡ型があります!)という酵素によりDHTに変換される。
当院では①毛を増やす作用を持つものに分類されるミノキシジルの内服薬と外用薬、②毛髪が弱く細くなることを妨げる作用路持つものに分類されるフィナステリド、デュタステリドなどを取り扱っております。
その効果や副作用、挙児希望などによっても適応が異なりますのでご相談ください。
AGAは進行性の疾患です。主な特徴は、頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなることです。初期段階では、生え際の後退や頭頂部の髪が薄くなり始めることが多いです。
フィナステリドにおける日本人532人を対象とした研究では、”N-H分類(AGAの進行評価分類)Ⅰ-Ⅲまでの進行早期かつ39歳までにフィナステリド内服開始した方が改善効果を得られやすい”という結果が出ています。
薄毛が気になられた方は早めの治療開始をお勧めいたします。
AGAの仕組みや薬については以前の記事にまとめていますのでご参考くださいね。
ED治療
EDは「勃起不全」(Erectile Dysfunction)の略称で、米国泌尿器科学会(1996年)は”満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと”と定義しています。この状態は性的な満足度を低下させるだけでなく、心理的なストレスや自信喪失の原因となり得ます。
EDは健康状態や心理的要因、生活習慣、薬剤の副作用などさまざまん要因で引き起こされます。
当院では3種類のED治療薬をご用意しております。効果の発現時間や持続時間、食事への影響などが異なりますのでご相談いただければと思います。
その他
その他にも糸リフトやホクロ除去、ピーリングなどの肌治療や、ビタミン・ダイエットサポートの内服薬、美白点滴など様々な美容のサポートをさせていただいております。気軽にご相談ください。
参考文献
監修医師一覧(専門医情報)
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レナトゥスクリニック 新宿院院長私は患者として、医療脱毛、ボトックスやヒアルロン酸はもちろん、様々な施術を受けてまいりました。
自分自身で口コミや評判、症例などを調べて美容クリニックへ行き、成功したこともあれば失敗したこともあります。
このような経験をしてきたからこそ、本当に良い美容医療を責任感を持って提供したいという強い意志があります。
美容業界に携わる今、皆さまの美しくなりたい気持ちに真摯に応え、誠実な美容医療を提供していきたいと強く考えております。
小さなお悩みも、長年のコンプレックスも、お力になれればと存じます。
新宿の美容医療なら渡邊にお任せください。
東京女子医科大学出身、美容施術経験多数(なんでも聞いてください!)、instagram、Tiktok、X(旧Twitter)