医療脱毛を始めようと思った脱毛初心者の方は、「どうせ医療脱毛をするのなら産毛にも効果的な医療脱毛をしたい!」と思いますよね。
また、脱毛中級者以上の方も、産毛になるほど毛の減りが感じられなくなりますので、産毛に効くレーザーを知りたいと思います。
今回は、そんな産毛に効く医療脱毛レーザーの種類について書いていきます。
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医療脱毛専門レナトゥスクリニック副田 周先生レナトゥスクリニック統括院長。大手美容外科院長を経て、医療脱毛の面白さに気付く。 自身が医療脱毛で検索し脱毛をしに行き、粗悪な脱毛機とその効果の低さで毛が抜けず100万円を失い悲しむ。ネット検索では良い脱毛に辿り着けない現状を変えるため、自分で一流の機械とAIベンチャーと共同して脱毛方法編み出し、それをリーズナブルに提供することで金ドブ医療脱毛を駆逐し、社会貢献をすること誓い現在に至る。富山大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック東京田町院を開業
そもそも産毛とは何でしょうか?
医療脱毛のレーザーには、主に3つの種類のレーザーの波長があります。
また、照射方法は大きく熱破壊式と蓄熱式に分かれています。
その中でも、産毛に最も効果的なレーザーと照射方法はどんなものでしょうか?
照射方法は蓄熱式でしょうか?それとも、熱破壊式でしょうか?
レーザーの波長の種類はアレキサンドライトレーザーでしょうか?ダイオードレーザーでしょうか?YAGレーザーでしょうか?
そんな疑問に一つずつお答えして行きます。
目次
- 1 そもそも産毛の定義は何でしょうか?
- 2 医療脱毛で産毛に対する効果は?エステとの違い
- 3 医療脱毛はどのような原理で行われるか
- 4 産毛をメラニン量と皮毛角から場合分けをして考える
- 5 全パターンの産毛が最も脱毛されやすい条件とは?
- 6 産毛脱毛後に起こる変化はどんな感じ?
- 7 産毛脱毛をした際のメリットについて
- 8 産毛脱毛をした際のデメリットについて
- 9 医療脱毛の顔の産毛への施術の効果は?
- 10 産毛の自己処理と医療脱毛の違いについて
- 11 産毛脱毛をした際の痛みについて解説
- 12 医療脱毛は産毛の細い毛に対しても施術できる?
- 13 医療脱毛の種類は?
- 14 産毛には蓄熱式と熱破壊式のどちらの照射方法が効くか
- 15 産毛にはアレキサンドライト・ダイオード・ヤグレーザーのどれが最も効くか
- 16 医療脱毛で熱破壊式の施術を行っているクリニックは?
- 17 産毛の特徴を踏まえた上でレナトゥスクリニックでの工夫
- 18 産毛脱毛のまとめ
- 19 当webページは医療広告ガイドラインを遵守し、医師監修のもと掲載しています
そもそも産毛の定義は何でしょうか?
「産毛」を辞書で調べてみます。
【うぶーげ】(産毛/生毛)
1.生まれた時から赤ん坊に生えている毛。うぶがみ。
2.人の顔や首筋などに生えているごく柔らかい薄毛。
(デジタル大辞泉/小学館 より)
つまり、赤ちゃんに生えている毛か、柔らかく薄い毛か、ということになります。
この記事を読んでいる方はおそらく全員赤ちゃんではないでしょうから、ここで取り上げる産毛とは2の「人の顔や首筋などに生えているごく柔らかい薄毛」ということになります。
そうなると今度は、「ごく柔らかい薄毛」とはどんなものか、という疑問が生じるかと思われます。
確かに、「ごく柔らかい薄毛」という言い方は非常に曖昧で、完全に主観的な表現です。
つまり、ここから言えることは「産毛」に関する客観的な定義はない、ということです。
人によっては、髪の毛・腋窩や外陰部に生える毛以外は「産毛」と思う方もいらっしゃるでしょうし、顔のほんの一部、目の下や鼻の頭などに生えている本当に細い毛のみを「産毛」と捉える方もいらっしゃることでしょう。
しかしそれではこの先の議論がややこしくなってきてしまうため、ここでは便宜上、比較的細い毛であることが多い、女性の「顔」「首筋(うなじ)」「二の腕」「背中」「お腹」あたりの毛を「産毛」と想定して話を進めてゆくこととします。
医療脱毛で産毛に対する効果は?エステとの違い
産毛に対しても医療脱毛の効果はとても大きいです。
まず、医療脱毛と美容(エステ)脱毛/脱毛サロンの違いについて詳しく解説していきます。
美容脱毛/脱毛サロンで行われるのは光脱毛と言われる脱毛方法ですが、光脱毛は永久脱毛ではなく、減毛・抑毛。そのため医療脱毛より効果が弱く、施術を10回以上受けないと毛が少なくなったと感じられません。
特に、産毛は効果を実感しにくく、脱毛の効果はあるのかと心配になってしまう人が多いです。サロンでしっかり脱毛したつもりでも、時間が経ってくるとムダ毛が生えることがあり、満足した結果になりにくいです。
しかし、美容脱毛/脱毛サロンにもメリットがあり、医療脱毛に比べて痛みが少ないといったことが挙げられ、一回あたりの料金が安く手軽に行えます。一方、医療脱毛はクリニックで医師や看護師が施術を行いますが、美容脱毛/脱毛サロンでは医師の資格や看護師の資格を持っていない無資格のスタッフが対応することがあります。
医療脱毛の施術内容としては、毛根の黒い部分のメラニン色素に反応するレーザーを照射することで毛根にダメージを与えて永久脱毛します。レーザー脱毛は5回〜8回以上施術を行えば、ツルツルの肌を手に入れられます。
医療脱毛はどのような原理で行われるか
医療脱毛とは、そもそもどのような原理で行われるのでしょうか?
それは、医療脱毛は毛に含まれるメラニン色素に、レーザー機器が反応させて熱を発生させ、発生した熱が毛穴の奥にある毛を作る原因の細胞にダメージを与えて、毛の発毛を司どる細胞を破壊することで脱毛の効果を得られます。
レーザー脱毛は、メラニン色素が多く含まれる毛の太く濃い部位に、より効果が現れやすいです。例えば、ワキや足、VIOです。個人差はありますが、逆にメラニン色素が少ない細く薄い毛のところに関しては、高い効果を感じにくいでしょう。
例えば、背中や腕、うなじ、鼻、顔などの産毛は、メラニン色素が少ない細い毛になります。
効果の薄いという産毛でも、脱毛して全く効果がない訳ではありません。毛の濃く太い箇所と比べて施術の回数が多くなるでしょう。それは効果を感じることができるまで行う必要があるからです。
毛の薄い箇所も何回か施術をすればツルツルの肌を手に入れられます。ただし、これには前提条件があり、ある一定の出力で抜ける毛には上限があります。いつまでも同じ条件で脱毛をしていては、抜けない毛は一生抜けません。脱毛機の出力が安全を確認した上で、高くしていけば、回数を重ねるとツルツルの肌を手に入れる可能性があります。
当然、脱毛は個人差があるので、自分の毛の特徴に適した脱毛をするために、医療脱毛を行っている病院で相談し、カウンセリングを受けてあなたに合った効率的な脱毛を契約していきましょう。
産毛をメラニン量と皮毛角から場合分けをして考える
ここで、この顔や背中などの産毛を更に詳しく見ていきましょう。
産毛と一言で言いましても、そのメラニン量(黒色の度合いと思って頂ければわかりやすいです)と皮毛角(毛の生えている角度です)が1本1本違ってきます。
①メラニン量の大小
メラニン量が多い、より黒い産毛の方がレーザーには良く反応します。本当に薄い、光にかざした時に見られる毛などはメラニン量が極端に少なくレーザーはほとんど反応しません。逆に、少し黒色の濃い産毛になるとレーザーは反応すると考えられます。
②皮毛角(=発毛中枢の深さ)
皮膚に対して毛の生える角度が小さい場合、発毛中枢が皮膚の浅い層にあることが多く、レーザー光が発毛中枢に届きやすく、結果脱毛がされやすくなります。逆に、皮膚に対して毛の生える角度が大きい場合、発毛中枢が皮膚の深い層にあることが多く、レーザー光が発毛中枢に届きにくく、結果脱毛がされにくくなります。
以上、①と②から産毛の脱毛難易度は以下のパターンに場合分けをすることが出来ます。
皮毛角小(=発毛中枢浅い) | 皮毛角大(=発毛中枢深い) | |
メラニン量大 | ◎(=パターン1と呼ぶ) | ◯(=パターン2と呼ぶ) |
メラニン量小 | ◯(=パターン3と呼ぶ) | ×(=パターン4と呼ぶ) |
産毛と一言で言っても、脱毛難易度は大きく4パターンに分けられることがわかりました。
※実際にはメラニン量や皮毛角は毛毎に異なるため、ここまで単純な場合分けにはなりません。
全パターンの産毛が最も脱毛されやすい条件とは?
このように脱毛難易度の高い「産毛」ですが、全く脱毛できないというわけでもありません。
メラニン量の少ない「産毛」に効率よく熱エネルギーを込めるためには①「出力」②「深達度」がキーワードになります。
①出力
熱エネルギーの大きさが「レーザー光の出力」と「メラニン量」に関係するのであれば、「メラニン量が少ないため変換される熱エネルギーが小さい」場合、変換されるレーザー光の出力を強くすることで、熱エネルギーを大きくできると考えられます。
②深達度
これは産毛に限ったことではないのですが、いくら高い出力を用いても、毛根に十分な強さのレーザーが届かなければ、発毛中枢にきちんと熱エネルギーを伝えることができません。
ここで大事になってくるのが、レーザーの「深達度」です。深達度とは、その名の通り、「レーザーがどのぐらいまで深く届くか」を表したものです。深達度は、大まかに「波長」と「口径」で変わります。波長が長くなれば深達度は上がります。また、下の図に示したように、同じ波長を用いても、レーザーが照射される口径(通常スポット径と呼びます)が大きくなると進達度は上がります。
そのため、できるだけ大きいスポット径を用いて、毛根の深さにあった波長のレーザーを使うことが、効果的な脱毛をする上では重要と考えられます。
(参考:著 葛西健一郎「基礎から学ぼう医療レーザー脱毛入門」文光堂)
③医師、看護師の照射技術と脱毛知識
上記①と②を決定するのは誰でしょうか?
それは照射するクリニックの医師、看護師です。
多くの脱毛実績を研究することにより、①と②を決定することが出来るようになります。
①出力を大きくすればするほどに、皮膚トラブル等のリスクは増えますから、トラブルへの対処法への習熟度も重要になります。
②もパルス幅や出力、また、照射をする際の順番からハンドピースの持ち方ですら変化します。
医師と看護師の照射技術と脱毛知識があるからこそ、①と②を決定し、実行できます。
機械だけ当院のマネをしても、本質的には③により全く違った脱毛になります。脱毛結果も大きく変わることが予想されます。
産毛脱毛後に起こる変化はどんな感じ?
産毛の脱毛後は、硬毛化・増毛化する可能性があります。硬毛化・増毛化とは、脱毛をした結果、毛が太くなったり濃くなったり、毛の量が増えることだと上述でもご紹介させていただきましたが、これは、医療脱毛だけではなく、美容脱毛/脱毛サロンや家庭用脱毛器でも起こります。
これらははっきりとした原因は不明です。レーザーなどの刺激で毛を作る組織の働きが活発化して増毛化・硬毛化が起こるのではないかと考えられています。
増毛化は、脱毛が原因で今まで生えてなかったところから、毛が生えてくるようになってしまうことに対して、硬毛化は、脱毛をして全体のムダ毛の数は減りますが、残った毛が太く濃くなってしまう現象です。ただ、現状では、硬毛化、増毛化は同義語として扱われています。硬毛化は産毛であった毛が成長期に入り、より太く長い毛になります。この結果、毛が増えたようにも感じ、増毛化とも呼ばれています。
これらを改善するためには、照射を続けていく、もしくは針脱毛をする他ありません。硬毛化に対して効果的な機械と方法で脱毛をしているクリニックを選べば、徐々に効果が現れ、ツルツルの肌を手に入れられるでしょう。
レナトゥスクリニックでは他院からの硬毛化症例にも良好な結果を得ています。
産毛脱毛をした際のメリットについて
産毛を脱毛するメリットはいったいどんなことがあるのでしょうか?
代表的なメリットを下記の5つのポイントにてご紹介します。
1.自信をもって肌を見せられる
2.肌がワントーン明るくなる
3.自己処理の手間がなくなる
4.好きな服を好きな時に着られる
5.化粧のりが良くなる
1つ目は、自信をもって肌を見せられるという点です。産毛といっても毛が生えているのに露出度の高い服を着るのは抵抗がありますよね。ムダ毛処理をしてからしか、好き服を着ることができないといった悲しいことはありません。
これらの悩みは、産毛を医療脱毛して解決することができます。
2つ目は、産毛がなくなれば、今までの肌よりもワントーンアップした肌を手に入れられるので、自分の自信にもつながります。
3つ目は産毛の自己処理を行う時間から開放されることです。
4つ目は1つ目、2つ目のメリットにも含まれますが、産毛の心配もしなくてもどんな服装も好きな時に着ることができます。
5つ目のメリットでは顔脱毛をした場合、化粧のりも良くなり、毎日のメイクの時間も楽しくなります。ムダ毛処理をする手間も時間もなくなるうえ、綺麗な肌を手に入れられると産毛脱毛をする価値は十分にあります。
もちろん男性も、産毛脱毛を行うことで顔の毛穴の開きが目立たなくなることや、カミソリによる肌トラブルから開放されるといったメリットも大きいと言えます。
2022年は脱毛をして、2021年と違った自信のある肌を手に入れましょう。
産毛脱毛をした際のデメリットについて
産毛脱毛のデメリットはどんなことが挙げられるのでしょうか?
結論としては、上述でもご紹介した通り、増毛化・硬毛化するリスクがあることです。しかし、これらのリスクへの対応は、みなさんが思っているより簡単です。増毛化・硬毛化しても、脱毛を続けさえすればツルツルの肌を手に入れられます。
他のデメリットとして、施術前の自己処理が面倒であることが挙げられます。背中や腰の産毛は自分で処理することは難しいので、クリニックのオプションでやってもらうか、無料でやってくれるクリニックを選ぶかとなります。
クリニックの選び方として、「総額がいくらになるのか」ばかりに目がいきがちですが他のクリニックをよく調べておき、どんなサービスがあるか、どんな脱毛方法なのかを比べることを意識するようにしましょう。
なぜなら、多少高くてもさまざまなオプションやサービスが付いている方が、結果的に安い場合があります。その理由は、元の料金が安くてもオプションで追加料金を払っていくことで費用がかさむことになるからです。
クリニックごとにどんなオプションがあり、自分にピッタリなのか、調査してなおかつ事前に問い合わせて確認してみるのもおすすめです。
医療脱毛の顔の産毛への施術の効果は?
産毛で最も気になるのが顔の産毛ではないでしょうか?
気づいたら産毛が生えてきているし、人と話していても顔の産毛が気になってしまいますよね。顔の脱毛は非常に人気で、脇などの脱毛をするときにまとめて脱毛する人も多いです。顔脱毛をして良かったと感じる点は下記の3点が挙げられるでしょう。
・毛穴が目立たなくなる
・肌トラブルが減る
・化粧のりが良くなる
女性にとって、毛穴の悩みや化粧についての悩みは尽きないと思いますが、男性にとっても毛穴の開きや黒ずみは悩みの種でしょう。しかしそういった悩みも解消できます。男性女性どちらのお悩みを解決できるのも医療脱毛ならではと言えるでしょう。
ただし、顔はデリケートな部分になるので低出力のレーザーしか当てられません。完全に産毛がなくなるまで時間がかかります。
効果もゆっくり出てくるので実感しにくいですが、脱毛前よりも良い肌を手に入れられることは間違いなく、期待して良いでしょう。
産毛の自己処理と医療脱毛の違いについて
医療脱毛をしている肌は、自己処理の時とは違って、毛穴が目立ちにくくなります。
肌の代謝にはサイクルがあり、その仕組みのことを「ターンオーバー」といいますが、脱毛によりターンオーバーの乱れが改善されて美肌効果も得られる可能性があります。
自己処理をすると、肌に少なからずダメージを与えてしまい、そのダメージが肌トラブルの元となり、あなたを悩ませてしまうことになるでしょう。特にカミソリで自己処理をしてしまうと、皮膚の表面を削ってしまうので肌に悪影響です。
自己処理をする場合は、必ず電気シェーバーで優しく行ってください。背中や腰などの産毛は自己処理が難しく、鏡などでは見えにくいため、自分の産毛の状態の把握もできないという方がほとんどだと思います。
自分のムダ毛がどうなっているのか、そんな悩みから医療脱毛をして抜け出しましょう。
産毛脱毛をした際の痛みについて解説
産毛脱毛は痛いのでしょうか?
結論として産毛脱毛の痛みは、脇やVIOのように強い痛みは感じにくいです。照射するレーザー機自体も、低出力の蓄熱式レーザーを使っているため、苦痛なく通うことができます。
どうしても痛みに耐えられない場合は、麻酔と言って痛みを感じにくくする処置を行うことができるので、クリニックに相談してみましょう。クリニックによって、麻酔なども脱毛のプランに組み込まれている時があるので、契約時によくチェックしておくといいでしょう。
メンズの場合は、産毛であっても女性よりも濃い場合が多いので、痛みは強いかもしれません。産毛の脱毛は低出力で行うと説明しましたが、低出力だと毛を育てる細胞に与える1回のダメージが少なくなるので、脇などの毛の濃い部位と同じ回数を照射しても効果を感じにくいです。
必ず効果は出るので、焦らず脱毛していきましょう。
医療脱毛は産毛の細い毛に対しても施術できる?
医療脱毛は細い毛に対しても施術可能です。
脱毛器の設定を細い毛に効果的なものにするなど、レーザー機自体を毛の特徴に対して使い分けることが可能です。
レナトゥスクリニックでは、ジェントルマックスプロプラスという脱毛器を採用しており、1台でアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの両方を使い分けることができます。ジェントルマックスプロプラスは厚労省の認可を取得しており、レナトゥスクリニック以外のクリニックではなかなか取り扱っていないものになります。
ジェントルマックスプロプラスは2022年6新機種も導入しました。こちらは、日本薬事承認取得脱毛機で、痛みを軽減し他の合併症や副作用なども抑制できる機械となっており、当院では2022年6月にいち早く導入し、1日あたり症例数30件程度、症例数は月間750件を超えています。
産毛が気になっているけど、なかなか脱毛をはじめることのできないという方のために、当院レナトゥスクリニックでは、100円(税抜)でのお試し脱毛を行っています。美容脱毛/脱毛サロンなら、体験が800円〜900円で受けられるというのはよくありますが、医療脱毛が1回100円で受けることができるのは破格といえるでしょう。
ぜひ、この機会に試してみてください。当院の脱毛機器についての採用情報は後ほど詳しく解説します。
医療脱毛の種類は?
医療脱毛には脱毛方法がいくつか種類がありますが、そのうちレーザー脱毛についての種類についてご紹介いたします。種類は3種類あります。
・アレキサンドライトレーザー
・ダイオードレーザー
・ヤグレーザー
これらの3種類はそれぞれが違った出力で波長を出します。脱毛したい範囲に合わせてレーザーを選ぶことで、より効果的に脱毛ができます。
産毛の脱毛に適しているのは、波長の長さとダメージを与える部位から蓄熱式ダイオードレーザーと言われていました。その理由としては、産毛は、メラニン色素が少なく、メラニン色素の多い濃く太い毛と同じようにレーザーを照射しても、毛を作る細胞を破壊できるほどダメージを与えられません。
そのため、蓄熱式ダイオードレーザーは低出力レーザーを肌に繰り返し照射して、皮膚表面近くにあるバルジ領域という毛を生えさせる指令を送る組織に、ゆっくりとダメージを与えて破壊してくれるため、産毛に最も適していると言われていました。
しかし、実はこのバルジ理論には矛盾があることは現状明らかとなっており、いまだに産毛には蓄熱式が効果があるというデマが流布していますが、そのエビデンスは一切ありません。当院では経験上ジェントルマックスプロプラスの熱破壊式の脱毛の方が産毛へ効果があると考えています。
それぞれのレーザー機が別の効果をもっており患者さんの毛や肌の状態や合わせて、最適な機械を選んで脱毛を行いますが、それぞれの機械の詳細については、「産毛にはアレキサンドライト・ダイオード・ヤグレーザーのどれが最も効くか」の章でご紹介していきます。
医療脱毛の蓄熱式と熱破壊式の違いは?
医療脱毛で導入されているレーザー機器についてですが、蓄熱式と熱破壊式ではどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの違いを解説していきます。結論としては、2種類の大きな違いは、照射方法と出力の高さ、波長の長さです。どちらも毛にダメージを与えるポイントが違います。
多くのクリニックがこの2つのタイプの脱毛器を導入しており、どの部分の脱毛でもできるようにしています。毛質、肌質に合わせて2つを上手に使い分けることで、患者さんの希望に合った全身脱毛を行うことができると思われがちですが、蓄熱式を現状使用する意味は痛みが少ない、くらいしか意味はなく、脱毛効果は産毛、剛毛どちらにも熱破壊式の方が高いです。
そのため、使い分ける必要はなく、熱破壊式で最高品質の脱毛機を使えるかがポイントになります。それをわかっていないと、蓄熱式の脱毛を選択され、脱毛効果が出ない可能性があります。
脱毛効果を高めるなら、いくつかのタイプの脱毛器を使っているところより、熱破壊式脱毛器のみで最高品質の脱毛機を利用しているクリニックに通っていただくことがおすすめです。
医療脱毛を受ける際には、自分にはどのような脱毛方法が良いか十分に調べたり、カウンセリングの相談時に自分の肌や毛の状態を申し出たりする必要があります。自分の肌や毛の状態を知ることや、脱毛知識を身に付けることで脱毛の治療が自分に合ったものなのかを考えられ、安心して施術を受けることができるでしょう。
そして、脱毛に失敗し「お金をとられて全然効果がなかった」など、損をすることもなくなります。
レナトゥスクリニックの公式サイトでは医療脱毛に役立つ記事も掲載しています。脱毛の知識が0の人でもわかりやすいように、当サイトを運営する編集部が記事を作っています。
ひとりひとりの患者さんの悩みや心配事を解消するため、必要な記事を、サイトのTOPにあるサイトマップの「目次一覧」から探して、気になる記事を確認して医療脱毛に関する情報を入手してください。
医療脱毛の熱破壊式はどのような機械か
それでは熱破壊式の機器はどのようなものでしょうか?
熱破壊式は高い出力のレーザーを照射して、毛の根元にある毛乳頭や毛母細胞という毛を作る細胞を破壊します。高い出力なので効果は大きく、短期間で毛が少なくなったことを感じられます。
デメリットとして痛みが強いことが挙げられます。痛みが強いと感じる理由として、レーザーを当てた時に毛穴が受ける熱エネルギーが368℃以上にもなるからです。美容脱毛/脱毛サロンの場合は70℃程度なので桁違いのエネルギーを受けているのが良くわかるかと思います。
このように、高いエネルギーを与えることで脱毛していく訳ですが、リスクもあります。火傷や毛嚢炎、硬毛化などがリスクとして挙げられますのでそれぞれ説明します。
毛嚢炎とは、毛穴の奥に細菌が入ることで炎症が起きた状態のことで、軽い炎症なら自然に治りますが、触ってないと悪化の原因にもなり、ニキビ跡のように残ってしまうので注意が必要です。
硬毛化とは、脱毛を受けて逆に毛が太く硬くなってしまう症状で、別名増毛化とも言われます。なぜこのような症状が起こるのか原因は不明ですが、毛の細い産毛などがなりやすい症状です。
硬毛化しても、もう一度レーザーを照射すれば脱毛することが可能なので、そこまで大きく悩む必要はありません。
ただし、上記の「毛嚢炎」、「硬毛化」は蓄熱式でも起こりますので、熱破壊式に限ったリスクとは言えないでしょう。
医療脱毛の蓄熱式はどのような機械か
蓄熱式は熱破壊式と比較して低出力のレーザーを照射します。
産毛、日焼けした肌、敏感肌への照射に用いられることが多いです。畜熱式は、低出力のレーザーを連続照射し、熱を蓄積して毛を育てる指令を出すバジル領域にダメージを与えます。蓄熱式のメリットとして以下のようなメリットがあると言われています。(ただし、根拠はありません。)
・痛みが少ない
・産毛・細い毛に高い効果を発揮(根拠なし)
・色黒肌・日焼け肌の脱毛ができる(そのかわり効果がほとんどない)
・敏感肌・アトピー肌の炎症のある肌でも脱毛もできる(熱破壊式でも可能)
・硬毛化のリスクが低い(単純に症例数が少ないので硬毛化になった人も少ないと考えられる)
デメリットは、実際に効果を感じるまでに時間がかかることです。目に見えた変化を感じにくいため脱毛効果が出ているのか不安になってしまう人がいますが、蓄熱式の仕組みを正しく理解しておけばそのように感じる必要はありません。(蓄熱式は、通常よりお金を多く支払い毛をあまり薄くしたくない人に向いています)
医療脱毛の蓄熱式が効果ないと勘違いされてしまう理由
なぜ、蓄熱式は効果がないと勘違いされてしまうのでしょうか。その理由を徹底解説していきます。
蓄熱式は、産毛や細い毛に使用されるレーザーですが、細い毛は元々目立ちにくく、抜け落ちても気づいていない場合もあります。それに加え、蓄熱式レーザー器自体の効果がゆっくり現れてくるのもあり、効果がないと勘違いされてしまいます。
また、一回だけの施術で全ての毛にダメージを与えられる訳でありません。毛には毛周期が存在し成長期にある毛にしか施術の効果は与えられないため、脱毛は次に脱毛まで期間が開きます、毛周期に合わせた脱毛の予約となりますので、スケジュール感としては全身脱毛が完了するまで1年半から2年ほどかかります。
脱毛は「時間がかかるものである」としっかりと理解し、効果がないと過度に不安にならないようにしましょう。
ただし、「全くない」というわけではありませんが、実際には「効果が低い」です。そのため、効果がないと思われてしまうのでしょう。
産毛には蓄熱式と熱破壊式のどちらの照射方法が効くか
医療脱毛をする上で、この「産毛」というのはとても厄介な相手です。
「産毛」はレーザーへの反応がよくありません。これは、産毛が「薄い毛」であるためです。
「薄い毛」というのはつまり、「メラニン量が少ない毛」(前述の通り、その中でもメラニン量の大小がありますが)です。
医療脱毛のレーザーは、全ての波長において、毛の「メラニン」に反応しすることで発毛中枢(毛を産み出している場所)を破壊します。
これは、蓄熱式であっても熱破壊式であっても同じです。
レーザー脱毛の仕組み
レーザー脱毛の仕組みを簡単にご説明いたします。
レーザーの光は毛のメラニンに吸収されると、「熱エネルギー」に変換されます。毛や、毛を包む「毛包」という組織はタンパク質でできているので、熱エネルギーによって変性させることができます。「毛包」には毛の元になる細胞が含まれていたり、毛の元になる細胞を作り出す「毛乳頭」と接していたりするため、これらが破壊されることで、毛を新しく生やさなくすることができます。これが本当にかいつまんで説明した場合のレーザー脱毛の原理です。
この熱エネルギーの大きさには、レーザー光の「出力」と毛の「メラニン量」が関係します。
そのため、メラニン量が少ないと、当然変換する「熱エネルギー」も小さくなります。
メラニンを「燃料」と考えてもらうと、イメージしやすいかもしれません。
燃料が少ないと、弱々しい炎になってしまって、十分に熱を与えることができません。
つまり、変換される熱エネルギーが小さい産毛では、なかなか発毛中枢を破壊することができない、というわけです。
その結果、「産毛はなかなか抜けない(脱毛されない)」という事態が起こります。
ただ脱毛されにくいだけならまだ良いのですが、産毛は「硬毛化」することもあります。
「硬毛化」については、こちら
レーザーを熱エネルギーに変換して脱毛する、という仕組みは蓄熱式脱毛でも同じです。
蓄熱式脱毛は1回1回のレーザー出力を抑え、照射回数で皮膚内に徐々にエネルギーを蓄積する照射方法です。
その1回1回の出力が低いため、産毛には反応しにくい照射方法となります。
つまり、熱破壊式でも蓄熱式でも、産毛は等しく「脱毛されにくい」ということになります。
ただし、熱破壊式の医療脱毛の方が、1本1本の毛に再現性が高く、高いエネルギーを加えることが出来るため、熱破壊式をしっかりと知識を持って使用できるクリニックの方が産毛には効果を出しやすいと言えると思います。
筆者は産毛には熱破壊式脱毛をおすすめします。
産毛にはアレキサンドライト・ダイオード・ヤグレーザーのどれが最も効くか
先ほど、深達度は波長が長ければ深くなる、と申し上げました。
では、全ての部位において、最初から波長が長いレーザーを使えばいいのでしょうか?
色々な意見がありますが、当院の見解としては、答えは「いいえ」です。
医療脱毛では、大まかに「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「YAGレーザー」の三種類のレーザーが用いられます。この中で最も波長が長いのはYAGレーザーです。では、なぜ全ての部位で最初からYAGレーザーを用いて脱毛しないのでしょうか?
三種類のレーザーの特徴を一つずつ見て行きます。
アレキサンドライトレーザー(Alex)
波長 | メリット | デメリット |
755nm | ・メラニンへの吸収率が良いため比較的低いフルエンス(出力)で効果を得られ、比較的痛みが少ない。 | ・波長が短くやや深達度がやや浅い
・色素沈着した肌に弱く、表皮焼けを起こしやすい |
アレキサンドライトレーザーは、メラニンへの吸収率が良いため、色白で毛のメラニン量が多い(毛が黒い)人にとっては効果が高く脱毛されると考えられます。また、比較的低い出力で効果を得られるため、痛みを抑えることができます。
Diodeレーザー(半導体レーザー, Diode)
波長 | メリット | デメリット |
800~900nm(810nm, 940nmが多い) | ・AlexとYAGの中間的なレーザー
・圧迫や吸引して照射するため、皮膚が進展され、均一で深達性の良い照射ができる |
・ハンドピースが重くやや大きいので皮膚の凹凸構造が複雑なVIOや顔、痩せ型の人は少し照射が難しい
・皮膚表面から離すとフルエンスが大きく下がるため、ハンドピースが浮かないように注意する。 |
ダイオードレーザーの多くで蓄熱式脱毛が可能です。ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの中間的なレーザーで、機械の値段が比較的安価なため、ダイオードレーザーを用いた脱毛も比較的安価で提供されていることが多いです。
YAGレーザー(Nd:YAG laser, YAG)
波長 | メリット | デメリット |
1064nm | ・波長が長いため深達性が高い
・表皮焼けを起こしにくく、色素沈着した肌にも使用できる。 |
・メラニンへの吸収率が低く、高いフルエンスを必要とするため、痛みが強い
・真皮熱傷に注意 |
YAGは深達性が高いため、アレキで抜けない皮毛角の大きい毛や、硬毛化した毛に有効な場合が多いと考えられます。
一方で、メラニンへの吸収率が低いため、アレキサンドライトレーザーと比べると一回の照射で実感できる脱毛効果が劣る可能性があります。また、高い出力が必要になるため、痛みも強いことが多いです。
ここで産毛のパターンを思い出してください。
皮毛角小(=発毛中枢浅い) | 皮毛角大(=発毛中枢深い) | |
メラニン量大 | ◎(=パターン1と呼ぶ) | ◯(=パターン2と呼ぶ) |
メラニン量小 | ◯(=パターン3と呼ぶ) | ×(=パターン4と呼ぶ) |
向いているレーザー波長 | アレキサンドライトレーザー | ヤグレーザー |
皮毛角が小さいパターン1と3の産毛にはアレキサンドライトレーザーが効果的で、皮毛角が大きいパターン2と4の産毛にはヤグレーザーが効果的だと考えられます。
ダイオードレーザーは2つのレーザーの中間的なポジションのため、パターン1と4で脱毛が出来ない産毛が存在すると考えられます。
従って、産毛はパターン1が最も脱毛されやすいので、パターン1の脱毛効率が最も良いアレキサンドライトレーザーから脱毛を開始し、その後アレキサンドライトでは残りやすいパターン2.4の産毛をヤグレーザーを使用して脱毛していくことが、産毛の減毛率を最も高める脱毛方法だと考えます。
自分の体に生えている毛を最も多く脱毛をしたいのなら、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの両方を使用をすることをおすすめします。
医療脱毛で熱破壊式の施術を行っているクリニックは?
熱破壊式施術を行なっているクリニックは数多くありますが、その中でもレナトゥスクリニックは、患者さん1名1名ごとの要望にあった脱毛を提案し、本当に満足していただけるようなプラン・コースを一緒に考えます。
目に見える変化を生むのはもちろん、施術の効果を最大限に高められるアドバイスを行い、脱毛に関連する悩みではなくても、ひとりひとり寄り添う環境をつくり、患者様の目的に協力し、「レナトゥスクリニックで脱毛して良かった」と思っていただけるよう取り組んでいます。
途中で脱毛している箇所以外の毛が気になった場合は、部位を追加して脱毛していただけます。レナトゥスクリニックは、某美容サイトの口コミも高く、特に施術と価格では満点の評価をもらっており、どこ部位の脱毛も絶対的な自信をもって行なっています。
みなさんも脱毛を始めるときは、わからないところや不安なところはあらかじめ調べておくことや、無料のカウンセリングなどを利用して相談しておくことで、安心して脱毛をできるように準備をしておくようにしましょう。
産毛の特徴を踏まえた上でレナトゥスクリニックでの工夫
以上を踏まえて、当院では「熱破壊式」、「高出力」、「高深達度」の脱毛を心がけています。
熱破壊式の最高峰の最高スペックの脱毛機のみを使用
蓄熱式と熱破壊式を比較した時、どうしても脱毛効果は熱破壊式の方が高くなります。蓄熱式だけが産毛に対して効果が高いということは理論的に考えにくいため、脱毛効果の高い熱破壊式を用いた方が、より産毛の脱毛が可能になると考えられます。
そのため、当院では熱破壊式の脱毛機のみを採用しております。
当院では、一台の機械に「アレキサンドライトレーザー」と「YAGレーザー」の両方が搭載され、切り替えることのできる、熱破壊式の「Gentle Max pro plus」という脱毛機を採用しております。この脱毛機は、厚労省の認可が降りている数少ない脱毛機の一つです。
産毛のパターン1から4までを限界まで脱毛をすることが出来ます。
高出力
出力に関しましては、その方のお肌に合わせ安全に配慮した上で、上限ギリギリまで高くして行きます。色が白く、保湿がしっかりされているお肌の方は、機械が出せる最高値まで出力を上げることもあります。
高深達度
また、深達度に関しましては、全ての機械に最大口径の26mmを搭載しております。そのため、当院で脱毛を受けられる全ての患者様に、26mmスポットでの照射を受けて頂いております。(眉下、鼻毛など、範囲が狭すぎて26mmでの照射が困難な部位は除きます)
また、照射技術やパルス幅等の設定でも深達度は変化しますが、当院では脱毛技術と知識を常に高め続けております。
効果の高い脱毛をお探しの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
参考文献:著 葛西健一郎「基礎から学ぼう医療レーザー脱毛入門」文光堂 他
産毛脱毛のまとめ
- 「産毛」に関する客観的な定義はない
- 産毛はメラニン量の大小と皮毛角で4つに大きく分けて考えることができる
- 熱破壊式でも蓄熱式でも、産毛は等しく「脱毛されにくい」が、熱破壊式の方が筆者の経験上は脱毛効果が高い
- 産毛のパターン1,3→2.4の順に産毛を減らすのが効率が良い
- 熱破壊式のアレキサンドライト→ヤグレーザーの順に脱毛をすることが産毛に最も効果的と考えられる
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2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」を遵守し、当ページは医師免許を持ったレナトゥスクリニックの医師監修のもと掲載しています。ジュビダームビスタ認定医、ボトックス認定医も取得しております。
脱毛をしたい初心者から既に脱毛を開始している全ての皆様にオススメできるレナトゥスクリニックを是非、候補の一つに入れてみてくださいね。
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