医療脱毛のリスクと副作用

リスクと副作用

医療脱毛には肌トラブルのリスクと副作用があります

医療脱毛は、清潔感が出る、快適に過ごせる、ファッションが楽しめるなど様々なメリットがあります。また、最近は料金も下がり、気軽に医療脱毛施術を受けることができるようになりました。

しかし、医療脱毛のリスクや副作用には注意が必要です。

医療脱毛を受けたら赤みやブツブツが出た、火傷になってしまった、跡が残ってしまった、逆に毛が太くなってしまった、などSNS上では様々な体験談を見ることができます。

脱毛ぴよ子
脱毛ぴよ子
医療脱毛を受けるのが怖くなってきた……
渡邊医師
渡邊医師
しっかりと対策をすれば大丈夫だよ

医療脱毛は様々なクリニックで安全第一で行われていますが、リスクをゼロにすることはできません。リスクにうまく対応できるクリニックを選ぶべきです。

医療脱毛のリスクや副作用をしっかりと理解し、リスクや副作用にうまく対応をしてくれるクリニックで医療脱毛をしましょう。

医療脱毛によって起こる可能性のある肌トラブル

医療脱毛は細胞を破壊して永久脱毛の効果を出す行為です。安全対策はとられていますが、完全にリスクをゼロにすることはできません。副作用やリスクも一定の確率でおきてしまいます。ただし、安全対策はしっかりととられているクリニックが多く、危険ではなく、副作用やリスクにも適切に対処をしてもらえます

統括院長医師 副田周
統括院長医師 副田周
火傷、毛嚢炎、硬毛化、蕁麻疹、アレルギー反応が主なリスク!対処できればそこまで怖くない。
万が一の時のために、診察代やお薬代が無料のアフターケアがしっかりとしたクリニックを選びましょう

赤み

赤み

医療脱毛後には赤みが出るのは普通のことで、通常数分〜24時間以内には消失します。長引く場合はステロイド軟膏を使用し対処します。赤みが出た後の過ごし方は、刺激を減らして早く炎症を治めることが重要です。

毛嚢炎

毛嚢炎

毛嚢炎とは、毛穴(毛包)に一致した炎症症状のことです。毛穴に細菌(肌の常在菌のブドウ球菌のことが多い)が繁殖しておこる、ニキビのような赤いブツブツのことで、以下がポイントになります。

✔︎レーザー脱毛後当日から2〜3週間後に出来るニキビのようなもの
✔︎感染による毛嚢炎は脱毛後およそ2週間以内に起こることが多い
✔︎皮膚を清潔にすると治ることが多いが、症状によって抗菌薬を使用します
✔︎電気シェーバー・清潔・日焼けしない・擦らない・保湿で対策できる

レーザー脱毛施術直後に毛包に一致した赤みが出るものは、レーザーによる毛包の破壊に起きる炎症によるものです。また、破壊された毛包からの抗原が引き金になる可能性がある、アレルギー反応も毛包に一致した赤みが見られます。

毛嚢炎が出た場合は、跡にならないようにクリニックに連絡をして早めに対処をしてもらいましょう。上記で説明した通り、毛嚢炎は感染が原因のものと、そうでないものがあります。

毛嚢炎について詳しくは以下で解説しています。

やけど

火傷

医療脱毛は毛根に熱を与え、その周辺の細胞を破壊する仕組みです。毛の周辺の細胞を、あえてやけどさせて永久脱毛をしている、と言い換えることもできます。つまり、皮膚の表面はやけどをさせずに、毛根の周辺の細胞のみやけどをさせて永久脱毛をする行為が医療脱毛なのです。

医療脱毛の仕組み上、やけどのリスクは起こる可能性があります。やけどの判断は「痛み」が最も重要です。脱毛の施術時に痛みがあった、痛みが引かない場合はやけどをしている可能性があります。また、水ぶくれがある場合もやけどの可能性があります。以下がやけどのポイントになります。

✔︎やけどを予防する方法は、保湿をする、日焼けしない、良い脱毛クリニックを選ぶこと
✔︎やけどの治療法は直後に冷やすこと(クーリング)、ステロイド外用(お薬を塗る)
✔︎やけどの後の色素沈着や色素脱失の改善方法は「触らないこと」
✔︎治るやけどは表皮熱傷、治らないやけどは真皮熱傷。

やけどが出た場合は、クリニックに連絡をして早めに対処をしてもらいましょう。

硬毛化・増毛化

硬毛化

レーザー脱毛や光脱毛を繰り返しているうちに、照射部位の毛が太くなってくる(硬毛化)、あるいは、一度減ったのにまた増えてくる(増毛化)といった現象が起こります。

レーザーの出力が不足していたため、逆に毛が活性化してしまうことが原因であると言われています。

硬毛化の発生頻度は不明です。硬毛化発生頻度は違うものの、どの脱毛機であれ硬毛化を避けることは出来ません。たとえ蓄熱式だろうが、ダイオードだろうが、硬毛化はする時はします。
医療脱毛だけでなく、エステ脱毛でも硬毛化が確認されています。

硬毛化の改善方法は、より効果的な脱毛施術を行う、針脱毛を行う、自然治癒を待つという方針になります。

炎症後色素沈着

脱毛後1ヶ月程度にできる、お肌が黒ずんだようになることがあります。

統括院長医師 副田周
統括院長医師 副田周
わかりやすく言うと、火事のあとの「焼け跡」です

炎症=火事、色素沈着=PIH=焼け跡、とまずは覚えて読み進めてください。

日本皮膚科学会によると、炎症後色素沈着とは”急性あるいは慢性の皮膚における炎症過程に続いて生じるメラニンの貯留”を指しています。

読み替えると、急に(ずっと)お肌に火事が起こるとメラニンが貯まって焼け跡になる、ということになります。

つまり、どのような病態であっても、お肌に炎症が起こった後は色素沈着が残るリスクがあるということです。

炎症後色素沈着は、摩擦をせずに保湿をしていれば、次第に改善していくので安心してくださいね。

アレルギー反応

医療脱毛のリスクの1つに、アレルギー反応があります

毛穴に一致した赤色の皮疹が見られます。

レーザー脱毛で破壊された毛包からの抗原が引き金となる要因が指摘されています。

治療は、抗ヒスタミン薬内服とステロイドの塗り薬を行います。

蕁麻疹と同時に出現することもあり、蕁麻疹が強く出た場合はアナフィラキシーショック(血圧低下、呼吸困難)への移行に注意が必要です。

蕁麻疹

医療脱毛後の蕁麻疹

医療脱毛のリスクの1つに、蕁麻疹・蕁麻疹様紅斑があります

じんま疹(蕁麻疹)は、真皮上層のマスト細胞から遊離されたヒスタミンなどのケミカルメディエーターにより、一過性の血管拡張、浮腫が起こり、紅斑、膨疹、掻痒をきたす疾患です。

皮疹を誘発する誘因が不明の特発性蕁麻疹と、誘因が特定される刺激誘発型じんま疹に分けられます。

誘因が特定できることは少なく、特発性の割合が多い(95%)のが特徴です。

医療脱毛では、レーザーの物理的刺激で起こっていると考えると、物理性蕁麻疹に分類されます。

ただし、蕁麻疹の原因は不明であることが多く、レーザー脱毛が直接の原因ではない可能性もあります。

皮疹は通常数時間から24時間以内に消失します。

24時間以上持続するものを、蕁麻疹様紅斑と呼びます。

1か月以内で治癒するものを、急性蕁麻疹といい、それ以上続くものを慢性蕁麻疹といいます。

治療は、誘因の除去、抗ヒスタミン薬内服を行います。

アナフィラキシーショック(血圧低下、呼吸困難)への移行に注意が必要です。

照射漏れ

肌トラブルではありませんが、照射漏れのリスクもあります。

レーザーがうまく当たらずに、部分的に毛が残ってしまうことを言います。打ち漏れとも呼ばれます。施術後2週間経過しても毛が抜け落ちずに、1列に生え残っている、塊で生え残っている場合はクリニックに照射漏れかを聞いてみると良いでしょう。ただし、VIの境目は照射をしていても塊で毛が残ることが多々あるので注意が必要です。

医師の判断で、明らかに照射漏れと判断された場合には、無料で再照射を受けることができます。

美容サロン脱毛は医療脱毛よりリスクや副作用が低い?

エステで行われる美容サロン脱毛は、医療脱毛よりもリスクや副作用が起きにくいのでしょうか?

実はそうとも限りません。医療脱毛は永久脱毛効果がありますが、美容脱毛は一時的に毛の発育を抑制するだけです。効果も低いので、リスクや副作用も一般的に小さくなります。

光脱毛でリスクが上がる

美容脱毛では、主に光脱毛という種類の脱毛機が使用されます。光脱毛は、毛だけではなく、お肌にも広く作用します。このため、毛に効果を出そうと思い出力を上げると、お肌にも光が作用してしまいます。このため、ヤケドなどの副作用はレーザー脱毛よりも起こりやすい可能性があります。

施術者が無資格者

美容脱毛では、施術を担当するのは国家資格のない無資格者です。このため、医学的知識に乏しく、副作用やリスクが起きやすい状態でも脱毛をしてしまい、結果的に副作用が出てしまうことがあります。例えば、日焼けがある場合に光脱毛を行うとやけどのリスクが上がります。しかし、どの程度のお肌の色味であれば問題がないのかを理解することが難しいので、やけどを起こしてしまうことがあります。

美容脱毛は出力が低くて痛みも少なく安全、とは単純に言い切れません。

リスクや副作用が不安な方こそ、皮膚科や医療脱毛専門のクリニックで施術を受けることをおすすめします

リスクと副作用を起こさないための対策

リスクや副作用に強い技術力や診断力のあるクリニックで医療脱毛を受ける

リスクや副作用への対応力は、医師や看護師の経験数と知識により変わってきます。あなたのお肌の色や毛質に合わせて、リスクや副作用を抑えつつ、効果を最大限引き出してくれるクリニックを選びましょう。レーザーの設定や出力を細かく調整して脱毛をしてくれます。また、照射後の軟膏の塗布といったアフターケアもリスクを最小限にするためには大切です。

無料カウンセリングやwebサイトで、アフターケアについても調べておくと良いでしょう。

保湿と紫外線対策のスキンケアをこころがける

脱毛の仕組みは、黒いメラニンに反応させて脱毛をしていきます。

お肌が黒いと、そのメラニンに反応してお肌にレーザーが反応してしまいます。

脱毛前に日焼けをしてしまうと、毛に行くはずのエネルギーがお肌に取られてしまうので、脱毛の効果も下がってしまいますし、痛みも感じやすくなってしまいます

また、肌表面が日焼けしてしまっている状況は、軽い火傷状態になっています。

その状態でさらに脱毛を行うことでより、炎症に炎症が重なり火傷しやすくなったり、レーザーの跡の型で色素沈着がついてしまう可能性もあります。

以上のことから脱毛の効果を実感したいのであれば、脱毛期間中の日焼けは避けたいものです。

脱毛後のお肌は火傷を覆っている状態と似ており、水分量が少なくなっています。
そのようなお肌は「小皺ができやすい」「ニキビができやすい」といった状態です。
そんな状態を続け、レーザーによってダメージを与えると通常よりも炎症が起こりやすいです。
それだけでなく、乾燥しているお肌の状態だと、脱毛によってせっかく引き締まった毛穴が皮脂を分泌しようと開いてしまいます。

脱毛をすることによって毛穴が引き締められたことにプラスして保湿をきちんと行うことで肌の状態が良好となり、普段も綺麗なお肌をキープしやすくなります。

硬毛化に対応できるクリニックを選ぶ

硬毛化に対応できるクリニックは少ないです。理由は、スペックの高い医療脱毛機械が必要であること、針脱毛が必要であることです。

レナトゥスクリニックで採用しているような、ジェントルマックスプロプラスというハイスペックな医療脱毛機械では、ヤグレーザーを高出力で使用することができ、硬毛化に効果的です。

針脱毛も用意があるクリニックが少ないので、事前に針脱毛を用意してあるのかを確認しておきましょう。

医療脱毛は自由診療なのでアフターフォロー体制が大切

医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。そのため、医療脱毛で起きた副作用は自己負担での治療となってしまいます。

ほとんどのクリニックではお薬代は無料なので、最低でも無料で対応してもらえるクリニックを選びましょう。また、保険診療の皮膚科も標榜しているクリニックだと、アフターケアの点で安心できるといえるでしょう。

脱毛直後ではなく、家に帰ってからこれらの副作用に気づくことがあります。そのため、遠隔診療のできるクリニックで、お薬も郵送でしてもらえるとクリニックが遠方でも便利ですよね。

レナトゥスクリニックでは、副作用が起こっても遠隔診療で対応でき、お薬も郵送で対応が可能です。医療脱毛はアフターケアもしっかりとしていると安心をして通うことができますね。

統括院長医師 副田周
統括院長医師 副田周
副作用は、意外と多く起こっています。対応がしっかりとしているクリニックを選ぶのがポイントです。

よくある質問

医療レーザー脱毛で汗が増えた気がするのですが?

医療脱毛で汗が増える、ということは報告されていません。よく、脇脱毛の後にこの主張をされる方がいらっしゃいます。これは、今までは脇毛で汗がながれにくっかったものが、脇毛がなくなるので汗が流れやすくなったため、汗が増えたのではないかと勘違いするためだと考えられます。

汗が気になる方は、ボトックス注射で脇汗を止めることもできますので、脇脱毛と一緒にご相談ください。

まとめ

医療脱毛は多くのメリットがありますが、リスクや副作用が出る可能性があります。

効果を高くし、リスクや副作用が起こらないように、リスクや副作用に強くアフターケアもしっかりとしているクリニックで医療脱毛の施術を受けると良いでしょう。

日頃の保湿や日焼け対策はしっかりとしておきましょうね。

医療脱毛はどこを選べばわからない!という方は、まずはレナトゥスクリニックの無料カウンセリングを予約すると良いでしょう。

1つカウンセリングに行くと、比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。

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医療脱毛施術詳細

【施術名】医療脱毛
【施術内容】厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機械熱破壊式ジェントルマックスプロジェントルマックスプロプラスバルジ領域・毛根・毛母細胞などの毛包周囲組織を破壊し、永久減毛効果を出す施術です。
料金お試し医療脱毛¥110円(税込)全身脱毛5回ライトプラン¥14,9800円(税込)
医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】ヤケド痛み赤み毛嚢炎蕁麻疹アレルギー反応硬毛化色素沈着色素脱失痒み乾燥埋没毛ほくろしみが薄くなる・肝斑の悪化まつ毛、眉毛、髪の毛の脱落腫れ
【問い合わせ先】公式LINE
料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

監修医師一覧(専門医情報)

この記事の監修者
    • 副田周
    • 医療脱毛専門レナトゥスクリニック
      レナトゥスクリニック統括院長。元剛毛アトピー、現美肌。大手美容外科院長を経て、医療脱毛の面白さに気付く。
自身が医療脱毛で検索し脱毛をしに行き、粗悪な脱毛機とその効果の低さで毛が抜けず悲しむ。ネット検索では良い脱毛に辿り着けない現状を変えるため、脱毛を徹底的に勉強した。自分で一流の脱毛器とAIベンチャーと共同して脱毛方法編み出し、それをリーズナブルに提供することで社会貢献をすること誓い現在に至る。富山大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック東京田町院を開業。レーザー脱毛士
      SNS:X(旧twitter)InstagramTiktokYoutubeFacebookPinterestLinkedin

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