目次
- 1 ワキ脱毛の注意点と「最短で終わらせる」ための秘訣
- 2 上腕(二の腕)脱毛の注意点 「硬毛化」リスクNo.1部位の攻略法
- 3 大腿(太もも)脱毛の注意点 「抜け残し」と「照射ムラ」を防ぐプロの技
- 4 女性の背中・胸の脱毛の注意点 硬毛化リスクと「終わりの見極め」が重要
- 5 男性の背中・胸の脱毛の注意点 「深さ」と「硬毛化」に勝つための戦略
- 6 VIO脱毛の注意点 「黒ずみ」と「白髪」を攻略するプロの選択
- 7 軟毛(産毛)脱毛の注意点 「なんとなく」で手を出すと後悔する理由
- 8 女性の顔の脱毛の注意点 「硬毛化」を防ぎ、陶器肌を作るための絶対ルール
- 9 男性の顔(ヒゲ)脱毛の注意点 男の脱毛は「深さ」と「痛み」との戦い
- 10 特殊な毛の脱毛と注意点 ほくろ・アザ・ケロイド…医師の判断が必要なケース
- 11 医療脱毛ならレナトゥスクリニック
- 12 COLUMN 医療脱毛コラム
- 13 医療脱毛施術詳細
- 14 監修医師一覧(専門医情報)
ワキ脱毛の注意点と「最短で終わらせる」ための秘訣
ワキ脱毛は「医療脱毛の登竜門」であり、最も簡単な部位だと思われがちです。
しかし、実際には「10回以上やってもチョロチョロ残る」「真ん中だけ抜けない」という失敗が後を絶ちません。
それは、ワキの毛の複雑な生え方を理解していない照射に原因があります。
1. ワキの毛の医学的特徴(なぜ抜けやすい?)
基本的には、ワキの毛は太くしっかりしており、皮膚に対して斜め(皮毛角が小さい)に生えています。
そのため、毛根の位置が比較的浅く、レーザーが届きやすいため、本来は非常に抜けやすい部位です。
しかし、これには「2つの落とし穴」があります。

2. 「抜けにくい場所」の正体と攻略法
① 上下の「端っこ」が残る理由
ワキの端の方は毛が細くなりやすく、さらに照射漏れが起きやすいエリアです。
【対策】 端の部分は意識的に重ね打ち(オーバーラップ)を行い、仕上げ段階では出力を上げて細い毛を狙い撃ちします。
② 「真ん中だけ」残る理由(重要!)
ワキの中央部は、毛の流れが上向きから下向きへと逆転する場所です。
ここでは毛が皮膚に対して「垂直」に生えているため、毛根の位置が最も深くなります(絶対深度が深い)。
そのため、深達度の浅いアレキサンドライトレーザーでは届かず、ここだけ残ってしまうのです。
【対策】 むあう深部まで届く「ヤグレーザー」に切り替えて照射することで、垂直に生えたしぶとい毛も根こそぎ破壊します。(これができるのはジェントルマックスプロプラス等の複合機だけです)
3. 「回数重視」vs「痛み重視」あなたはどっち?
ワキ脱毛には2つのアプローチがあります。
A. 痛み重視(ダイオード・蓄熱式)
- ・痛みは少ない
- ・回数がかかる(10回以上)
- ・ダラダラ通うことになる
B. 最短重視(高出力アレキ・ヤグ・熱破壊式)
- ・痛みは強い(麻酔推奨)
- ・5回以内で完了も可能
- ・最短ルートで終わる
レナトゥスクリニックは、迷わず「B(最短ルート)」を提案します。
痛みは麻酔と冷却でコントロールできるからです。
4. 色素沈着・脇汗・神経への配慮
- 黒ずみ(色素沈着):
カミソリ負けで黒ずんでいても、ヤグレーザーなら肌表面を避けて照射できるため、安全に脱毛可能です。 - 痩せ型の方:
脂肪が薄いと、奥にある神経に響くことがあります。皮膚を引っ張って照射するなどの技術で回避します。 - 脇汗が増える?:
医学的に汗が増えることはありません。毛がなくなって汗が流れやすくなるため、増えたように感じるだけです。気になる場合はボトックス併用がおすすめです。
上腕(二の腕)脱毛の注意点
「硬毛化」リスクNo.1部位の攻略法
二の腕は、自分では見えにくいですが、意外と人に見られている部位です。
しかし、安易に脱毛を始めると「毛が逆に濃くなってしまった(硬毛化)」というトラブルが最も起きやすい危険地帯でもあります。
⚠️ 最大のリスク「硬毛化(こうもうか)」
上腕の毛は、細くて色素が薄い「産毛(軟毛)」がほとんどです。
メラニン色素が少ないため、レーザーの熱が十分に伝わりきらず、「毛根を破壊するどころか、中途半端な熱刺激で活性化させてしまう」ことがあります。
これが硬毛化の原因です。
- ❌ アレキサンドライトレーザー
- ❌ 出力の低い蓄熱式
これらは産毛に対して決定打になりにくく、硬毛化を誘発するリスクが高いと言われています。

どうすれば防げる?上腕の攻略法
① 「ヤグレーザー」で深部まで焼き切る
硬毛化した毛や、抜けにくい産毛に対する特効薬は「ヤグレーザー」です。
膝周りなどの抜けにくい毛と同様に、深達度の高いヤグレーザーを高出力(高フルエンス)で照射することで、毛根の奥底(毛乳頭)を確実に破壊します。
当院では、硬毛化の兆候が見られた場合、即座にヤグへ切り替える対応を行います。
② 最後の手段「針脱毛(ニードル)」
レーザーでもどうしても抜けない、白髪になってしまった、という場合は「針脱毛」が有効です。
毛穴に直接電気を通して破壊するため、毛質に関係なく確実に処理できます。
レナトゥスクリニックは、医療脱毛と針脱毛の両方に対応している数少ないクリニックです。
肩・背中との「境目」に注意
上腕だけを脱毛すると、肩や背中の毛との境目がくっきり目立ってしまい、不自然になることがあります(境界線問題)。
上腕を脱毛する際は、「背中」や「うなじ」を含めた上半身セット、あるいは「全身脱毛」で全体的に薄くしていくのが最も自然で美しい仕上がりになります。
大腿(太もも)脱毛の注意点
「抜け残し」と「照射ムラ」を防ぐプロの技
太ももは面積が広く、比較的脱毛しやすい部位と思われがちです。
しかし、実際には「頑固に残る太い毛」や「シマシマに残る照射ムラ」に悩まされることが多い部位でもあります。
その原因は、「毛の深さ」と「足の形」にあります。
1. 「太い毛」は根が深い!届かないレーザーの罠
太ももの毛は、比較的素直に生えていることが多いですが、毛量が多いうえに非常に太い毛(剛毛)が混ざっていることがあります。
太い毛は、比例して「毛根」も長く、皮膚の奥深くまで達しています。
ここで問題になるのがレーザーの「深達度」です。
一般的なアレキサンドライトレーザーや光脱毛では、深さが足りず、毛根の底(毛乳頭)までエネルギーが届かないことがあるのです。
👑 解決策:ヤグレーザー
深い毛には、深達度の高い「ヤグレーザー」が必須です。
レナトゥスなら、抜けにくい太い毛を見極め、即座にヤグに切り替えて深部まで破壊します。

2. 足の形による「照射ムラ」のリスク
太ももは、足の付け根(近位)が太く、膝(遠位)に向かって細くなる「円錐形」をしています。
この周径の差を計算せずに、ただ漫然とレーザーを当てていくと、スポット(照射口)の並びにズレが生じ、必ず「当て漏れ(隙間)」ができてしまいます。
❌ 悪い照射
太さの変化を無視して一様に当てると、重なったり隙間ができたりして、シマシマに残る原因になります。
✅ レナトゥスの照射
周径の変化に合わせてマーキングを工夫し、スポットの配置を微調整しながら照射します。
これにより、隙間のない均一な脱毛を実現します。
意外と焼けている?日焼けへの対応
太ももは普段服に隠れていますが、夏場にショートパンツなどで日焼けし、色が戻りきっていないことがあります。
褐色になった肌にアレキサンドライトレーザーを当てると火傷のリスクがあるため、その場合は「ヤグレーザー」を選択して安全に照射します。
女性の背中・胸の脱毛の注意点
硬毛化リスクと「終わりの見極め」が重要
背中は自分では見えませんが、水着やドレスを着る際に最も視線を集める部位です。
しかし、医療脱毛において背中は「最も難易度が高く、トラブル(硬毛化)が起きやすい部位」の一つです。
ただ回数を重ねるだけでは、逆に毛が濃くなってしまうことさえあります。
1. なぜ背中の脱毛は難しいのか?
背中の毛は、人によってタイプが異なりますが、最も多いのが「中くらいの太さの毛がびっしり生えている」タイプです。
これが厄介なのです。
⚠️ 硬毛化(こうもうか)のリスク
このタイプの毛に対して、痛いからといって出力を下げたり、中途半端なレーザーを当てたりすると、毛根が死滅せずに活性化し、元よりも太く長く変化してしまう(硬毛化)ことがあります。
【医師の本音】
「痛がっても条件(出力)を弱めないほうがよい」とされています。
心を鬼にして、最初から強い出力で叩くことが、結果的に患者様のためになるのです。
2. 硬毛化を防ぐ「攻め」の選択肢
硬毛化リスクが高い背中には、アレキサンドライトや光脱毛よりも、「ヤグレーザー」を高出力(高フルエンス)で照射するのが最も安全で確実です。
ヤグは深達度が高く、毛根の奥底まで熱を届けるため、生半可な刺激による活性化を防ぎます。
また、背中は日焼けや地黒の方も多いですが、ヤグなら表皮の火傷リスクを抑えて安全に照射できます。
👑 当院の対応
背中などのリスク部位には、ヤグレーザーの使用を積極的に提案します。
3. 「終わり」の見極めが肝心
背中の毛は、太い毛から順に抜けていき、だんだん細い毛だけが残ります。
しかし、細い毛はレーザーの熱を吸収しにくいため、完全に無くすのは至難の業です。
これを無理に消そうとして出力を上げすぎると、今度は火傷のリスクが高まります。
「1本残らず無くすことは不可能に近い」と理解し、全体的に薄くなり目立たなくなった時点で完了とするのが、肌のためにも賢い選択です。
※回数の目安:10〜20回かかることも珍しくありません。
背中こそ、機械選びで失敗できない部位です。
男性の背中・胸の脱毛の注意点
「深さ」と「硬毛化」に勝つための戦略
かつては男らしさの象徴だった胸毛や背毛も、現代では「清潔感がない」と敬遠されがちです。
しかし、男性の背中脱毛は、女性よりもさらに難易度が高く、生半可な出力では太刀打ちできません。
その理由は「毛の深さ」にあります。
1. 男性の毛は「垂直」だから深い!
男性の背中や胸の毛は、太いだけでなく「皮毛角(毛が生える角度)」が大きいのが特徴です。
毛が皮膚に対して垂直に近い角度で立って生えているため、その分、毛根の位置が皮膚の深層(かなり深い場所)に位置します。
⚠️ アレキサンドライトの限界
深達度の浅いアレキサンドライトレーザーでは、この深い毛根の先端までエネルギーが届かず、効果が不十分になることがあります。

深い毛には「ヤグ(右)」が必須
2. 「硬毛化」と「日焼け」のダブルパンチ
① 上背部は硬毛化しやすい
背中の上部は「硬毛化」の好発部位です。
痛いからといって弱い出力でダラダラ照射を続けるのは、毛を活性化させるだけで逆効果です。
「早めに高出力(高フルエンス)で勝負をかけて、耐えられなければ打ち切る」くらいの覚悟で攻めるのが正解です。
② 日焼け肌が多い
男性は日焼けしていることが多く、肌の色が浅黒い場合、アレキサンドライトでは表皮火傷のリスクが高まります。
ここでもやはり、色黒肌に強く深達度の高い「ヤグレーザー」の出番となります。
レナトゥスの「攻め」の選択
通常は「アレキサンドライトで様子を見てからヤグに変える」のが一般的ですが、
当院では男性の背中や胸に対して、「ヤグレーザー」で徹底的に叩くプランも推奨しています。
痛みは伴いますが、麻酔を併用して最短で剛毛を駆逐します。
VIO脱毛の注意点
「黒ずみ」と「白髪」を攻略するプロの選択
衛生面や「介護脱毛」として人気のVIO脱毛ですが、デリケートな部位だけにトラブルも多く、高度な技術が求められます。
特に「色素沈着(黒ずみ)」と「複雑な形状」が、脱毛を難しくしています。
1. 実は「抜けやすい」が「激痛」な理由
VIOの毛は太くてしっかりしていますが、実は「皮毛角(毛が生える角度)」が小さく、寝て生えているのが特徴です。
そのため、毛根の位置自体はそれほど深くなく、レーザーの当たり判定(垂直投影面積)も大きいため、本来は脱毛効果が出やすい部位なのです。
⚠️ ただし痛い!
毛が太いぶん、レーザーを吸収した時の発熱量が大きく、さらに密集しているため、強い熱が発生して強い痛みを感じます。
「効果が高い=痛い」の代表例です。

2. 黒ずみ(色素沈着)には「ヤグレーザー」一択
VIO、特にIラインやOラインは色素沈着が強い部位です。
ここにメラニン吸光度の高いアレキサンドライトや光脱毛を当てると、毛だけでなく皮膚の黒色にも反応し、火傷のリスクが高まります。
👑 ジェル不要の「空冷ヤグ」が最強
色素沈着があっても安全に照射でき、深達度の高い「ヤグレーザー(YAG)」が最適です。
また、VIOはヒダなどの凹凸が多く、ジェルを塗るタイプ(ダイオードなど)は操作性が悪く打ち漏れの原因になります。
ジェル不要で、皮膚を引き伸ばしながら細かく照射できる「空冷式(ジェントルシリーズ)」が圧倒的に有利です。
3. 形はどうする?「白髪」の落とし穴
「薄くする」のは難しい
「全部なくすのは抵抗があるから、全体的に薄くしたい」という要望がありますが、実はこれは難易度が高いです。
間引くように均一に減らすことは難しく、どうしても「まだら」に残ってしまう時期があります。
迷うなら、最初は全照射して量を減らし、途中から形を整えるのが安全です。
白髪はレーザーで消えない
レーザーは黒い色に反応するため、白髪には全く効果がありません。
黒い毛がなくなると、今まで隠れていた白髪が逆に目立って見えることがあります。
白髪も完全に無くしたい場合は、レーザー終了後に「針脱毛(ニードル)」をするしかありません。
軟毛(産毛)脱毛の注意点
「なんとなく」で手を出すと後悔する理由
顔、二の腕、背中、うなじなどに生えている、細く色素の薄い毛を「軟毛(産毛)」と呼びます。
「ついでにここも無くしたい」と軽い気持ちで始める方が多いですが、実は軟毛脱毛は「医療脱毛の中で最も難易度が高く、リスクが大きい」施術です。
生半可な覚悟で挑むと、毛がなくならないどころか、かえって濃くなる(硬毛化)可能性があります。
1. なぜ産毛は抜けないのか?
- ❌ メラニンが少ない
レーザーは黒い色(メラニン)をターゲットにして熱を発生させます。色が薄い産毛は熱が発生しにくく、毛根を破壊する温度まで上がらないことが多いです。 - ❌ 必要なエネルギーが数倍
メラニンが少ない分、毛根を破壊するには「通常の脱毛の数倍」という危険なレベルの高出力(高フルエンス)が必要になります。 - ❌ 硬毛化のリスク大
中途半端な熱刺激を与えると、逆に毛根が活性化し、太く長く変化してしまう(硬毛化)リスクが非常に高い部位です。
2. それでもやりたい場合の「4つの戦略」
医学的に考えられる対処法は以下の4つです。当院では患者様と相談の上、方針を決定します。
① 諦める・施術しない(推奨)
「目立たないなら触らない」のが一番低リスクで賢明な判断です。
硬毛化して後悔するよりは、そのままにしておく勇気も必要です。
② 毛を焼いて「脱色」させる
永久脱毛ではありませんが、レーザー(QスイッチYAGなど)で毛を白く焼き切る方法です。
2ヶ月程度は毛がない(見えない)状態を維持できますが、また生えてきます。
③ 本気で永久脱毛に挑戦する(ハイリスク・ハイリターン)
どうしても無くしたい場合、火傷のリスクを承知で「限界ギリギリの高出力」で照射します。
方法は2つあります。
- Alex高出力:色白の方限定。表皮火傷のリスクが高いですが、毛が焼けてなくなる実感があります。
- YAG高出力:表皮火傷は起きにくいですが、激痛を伴います。また、深部での火傷(瘢痕化)のリスクがあります。
※成功率は2〜4割程度という厳しいデータもあります。
④ 針脱毛(ニードル)で確実に仕留める
レーザーが効かないなら、電気の力で1本ずつ処理する「針脱毛」が確実です。
コストと時間はかかりますが、硬毛化リスクゼロで確実に無くせる唯一の方法です。
レナトゥスクリニックのスタンス
私たちは「産毛も簡単に抜けます」とは言いません。
リスクを正直にお伝えした上で、それでも挑戦したい方には「高出力レーザー」または「針脱毛」という、プロとしての解決策を提供します。
女性の顔の脱毛の注意点
「硬毛化」を防ぎ、陶器肌を作るための絶対ルール
顔脱毛は「化粧ノリが良くなる」「毛穴が目立たなくなる」と非常に人気の施術です。
しかし、顔の毛は再生力が強く、中途半端な照射では「逆に濃くなる(硬毛化)」リスクが高い部位でもあります。
ただの産毛だと思って侮ってはいけません。
1. フェイスラインは「硬毛化」の危険地帯
痛くても「出力を下げてはいけない」理由
顔、特に「下顎(あご)〜フェイスライン」は硬毛化の好発部位です。
顔は血流が良く、毛根の再生力が非常に強いため、弱いダメージを与えると「攻撃された!」と反応して、かえって太く強い毛を作ろうとします。
痛いからといって出力を下げて照射を続けることは、硬毛化を促進する行為(=失敗)になりかねません。
当院では、硬毛化を防ぐために、患者様が耐えられるギリギリの「高出力(高フルエンス)」で攻める方針をとっています。
2. 口周りのヒゲは「垂直」だから抜けない?
鼻下や口周りの毛は、皮膚に対してほぼ90度(垂直)に生えています。
垂直に生えている毛は、毛根の位置が深くなるため、通常のレーザーでは届きにくいという特徴があります。
ここを完全に無くすには、深達度の高い「ヤグレーザー」の高出力照射が必要になりますが、かなり痛みを伴います。
当院では麻酔を使用し、しっかりと深部までエネルギーを届けます。
3. 「すっぴん」で行かないと火傷する!
最近の化粧品(日焼け止めやファンデーション)には、強力な「紫外線吸収剤」や「反射粒子」が含まれています。
これらが毛穴に残った状態でレーザーを当てると、レーザー光を吸収して異常発熱し、顔全体に火傷を負う危険性があります。
「さっと洗顔」では落ちません。施術前は、クレンジングで徹底的にメイクを落としていただきます。
⚠️ ここに注意
「白く見せるためのパウダー」などもレーザーを妨害します。 完全な素肌で挑むことが、効果と安全のカギです。
4. 嬉しい副次的効果(ニキビ・毛穴・肝斑)
- ✨ ニキビ改善
毛がなくなることで、毛穴の詰まりや炎症が減り、ニキビができにくい肌になります。 - ✨ 毛穴レス
毛穴の黒ずみ(実は毛だったりします)が消え、引き締まって見えます。 - ✨ 肝斑(かんぱん)の改善
自己処理(カミソリ)による摩擦が減るため、肝斑が薄くなる効果も期待できます。
男性の顔(ヒゲ)脱毛の注意点
男の脱毛は「深さ」と「痛み」との戦い
ヒゲ脱毛は、今や男性のエチケットとなりつつあります。
しかし、ヒゲは人体の毛の中で最も手強く、生半可なエステ脱毛や出力の低い医療脱毛では、「何十回通っても無くならない」という泥沼にハマりやすい部位です。
なぜヒゲだけがこれほど特別なのか、医学的に解説します。
1. なぜヒゲは抜けないのか?(深さ8mmの壁)
男性のヒゲは、太いだけでなく「皮毛角(ひもうかく)が大きい(垂直に生えている)」のが最大の特徴です。
毛が立っている分、毛根の先端は皮膚の奥深く、時には深さ8mmにも達します。
一般的な脱毛レーザー(アレキサンドライトや光)では、この深さまではエネルギーが届きません。
表面を焼くだけで毛根が生き残ってしまうのです。
👑 攻略法:ヤグレーザー
この深さに到達できるのは「ヤグレーザー(YAG)」か、高出力のダイオードのみです。
レナトゥスでは、ヤグレーザーを使用し、深部の毛根を狙い撃ちします。

一番右のYAGでないと届かない
2. 「全体的に薄くしたい」は失敗のもと
「ツルツルは恥ずかしいから、自然に薄くしたい」という要望をよく頂きますが、実はこれは非常に危険な考え方です。
レーザー脱毛は「破壊するか、しないか」の二択であり、毛を細くする効果はありません。
⚠️ まばらになって汚くなる
中途半端に照射すると、太い毛がランダムに間引かれ、「太い毛がまばらに生えている」という、むしろ汚らしく(むさくるしく)見える状態になります。
ヒゲ脱毛をやるなら、中途半端な減毛ではなく「完全に無くすつもり」で挑むのが、結果的に最も清潔感のある仕上がりになります。
3. 表面麻酔は効かない?痛みのリアル
ヒゲ脱毛は、無麻酔で施術できる限界に近い痛みを伴います。
よく「麻酔クリーム(表面麻酔)があるから大丈夫」と言われますが、実はクリームの効果は皮膚表面に限られ、深さ5〜8mmにある毛根までは届きません。
そのため、クリームを塗っても「奥に響く痛み」は消えないのです。
だから、レナトゥスは「ブロック麻酔」
本当に痛みを止めたいなら、注射による「局所麻酔」や「神経ブロック」しかありません。
当院では、他院では断られることの多い顔への注射麻酔にも対応し、最強出力のヤグレーザーを快適に受けていただける環境を整えています。
ヒゲ脱毛は「戦い」です。
敵(ヒゲ)は深く、強力です。
「ヤグレーザー」という最強の武器と、「ブロック麻酔」という最強の盾を持つレナトゥスクリニックで、勝利(ツルツル肌)を掴み取りましょう。
特殊な毛の脱毛と注意点
ほくろ・アザ・ケロイド…医師の判断が必要なケース
脱毛サロンや経験の浅いクリニックでは対応が難しい「特殊な毛」や「皮膚疾患に伴う毛」があります。
これらは、安易に照射すると火傷などの事故につながる一方で、正しく医療脱毛を行えば「治療」としての効果を発揮する場合もあります。
1. ほくろから生える「太い毛」はどうする?
盛り上がったほくろ(母斑細胞母斑)から生える毛は、非常に太く、毛根が深いのが特徴です。
ほくろ除去手術をしても、毛根が深すぎて残ってしまい、毛だけが生えてくることがあります。
【対策】 これを無理に抜くのはNGです。
深達度の高い「針脱毛」でピンポイントに脱毛することで、深い毛根を破壊できます。
通常1〜2回の照射で生えなくなります。

2. アザに生えている毛(照射できる?できない?)
✅ ベッカー母斑(肩や胸の茶色いアザと多毛)
思春期以降に肩や胸に出る、毛を伴うアザです。
非常に難易度が高いですが、「ヤグレーザー」を使えば脱毛可能です。
ただし、表皮の火傷リスクが高く痛みも強いため、麻酔の使用と医師による慎重な出力設定が必須です。
❌ 黒アザ(先天性色素性母斑)
生まれつきの黒いアザに生えている毛は、脱毛レーザーを当ててはいけません。
アザの細胞自体が黒いため、レーザーが毛だけでなく皮膚全体に反応し、重度の火傷を起こします。
「黒アザの毛も脱毛できます」と言うクリニックは危険です。当院では安全のためお断りしています。
3. 脱毛が「治療」になるケース
以下の疾患は、医療脱毛によって症状が改善・予防できる可能性があります。
- 🩹 毛巣洞(もうそうどう)の再発予防
お尻の割れ目に毛が潜り込んで化膿する病気です。術後に患部周辺を脱毛することで、再発率を下げることが医学的に示唆されています。 - 🩹 カミソリ負け(偽毛包炎)の根治
ヒゲやVIOで、剃るたびに毛が皮膚に食い込んで炎症を起こす状態です。
レーザーで毛を無くしてしまえば、原因がなくなり肌は劇的にきれいになります。 - 🩹 ケロイドの補助療法
ケロイドの原因の一つに「毛による異物反応」があると考えられています。脱毛することで炎症が鎮まり、ケロイドの改善に寄与する可能性があります。
医療脱毛ならレナトゥスクリニック
脱毛効果が高く、安い、口コミが良いクリニックは、ジェントルマックスプロプラスを高出力で使用できるレナトゥスクリニックがおすすめ!針脱毛も併用することで、現代で極限までツルツルにすることができます。
ジェントルマックスプロプラスを利用した出力制限なしの医療脱毛をリーズナブルに受けられるレナトゥスクリニックであれば、高い脱毛効果が期待できるでしょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | レナトゥスクリニック |
| 運営 | 医療法人社団あいゆう会 |
| 場所 | 東京田町院 JR山手線「田町駅」西口より徒歩1分 新宿院 JR山手線「新宿駅」南口より徒歩5分 大阪院 JR大阪駅より徒歩9分 仙台院 JR仙台駅より徒歩1分 名古屋院 JR名古屋駅より徒歩3分 福岡天神院 地下鉄空港線天神駅より徒歩3分 |
| 脱毛方式 | 熱破壊式 |
| 脱毛機械 | ジェントルマックスプロプラス ジェントルマックスプロ |
| 波長 | アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー |
| 全身5回X | ¥98,800 |
| 全身+VIO5回X | ¥149,800 |
| 全身+VIO+顔5回X | ¥169,800 |
| 照射範囲 | 髪の毛(おでこ・もみあげ・うなじ) おしり・VIO粘膜・乳輪内照射可能 |
| 予約キャンセル | 前日24時まで無料 当日キャンセルは1回消化 |
| 剃毛料 | うなじ・背中・おしり・Oライン無料 その他1ヶ所¥1100 |
| 麻酔代 | 塗る麻酔1ヶ所¥1100 |
| 公式サイト | レナトゥスクリニック公式サイト |
+その他詳細情報
| 未成年の契約 | 11歳以上がおすすめ |
| 割引キャンペーン | ペア割、乗り換え割、学割、紹介割、モニター割、期間限定キャンペーン等 |
| 無料カウンセリング | あり |
| 予約方法 | web |
| 返金 | あり(役務提供期間内) |
| 施術時間 | 全身最短40分 |
| 来店頻度 | 2ヶ月に1回(顔は1ヶ月に1回) |
| 店舗移動 | 可能 |
| メンズ系店舗 | メンズプランあり |
| 都度払い | コース終了後安い都度払いあり |
| 通い放題プラン | なし |
| 最短コース終了期間 | 8ヶ月 |
| 店舗数 | 6店舗 |
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【問い合わせ先】公式LINE
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
監修医師一覧(専門医情報)

- レナトゥスクリニック新宿院 院長渡邊 莉子先生東京女子医科大学医学部卒業。自身も患者として長年にわたり医療脱毛を経験し、脱毛治療に対する深い理解と情熱を培ってきました。患者さまの肌質・毛質を正確に見極め、最適な脱毛機器や照射レベルを選定する丁寧なカウンセリングと施術を徹底しております。症例写真の実績は2025/04/09現在231件。
自身の脱毛経験から、痛みや不安を最小限に抑える工夫、通いやすさへの配慮を常に心がけ、患者さま目線の優しい脱毛医療の提供に努めています。脱毛が初めての方、過去に脱毛で不安や不満を感じた方にも、安心していただける治療を提供いたします。
新宿で医療脱毛をご検討中なら、ぜひ渡邊莉子にお任せください。
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- レナトゥスクリニック統括院長副田 周先生国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、レーザー医療脱毛における高い安全性と確かな脱毛効果を両立するスペシャリスト。効果が高く、痛みが少ない脱毛治療を実現するためには、レーザー機器への深い理解と高度な技術力が必要です。私はその両方を高次元で提供しております。
レナトゥスクリニックの主力脱毛機器『GentleMax Pro Plus』を中心に、一人ひとりの肌質・毛質に最適化したオーダーメイド脱毛を行っており、年間数千件以上の豊富な脱毛施術実績を誇ります。症例写真の実績は2025/04/08現在386件。
当院の医療脱毛は、「痛みを最小限に抑えた施術」「肌への負担を極限まで減らす工夫」「少ない回数で高い脱毛効果を実感できる治療」にこだわり、多くの患者さまから支持されています。
資格・所属学会
・アラガン社ジュビダームビスタ®認定医
・アラガン社ボトックスビスタ®認定医
・レーザー脱毛士
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