目次
蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛の違いまとめ
まずは、蓄熱式と熱破壊式の違いを復習しましょう。
▶︎医師が解説 医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式を比較するとどっちが効果的?
蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛の違いのまとめは以下になります。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
値段 | 普通〜高い | 普通〜安い |
効果 | 高いことが多い | 低いことが多い |
回数 | 少ない | 多い |
時間 | 普通〜長い | 普通〜短い |
ジェル | 不必要なので快適 | 必要なので不快 |
おすすめ機械 | ジェントルマックスプロプラス | ソプラノチタニウム |
熱破壊式と蓄熱式の脱毛効果は、どちらが高いのかは客観的なデータがなく、まだわかっていません。
しかし、脱毛効果の再現性と経験則から、熱破壊式の脱毛器をおすすめします。
その中でも最新で出力もパワーアップしている「ジェントルマックスプロプラス」が特におすすめです。
蓄熱式脱毛器が熱破壊式より効果が低いとされる理由
医療脱毛の技術は日々進化しています。熱破壊式と蓄熱式、どちらの脱毛器も優れた成果を上げています。しかし、一般的には熱破壊式の方が効果が高いとされ、蓄熱式は効果は低いとされています。この理由は
- 熱破壊式は効果の高い脱毛器が多く蓄熱式は効果の低い脱毛器が比較的多いため
- 蓄熱式は照射方法が難しいため
- ポップアップ現象が起こらないため
- 熱破壊式と経過が異なり、施術から約3週間後に毛が抜け始めるため
- 太い毛にすら効果があまり出ないことがあるため
このような現状が、SNSや口コミで広がり、一般的な認識となっています。
蓄熱式の脱毛器は効果の低い脱毛器が熱破壊式より多いため
脱毛器には蓄熱式と熱破壊式の2つに大きく
✔︎熱破壊式は効果の高い脱毛器が多いが、効果の低い脱毛器も少なからずある
✔︎蓄熱式は効果の高い脱毛器が少なからずあるが、効果の低い脱毛器が多くある
というのが現状なのです。
熱破壊式脱毛器には、ジェントルマックスプロプラス、エリートiQ、スプレンダーX、クラリティⅡ、サンダーMT、ライトシェアデュエットなど多くの効果的な脱毛器があります。
それに対し、蓄熱式脱毛器には、ソプラノチタニウム、メディオスターモノリスなどのような良い脱毛器が多くはありません。
蓄熱式脱毛の照射方法が難しいため
蓄熱式の脱毛器の操作には熟練が必要であり、施術者のスキルによっては結果が大きく変わる可能性があります。
- 患者様の肌質と毛質を分析し、機械の設定を行います。
- 照射を開始します。
- 照射範囲を何度も往復して、熱をお肌にためていきます。
- 目標の熱量に達するまで照射を続けます。
- 施術終了です。
特に注意が必要なのは、同じ部位に何度も照射する必要があり、その再現性が求められます。これは、数十秒から数分にわたって一定面積を施術するという高度なスキルが要されます。
確かに、このような照射方法では、施術の再現性を高く維持するのは困難です。照射の一貫性が求められる脱毛では、蓄熱式が難易度が高いとされる理由の一つです。
ポップアップ現象が起こらないため
医療脱毛において「ポップアップ現象」とは、レーザー照射直後に毛がポンッと皮膚の表面に飛び出る、現象を指します。
つまり、レーザー脱毛の際にレーザーを当てた瞬間、毛根に存在していた毛が突如飛び出してくる現象です。
蓄熱式脱毛は一度に大きなエネルギーでメラニン色素で反応させるわけではないので、このポップアップ現象が起きにくくなっています。
このため、脱毛実感がわきにくくなっています。
実際にはポップアップ現象のあるなしで、脱毛が成功したがどうかはわかりません。
脱毛効果の実感がわきにくいため、効果がないといわれることが多くなっています。
熱破壊式と経過が異なり、施術から約3週間後に毛が抜け始めるため
脱毛を照射してすぐは毛が抜けません!
脱毛をした数日後までは、レーザーで反応した毛が徐々に伸びていき(正確には押し出されています)、ここでやっと毛が抜け落ちます。
ここで初めて脱毛効果を感じることが出来る訳ですね。
それでは、いつ毛が抜け落ちるのかをお教えします。
まず初めに、あなたがどのレーザーで医療脱毛の施術を受けたのかを確認しましょう。
医療脱毛では主に、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの3種類のレーザーが使用されます。
3種類のレーザーはそれぞれ以下のような毛が抜けるまでの期間の目安があります。
レーザーの種類 | 毛が抜けるまでの期間 |
---|---|
アレキサンドライトレーザー | 2週間前後 |
ダイオードレーザー | 2~3週間前後 |
ヤグレーザー | 3週間前後 |
アレキサンドライトレーザーで脱毛施術を受けた後、該当部位のムダ毛が全て抜け落ちるまでには1~2週間程度の期間を要します。
照射後すぐに抜ける毛もある(ポップアップ現象といいます)のですが、大半の毛は脱毛後1〜2週間かけて徐々に毛が抜け落ちていきます。
蓄熱式脱毛では、ダイオードレーザーが使用されることがほとんどであるため、毛が抜けるまでの期間が遅く脱毛効果が実感しにくくなっています。
▶︎医療脱毛は効果がないし毛が抜けない?その原因と解決法をご紹介
太い毛にすら効果があまり出ないことがあるため
蓄熱式脱毛は、出力が弱く、その上で重ね打ちをすることで初めて脱毛効果が出てきます。
蓄熱式は産毛に効果的と言われていますが、これは太い毛にすら効果が出ない時の言い訳で、わかりにくい産毛に効いていることにしよう、という思惑もあると推測されます。
照射方法や設定がイマイチだと、太い毛にすら脱毛効果がありません。このようなことも実際に行われているため、脱毛効果が実感しにくくなっています。
最終的な脱毛効果は熱破壊式と変わらない?
効果は変わる場合が多い
最終的な脱毛結果は、脱毛器をいかにうまく使ったかと照射技術に依存します。
最終的な脱毛効果は以下の2つによって変わります。
①脱毛器のスペック
②クリニックの照射技術
この2つでどこまで毛が抜けるかきまります。
蓄熱式では、①の脱毛器のスペックが低く、②の照射技術にもムラがある可能性が高く、最終的な脱毛結果も低い可能性が高いです。
おすすめの蓄熱式脱毛器
蓄熱式脱毛でも、しっかりと設定を考え、照射技術を高めることで脱毛効果が出ます。ここでは、脱毛器のスペックが良い蓄熱式脱毛器をご紹介します。
ソプラノチタニウム
ソプラノチタニウムは、3波長同時照射が特徴の医療脱毛機械です。
以下の特徴があります。
✔︎3波長同時照射
✔︎色黒肌の方向け
✔︎痛みを抑えたい方向け
ソプラノアイスプラチナム | |
---|---|
レーザー | アレキサンドライトレーザー ダイオードレーザー ヤグレーザー 3波長を同時照射 |
照射方法 | 蓄熱式 ※熱破壊式に切替も可能 |
剛毛への効果 | 普通〜やや高い |
産毛への効果 | 普通〜やや高い |
日焼け肌 | 不可能 |
地黒肌 | 向いている |
痛み | 普通〜弱め |
向いてる人 | 地黒肌の人 痛みを抑えたい人 |
メディオスターモノリス
メディオスターモノリスは、2波長同時照射が特徴の医療脱毛機械です。
以下の特徴があります。
✔︎2波長同時照射
✔︎色黒肌の方向け
✔︎痛みを抑えたい方向け
メディオスターモノリス | |
---|---|
レーザー | ダイオードレーザー(808nm) ダイオードレーザー(940nm) 2波長を同時照射 |
照射方法 | 蓄熱式 ※熱破壊式に切替も可能 |
剛毛への効果 | 普通〜やや高い |
産毛への効果 | 普通〜やや高い |
日焼け肌 | 不可能 |
地黒肌 | 向いている |
痛み | 普通〜弱め |
向いてる人 | 地黒肌の人 痛みを抑えたい人 |
その他の有名な蓄熱式脱毛器
ラシャ
ラシャは、1波長のみですが、トリニティという脱毛器は3波長同時照射が特徴の医療脱毛機械です。
以下の特徴があります。
✔︎1or3波長同時照射
✔︎色黒肌の方向け
✔︎痛みを抑えたい方向け
ラシャ | |
---|---|
レーザー | ダイオードレーザー トリニティは3波長 |
照射方法 | 蓄熱式 ※熱破壊式に切替も可能 |
剛毛への効果 | やや低い〜やや高い |
産毛への効果 | やや低い〜やや高い |
日焼け肌 | 不可能 |
地黒肌 | 向いている |
痛み | 普通〜弱め |
向いてる人 | 地黒肌の人 痛みを抑えたい人 |
まとめ
以下の理由から、蓄熱式脱毛は効果がないと言われています。
- 熱破壊式は効果の高い脱毛器が多く蓄熱式は効果の低い脱毛器が比較的多いため
- 蓄熱式は照射方法が難しいため
- ポップアップ現象が起こらないため
- 熱破壊式と経過が異なり、施術から約3週間後に毛が抜け始めるため
- 太い毛にすら効果があまり出ないことがあるため
熱破壊式と蓄熱式の脱毛効果は、どちらが高いのかは客観的なデータがなく、まだわかっていません。
しかし、脱毛効果の再現性と経験則から、熱破壊式の脱毛器をおすすめします。
その中でも最新で出力もパワーアップしている「ジェントルマックスプロプラス」がおすすめです。
医療脱毛はどこを選べばわからない!という方は、まずはレナトゥスクリニックの無料カウンセリングを予約すると良いでしょう。
1つカウンセリングに行くと、比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。
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医療脱毛施術詳細
【施術名】医療脱毛
【施術内容】厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機械熱破壊式ジェントルマックスプロ・ジェントルマックスプロプラスでバルジ領域・毛根・毛母細胞などの毛包周囲組織を破壊し、永久減毛効果を出す施術です。
【料金】お試し医療脱毛¥110円(税込)、全身脱毛5回ライトプラン¥14,9800円(税込)
医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】ヤケド・痛み・赤み・毛嚢炎・蕁麻疹・アレルギー反応・硬毛化・色素沈着・色素脱失・痒み・乾燥・埋没毛・ほくろしみが薄くなる・肝斑の悪化・まつ毛、眉毛、髪の毛の脱落・腫れ等
【問い合わせ先】公式LINE
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
監修医師一覧(専門医情報)
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医療脱毛専門レナトゥスクリニック副田 周先生レナトゥスクリニック統括院長。元剛毛アトピー、現美肌。大手美容外科院長を経て、医療脱毛の面白さに気付く。 自身が医療脱毛で検索し脱毛をしに行き、粗悪な脱毛機とその効果の低さで毛が抜けず悲しむ。ネット検索では良い脱毛に辿り着けない現状を変えるため、脱毛を徹底的に勉強した。自分で一流の脱毛器とAIベンチャーと共同して脱毛方法編み出し、それをリーズナブルに提供することで社会貢献をすること誓い現在に至る。富山大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック東京田町院を開業。レーザー脱毛士。
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