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ほうれい線ヒアルロン酸は何cc必要?
ほうれい線のたるみを改善するには、ヒアルロン酸注入が効果的です。ほうれい線に必要なヒアルロン酸の量は片側0.5cc〜1ccが平均的。左右両方だと1cc〜2cc(1本〜2本)が目安ということになります。
しかしほうれい線の部分は面積が広く、頬のたるみも集まりやすいところです。溝を埋めてなだらかにするレベルなら、両側2ccで十分。溝を完全に埋めて頬と口元の差をなくすには4cc〜6cc、もしくはそれ以上必要になる可能性もあります。ほうれい線の深さ、範囲、状態や患者様のご希望によって注入量は変わってきます。
ほうれい線はない方が確かに若くはみえますが、完全になくなってしまうと逆に不自然な顔になってしまいます。完全に無くしてしまうのではなく、深くなった溝をなだらかにのばす、影を少しうすくする、くらいの変化の方が自然で「やった感」のない処置になります。

そもそもほうれい線とは?
鼻の横から、唇の横にかけてのびる線のことで鼻唇溝ともよばれます。頬の脂肪と口元の段差であり笑った時には深くなります。このシワが深く刻まれるようになると、見た目年齢をあげてしまうことになります。
加齢により肌のハリがなくなり、ほうれい線がより目立つようになります。30代以降から気になり始め加齢とともに深くなる特徴がありますが、若い頃からほうれい線に悩む方もいます。
ほうれい線は真顔の時でも目立つため、老けた印象にみられがちです。放置すると、少しずつ溝が深くなり目立ってくるため早めのケアが必要です。
ほうれい線にヒアルロン酸が使われる理由
施術当日にすぐ完成
ヒアルロン酸注入は、処置したらその場で完成です。定着するまでは少し時間がかかるのですが、お帰りの際には綺麗なお顔で帰っていただくことができます。
ヒアルロン酸が安定すると分解されにくいため形を維持したまま、日常生活を楽しくおくっていただけます。施術時間は注入部位にもよりますが数分、ながくても1時間までで終了します。
ダウンタイムが少ない
ヒアルロン酸はもともと体内にある保水成分のため、アレルギーが非常に少ない物質です。副作用や内出血も少ないため、処置後すぐに日常生活に戻っていけるのが特徴です。内出血が出たとしてもお化粧で隠せるレベルですし、数日〜1週間でおさまってきます。
顔に傷が残らない
処置は先の細い注射針でおこないます。注入の際は数か所に針の穴を開けて注入していきますが、終わったらほとんど目立ちません。病院で採血の際、腕で血をとっても次の日には針穴はほとんど見えなくなってますよね?しかも採血の時の針よりもっと細い針を使うのでさらに治りが早いです。メスで顔に傷をつけたり縫ったりしないので、大事なお顔に傷を残さずに施術を終えることができます。ダウンタイムが少ないのもそのおかげです。
コストパフォーマンスが高い
レナトゥスクリニックが使用するヒアルロン酸は、アラガン社のバイクロス技術を取り入れた製剤であるため、吸水性が低く分解されにくくなっています。
ほうれい線に注入する製剤は12〜18ヶ月ほど形を維持しますので、たった数万円の投資で若々しさと肌のハリを長い期間持続させることができます。外科整形などは合併症やリスクも多くコストも何十万〜何百万であるため、なかなか手をだしにくい施術だと思われます。ヒアルロン酸注入はコストも低く、安全な処置なので満足度の高い美容施術となっています。
ほうれい線ヒアルロン酸には何の製剤が使われる?
ボリフト
ほうれい線上には、①頬の脂肪が垂れ下がった重みでついてしまったシワや、②紫外線や乾燥による肌のダメージでついてしまった細かいシワがあります。①は下からくぼみの部分を持ち上げることで、頬との段差をなだらかにし影になって濃くなる部分を薄くできます。②は皮膚の浅い層を剥離し、そこに製剤を注入することで肌のみずみずしさを取り戻し、細かいシワをなだらかにすることができます。
製剤として、持ち上げる力と薄くのびていく柔らかさをもったヒアルロン酸、それがアラガン社の「ボリフト」です。
硬さにふり切ってしまうと、形成力は高いですが浅い層ではボコボコしてしまう可能性が高く、見栄えが悪いものになってしまいます。また、柔らかさに振り切ってしまうと満遍なく広がり全体的な肌質改善は望めますが、形成力がないので埋めたいくぼみを埋めることはできません。
ほうれい線には凝集性と弾性のバランスのとれた「ボリフト」が一番です!ほうれい線には片側1cc、両側2ccで注入することが多いです。
持続期間は12〜18ヶ月と長期持続型で細かいシワなど細部の治療に適したヒアルロン酸です。ゲル粒子が非常に滑らかであり比較的浅いほうれい線やマリオネットラインなどに適応となります。分解されにくく膨張率の少ない、つまり長持ちで変形しにくい「低吸収性」の実現がバイクロス独自の技術で可能となった製剤です。
バイクロス技術とは、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合することで、架橋効率が向上し、往来の技術(HYLACROSS)で製造されたヒアルロン酸製剤に比べて網目構造がより密になっています。
そのため、分解されにくく持続期間の延長と、吸水しにくいため変形しにくく仕上がりを維持しやすくなっています。
ダイヤモンドフィール
ダイヤモンドフィールはどこの部位にもオールマイティーに注入できます。
アラガン社の製剤より柔らかい製剤であり、のびやすい性質があります。
製剤の持続期間は短めですがアラガン社の製剤よりも格段に安く、ヒアルロン酸注入を初めてやる方、ヒアルロン酸注入が気になっていて試しにやってみたい方には大変オススメの製剤となっています。
ほうれい線ばかり気になってしまうけど・・・
ほうれい線が濃くなるとほうれい線の部分だけ直そうとしてしまいますよね?でも、原因が他にある方もいらっしゃるのです。
ほうれい線が深くなっている人でほうれい線の上の脂肪が影になってしまっている方がいらっしゃいます。もちろんほうれい線部分に注入することが一番効果があるのですが、、、。下から持ち上げるだけでは容量もスペースにも限りがあります。たくさん入れたのに効果なかったら悲しいですよね?では脂肪の根本はどこからきているのでしょうか。
ほっぺたですよね?
鏡でチェックしてみてください。頬のところに斜めの線入っている方いらっしゃいませんか?または、若い頃に比べて頬の脂肪が下、内側に落ちている方いらっしゃいませんか?ほうれい線は線の部分が凹んでしまっていることもありますが、実は頬の脂肪の影だったということは多々あります。上から落ちてきているものを、下から支えるには限度があります。
ここでおすすめなのが、頬(ゴルゴライン)のヒアルロン酸です。
頬の靱帯も年齢とともにゆるんできます。余った皮膚が重力に耐えきれず垂れ下がってしまいます。ゴルゴラインヒアルロン酸は、目の下(頬)に注入していく処理です。ボリュームが増えることで頬がもちあがり、肌にハリがでます。
しかも、頬に光が当たるところが目に近くなるため、顔が明るくなります。頬にボリュームが出ると、中顔面(目下から口元まで)の長さが短くなるため小顔効果に。頬がふっくらすることで可愛らしい印象になります。さらに、ほうれい線の影を濃くしていた脂肪を上にもちあげることで、間接的にほうれい線を薄くすることができます。ゴルゴラインヒアルは一石二鳥の施術と言えるでしょう。
ほうれい線がどのような原因でできているのか、鏡で確認してみるとより効果的な美容施術を選択できるでしょう。もしよくわからなければ、無料カウンセリングを行なっていますのでぜひご相談にいらしてくださいね。

この記事の監修者
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レナトゥスクリニック東京田町院岡田 楽史コンプレックスで悩んでいた時間が、楽しい時間に変わるように。
RENATUS CLINICにきてよかった、と喜んでいただけるように。
誠意を持って関わらせていただきますので安心していらしてください。
お待ちしております。経歴・資格
某都内病院初期研修修了
アラガン社公認 ボトックスビスタ注入認定医
アラガン社公認 ジュビダームビスタ注入認定医