頬こけヒアルロン酸のデメリット

頬こけは、30〜40代で目立ってくる加齢変化のひとつ。頬の脂肪がやせ、頬骨の下が暗く影になってしまうとげっそりした印象をもたれてしまいます。

頬こけはボリュームロストした部分をおぎなうことで改善できます。最もよい方法はヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸はゼリー状の製剤で、注入することで凹んだ部分をふくらませます。肌にハリがでて、顔が垢抜け若返ります。

しかし、ヒアルロン酸注入も美容施術の一貫のためデメリットがあることは否めません。今回は、頬こけヒアルロン酸のデメリットについて解説します。知っておけば安心してヒアルロン酸注入を受けられるでしょう。

頬こけヒアルロン酸のデメリット

くぼみが埋まらない

頬は顔の中でも面積が広い部分です。人によっても広さが違うため、一般的には片側1cc〜2ccですが必要量も変わってきます。くぼみが深かったり、面積あたりのヒアルロン酸量が少なくなると、十分にくぼみが埋まらない可能性があります。埋まらない、という自体を起こさないためにはカウンセリング時に、顔のバランスをしっかりみてもらい、必要量を過不足なく決めてもらうことが重要です。

注入量の参考として、下の写真をみてください↓
頬こけの典型例の方です。頬の部分が痩せてしまい、頬骨の下が影になりげっそりして見える方。正面からはひょうたんのように凸凹したフェイスラインでした。年齢を重ねると、頬の皮膚が重力に耐えられず落ちてしまうので、残った部分が窪んでしまいます。この方には片側1ccずつ「ボリフト」というヒアルロン酸を注入しました。左側の注入前と比べると、頬の凹みが埋まり黒い影がなくなっているのがお分かりいただけるでしょうか。輪郭もなだらかなカーブになり、若々しく、元気溢れる顔に生まれ変わっています。顔のバランスを見て、過不足なく注入することでここまで変化を生み出せます。必要量を適切に決めることが重要です。

顔が大きくなってしまう

逆に必要以上に注入してしまうと、頬がパンパンになってしまいます。美しいカーブになるはずが、顔が横に広がってしまい大きくバランスが悪くなります。また、頬の重みで皮膚が垂れ下がり、新たなたるみを生み出してしまう可能性もあります。

フェイスラインがいびつに

頬こけがあるとフェイスラインはひょうたん型や台形に近づいていきます。このくぼみにヒアルロン酸を注入し、フェイスラインをなだらかなカーブにすることが理想です。しかし、うまく頬が膨らまなかったりヒアルロン酸を注入する部分が間違っていると、頬に新たな膨らみを作ってしまい、なだらかなカーブになりません。綺麗な曲線を作るには、やはり注入する医師が上手いことが何より大事です。

ボコボコする

皮膚の浅い層に注入すると、肌表面から見てもヒアルロン酸がボコボコして見えてしまいます。浅い層というのは表皮〜真皮の肌から近い層です。本来、注入する位置は脂肪層〜筋膜（SMAS）の深い部分です。浅い部分ではうまく製剤が広がらず、塊になってしこりになりやすくなります。注入層を熟知している医師に任せるのが一番でしょう。

頬こけヒアルロン酸のメリット

ここまで頬こけヒアルロン酸のデメリットについてお話ししてきました。デメリットの部分を見ると、施術を受ける勇気がなくなってしまいますよね？しかし、頬こけはヒアルロン酸を注入することで、メリットがデメリットを圧倒的に超えます。しかも高コストパフォーマンスなので、頬こけがある人にはぜひ検討していただきたい美容施術です。

綺麗なフェイスラインに

注入する量・製剤を広げる層が適切であれば、フェイスラインをくぼみのない綺麗なカーブにすることができます。

老化がすすむと、肌だけではなく肌の奥も変化していきます。具体的には真皮、皮下脂肪、筋肉、骨です。骨は年齢を重ねると、骨吸収のスピードが骨を作るよりも早くなります。その結果、骨密度が低下し萎縮していきます。骨は土台の役割をしているので、骨萎縮するとその上の靭帯（皮膚と骨をつなぎ、肌のハリを出す）や脂肪が引き込まれてしまうのでフェイスラインが崩れてしまうのです。

ヒアルロン酸は萎縮した骨や脂肪を補い、頬の失ったボリュームを取り戻すことができます。頬をふっくらさせて、美しいフェイスラインを取り戻しましょう。

肌のハリ・ツヤがアップ

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する保水成分です。1gでなんと2L〜6Lもの水を吸収することができるといわれています。顔の皮膚に注入するだけでうるおいが増し、若々しい肌になります。

頬こけヒアルロン酸では、マイクロカニューレ（MC）と呼ばれる針を使用します。先の丸い針で、血管や神経を切るリスクが少なく、広い範囲への注入に長けています。このカニューレで皮下へ注入していく際に、癒着した組織や脂肪細胞を剥がしていき、空いたスペースにヒアルロン酸を注入していきます。この操作により、細胞が活性化しコラーゲンやエラスチンなど皮膚のハリを出してくれる美容成分がふえます。そのため、ヒアルロン酸本体だけでなく、副次的にも肌のハリ・ツヤをアップすることができるのです。

やつれた顔が元気に

頬こけがあると顔に影ができてしまい、やつれて元気のない顔に見えてしまいます。疲れているわけではないのに顔がげっそりしてしまうと、ネガティブなイメージになってしまいます。

ヒアルロン酸注入で頬がふっくらすると、ハツラツとした若々しいお顔に変化します。肌のうるおいも増すので、お化粧のノリも良くなり、さらにお顔が明るい印象になります。顔が元気になると心まで明るくなってきます。ヒアルロン酸注入で心身とも元気になりましょう。

施術時間が短い

頬こけヒアルロン酸にかかる時間は15分〜30分ほどです。最初の針穴を開ける部分が少し痛いですが、それ以降はほとんど痛みを感じることはありません。そのため寝ていたらあっという間に終わったという感想をいただくことがほとんどです。それほどストレスなく、しかも早い時間で処置を終えることができます。

ヒアルロン酸注入は、施術時間が短いことがメリットです（部位によって例外があります）。ご予定の合間、お仕事終わりなどに気軽に受けていただける処置となっています。

効果がすぐ実感できる

ヒアルロン酸注入は成長因子やボトックスとちがい、効果は注入後すぐに感じることができます。処置を受け終わって帰宅される頃には、キレイになったお顔で自信に満ち溢れていることでしょう。お家で鏡を見るのが楽しみになっているはずです。

処置後すぐに完成形になるので、急ぎでメンテナンスをしたい方もいらっしゃいます。ただし、腫れや内出血がおさまるまでは数日かかることもあるので、大事なご予定の直前に処置を受けることはおすすめしません。

また、ヒアルロン酸が定着するまでは2週間から1ヶ月程度かかることもあります。その間、刺激してしまったり揉んでしまうと形が崩れてしまうこともあるので、なるべく触らないようにしましょう。

ダウンタイムがほぼない

ヒアルロン酸注入は皮膚を切らない処置です。注入は小さな針穴から入れるので、顔につくキズはこの針の痕だけです。この痕も次の日にはほとんど見えなくなるくらいまで治りますし、残っていたとしてもお化粧で隠せるレベルです。腫れは注入場所にもよりますが、数日から長くても1週間でおさまります。

まとめ

頬こけは顔をネガティブな印象にしてしまいます。マッサージやエステでは皮膚の表面を改善できても、内側の筋肉や脂肪のボリュームまではなおすことができません。しかし、たった15分ヒアルロン酸注入をするだけで、失ったボリュームを取り戻し、つややかな肌になることができます。しかも持続力は1年〜1年半と長持ちなので、こんなにコストパフォーマンスのいい美容施術はありません。

頬こけヒアルロン酸のデメリットは、ほとんど医師の技量によって回避することができます。そのためには、信頼でき技量のある医師を探す必要があります。レナトゥスクリニックにはヒアルロン酸注入に特化した医師しか在籍していません。ヒアルロン酸でみなさんのお悩みに寄り添えるように、日々技術を磨いています。頬こけヒアルロン酸を受けるなら、レナトゥスクリニックへ。まずは無料カウンセリングにお越しください。

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