ゴルゴラインの消し方

ゴルゴラインの消し方

ゴルゴライン（ゴルゴ線）とは目頭から耳へ斜めに伸びる、頬のくぼみのことです。ゴルゴラインが目立つと疲れ顔に見られたり、10歳くらい老けて見えてしまいます。できれば早く改善したいですよね？今回はゴルゴラインの消し方や予防方法について紹介していきます。根本的にゴルゴラインを消す美容治療についても解説します。

ゴルゴラインを短期的に消す方法はスキンケア、マッサージ、表情筋トレーニング、メイクがあります。いますぐどうにかしたいという方にはおすすめです。ゴルゴラインを長期的に消すには美容施術で根本的に治してしまうのが良いです。美容施術にはヒアルロン酸注入、高周波治療、スレッドリフトがあります。

ゴルゴラインを自分で消す方法

ゴルゴラインが深くなる原因は、脂肪の減少、筋肉の衰え、靱帯のゆるみ、骨の萎縮があります。原因のうち、筋肉の衰えと皮膚の乾燥についてはセルフケアで予防することができます。また、火急的にゴルゴラインを消したい！という方はメイクで隠すのもおすすめです。

スキンケア

皮膚にあるコラーゲンやエラスチンが減少してしまうと、肌のハリや弾力がなくなってしまいます。年齢を重ねたり紫外線や乾燥で皮膚にダメージが与えられると、これらの美容成分は減っていき肌がたるんだりくぼんだりするのです。

っっs加齢は誰にでも起こるので防ぐことは難しいですが、紫外線や乾燥は日ごろのケアで予防することが可能です。外出をするときは、日焼け止めや帽子、日傘で紫外線対策をしましょう。日焼け止めは2〜3時間で落ちてしまうと言われていますので、夏場は1日2〜3回ぬりなおすといいでしょう。乾燥に対しては、保湿効果の高いスキンケアを積極的に取り入れて、日頃から肌の水分を維持していきましょう。保湿はドラッグストアなどの化粧水や乳液もよいですが、高い保湿力をもつヘパリン類似物質もおすすめです。

マッサージ

パソコンやスマホを長時間見たり目を酷使していると、筋肉が硬くなり老廃物が溜まりやすくなります。すると、筋力が衰えやすくなりゴルゴラインの目立ちやすさに繋がるため、コリをほぐすマッサージがございます。

具体的には、頬骨を親指で押し上げてキープしながら、口を開けたり閉じたりして筋肉をほぐすのが良いです。目周り（眼窩）は親指で優しく揉みほぐしていくと効果的です。

しかし、長期的に考えるとこれらのマッサージは、たるみなどの加齢変化を助長させてしまうためお勧めはできません。

表情筋トレーニング

ゴルゴラインに関連する筋肉は、小頬骨筋、大頬骨筋、上唇挙筋、上唇鼻翼挙筋です。これらの筋肉は顔の表情を作る時によく使われる筋肉です。表情筋は動かさないと、筋肉がコリかたまってしまいます。コロナ禍でマスクをしている時期は、なかなか表情筋を動かす機会はなかったのではないでしょうか。筋肉がコリかたまると動きは悪くなり、動かさないことで筋肉はどんどん衰えてしまいます。頬の皮膚を持ち上げる筋肉が衰えるので、皮膚はどんどんたるみ落ちてきてしまうのです。ゴルゴラインを目立たせないためには、表情筋を重点的にトレーニングするのも一つでしょうが、こちらもマッサージと同様、長期的に考えるとたるみなどの加齢変化を助長させてしまうためお勧めはできません。

メイク

ゴルゴラインを目立たなくさせるためにはセルフケアが必要です。しかしできてしまったゴルゴラインをセルフケアだけで無くすのは難しいところもあります。火急的に隠す必要があるならば、メイクを工夫するとある程度は隠すことができます。

ハイライトの活用： ハイライトを頬骨や目の下、眉間に軽くのせることで、これらのエリアを引き上げ、ゴルゴラインの影を薄くすることができます。ゴルゴラインにハイライトをつけてしまうと、光とツヤで逆に目立ってしまいます。頬の高い部分やCゾーンにふんわりのせると、ハリのある肌に見せてくれます。

コンシーラーの上手な使い方： ゴルゴラインの末尾の境目に自分の肌より明るめのコンシーラーを適用して、影を薄くしましょう。ただし、厚塗りは避け、自然な仕上がりを心がけてください。

目力を強調： 目元にアクセントを加えることで、視線を上に引き上げ、ゴルゴラインを目立たせなくすることができます。クマを隠してしまうのではなく、残った影を使って涙袋メイクをするのがおすすめです。コンシーラーを涙袋の中心につけてぼかすとはっきりした涙袋になります。ゴルゴラインで目立った影が涙袋を強調させるので、悪目立ちしにくくなります。

チークの入れ方： チークの場所はゴルゴラインの境目からふんわりいれ、あまり広範囲にいれないようにやシェーディングを使って、フェイスラインを整えることで、ゴルゴラインの印象を軽減できます。

ゴルゴラインを根本的に消すには？

以上、ゴルゴラインへのセルフケアをご紹介してきました。ゴルゴラインの予防は、今よりくぼみが深くならないようにする程度の効果は見込めます。しかし、できてしまったゴルゴラインをセルフケアだけで完全に消すのは難しいところです。

ゴルゴラインは脂肪の減少や靱帯の衰えによるものなので、肌の内側から機能をおぎなってあげる必要があります。そのため、劇的な変化を求める方は美容施術がおすすめです。

ゴルゴラインを美容施術で消す方法

ゴルゴラインが目立つのは皮膚の衰えによるところが大きいです。そのため、セルフケアではどうしても根本の原因を治すことはできません。美容の医師に診察をうけ、適切な施術をおこなうことで根本の原因を解決し、ゴルゴラインをすぐに消すことができます。

ヒアルロン酸

ゴルゴライン治療において最も効果的な施術がヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸注入はアレルギーなどの副作用も少なく、施術時間も15分程度で終わります。注入してすぐに完成形のため、「すぐに消えた！」と満足感を感じていただける施術となっています。注入後のキズ痕も、注射針のところだけなのですぐに治ります。

ゼリー状の見た目・弾力があり、皮膚のたるみや靭帯がゆるんだ部分を補うように注入して肌のハリを出します。ゴルゴラインへの注入は目の下1〜2箇所に注射していきます。ゴルゴラインの溝が埋まって線が消えるだけでなく、ボリュームがでることで頬の脂肪がひっぱり上げられほうれい線がうすくなります。ゴルゴラインがキレイに消えるだけでなく、ほうれい線までうすくなるなんて一石二鳥ですよね？顔にメリハリがでて中顔面が短く見えるので、小顔効果にもなります。

持続期間は、製剤によりますが半年〜1年半と長持ちです。美容施術の中では、気軽に受けられてコストパフォーマンスのいい美容施術となっています。

高周波・超音波の照射治療

代表的な治療法の一環として、高周波や超音波の照射治療があります。具体的な施術には、サーマクールや高密度焦点式超音波治療（HIFU・ハイフ）が挙げられます。これらの治療は高周波や超音波を照射し、その熱エネルギーにより皮膚を引き締め、コラーゲンやエラスチンの産生を活性化させることを目的としています。ゴルゴ線に対してもたるみを引き締める効果が期待されます。

糸リフト

糸リフトはトゲのついた特殊な糸（時間が経てば溶ける）を用いて、垂れ下がってしまった脂肪や皮膚をもちあげ、下がってこないように留める施術です。物理的にひき上げるため、もち上げる力は他の施術よりも強くなります。

結局、何が一番効果ある？

結論から言うと、ヒアルロン酸注入です。理由としてはゴルゴラインが目立つ根本的原因を直接なおすことができるからです。くわえて、ヒアルロン酸注入後の仕上がりはナチュラルであるため、「やった感」がなく日常生活に早く戻れます。ダウンタイムは数日であり、傷跡も残らないためコストパフォーマンス抜群の美容となっております。

まとめ

今回はゴルゴラインの消し方について解説してきました。ゴルゴラインは、全員にできるわけではなく骨格的にでやすい方もいらっしゃいます。しかし、肌の老化や脂肪の減少による皮膚のたるみで目立ってしまうのも事実です。紫外線や乾燥はセルフケアできる部分ですので、日頃から気をつけてみるのが良いでしょう。皮膚の下へのアプローチは、美容医師に任せるのがベターです。

レナトゥスクリニックでは、患者さんのお悩みをしっかり受け止めた上で、それぞれに適した美容施術をご提案させていただいています。無料カウンセリングを行なっておりますので、お気軽にお越しくださいね。お待ちしております。

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