ヒアルロン酸注入は合併症が少なく、ダウンタイムが非常に短いことがメリットです。しかし、内出血や、浮腫、腫れ、稀に感染やアレルギー、血流障害などのリスク・副作用があります。
腫れは気にならないことがほとんどですが、完全に腫れが引くまでは1週間〜2週間程度かかることもあります。
目次
額(おでこ)ヒアルロン酸のダウンタイムはどのくらい?
額(おでこ)へのヒアルロン酸注入は、他の部位よりも腫れが生じやすい部位です。数日程度は腫れが続く可能性があります。
この腫れが起きる理由は、
①ヒアルロン酸の保水力による腫れ
②処置で使用した麻酔が切れた
③処置後に麻酔や体液が溜まってしまう
からです。
①ヒアルロン酸の保水力による腫れ
ヒアルロン酸注入を行った場所が腫れてしまう原因は、ヒアルロン酸の保水力が高いためです。
注入した場所の周辺に水分を蓄えようとする働きによって、一時的に患部が腫れてしまうことがあります。
②処置で使用した麻酔が切れた
当院、レナトゥスクリニックでは額ヒアルロン酸の際に、ブロック麻酔をします。
額(おでこ)は処置中に痛みを感じやすい部位です。
痛みを感じながら、処置を受けるのは患者様にストレスをかけてしまうことになります。痛みに耐えながらの処置は辛いですよね?
ブロック麻酔をすることで処置中は無痛で処置を受けることができます。
麻酔は1〜2時間ほどで徐々に効果がなくなってきます。すると、痛みが出てきたり血管が拡張しておでこが浮腫んだり赤くなったりすることがあります。
③処置後に麻酔や体液が溜まってしまう
重力によって麻酔や液体が拡散し、おでこからだんだん下の方に落ちてきます。
そのためおでこ、目元、鼻、頬が数日腫れてきます。腫れがおさまるまでは2〜5日かかることもあるでしょう。
これはヒアルロン酸が落ちてきているわけではありませんので、ご安心くださいね。
ダウンタイムを長引かせない方法
経験豊富な医師・クリニックを選ぶ
額ヒアルロン酸注入は、担当する医師の技量で仕上がりに大きな差が出やすい施術であるため、まずは信頼できる医師やクリニックで受けることが大切。
製剤や注入量、注入箇所といった、担当医師の細かい判断や対応が、施術の仕上がりや副作用の重さにも影響してきます。
ヒアルロン酸注入の実績が豊富な医師やクリニックを選ぶことが重要です。クリニックの公式サイトやSNS(instagram・tiktokなど)で症例を紹介しているところもあるので、事前にチェックしてみましょう。症例数だけでなく施術内容や症例写真なども確認しましょう。
自身の悩みと似たような症例の実績がある医師に担当してもらうと、カウンセリングのすり合わせがしやすくなります。
血行が良くなることをしない
腫れや内出血は、血流がよくなると広がってしまったり、長引くことがあります。
飲酒や過度な運動、入浴(シャワーはOK)、サウナなどは少なくとも数日間は控えましょう。
触らない・こすらない
施術箇所に腫れや内出血が生じると、つい触ったり揉んだりしたくなるかもしれません。
針穴は数日で閉じますが、まだ傷跡が残っているうちに細菌が入り込むと感染してしまう可能性があります。
ダウンタイムを長引かせないためにも、施術部位は触らないようにしましょうね。
まとめ
・額ヒアルロン酸は、腫れが出やすい部分
・ダウンタイムは数日間
・刺激しない・血行が良くなることをしない・経験豊富な医師やクリニックを選ぶ
額ヒアルロン酸の腫れは出やすいですが、数日間でおさまることを知れば、不安は少し軽減されるのではないでしょうか。
とはいえ、診察時にそういった説明がなく、急に腫れが生じたらびっくりしますし不安になりますよね。
診察時にきちんとダウンタイムの説明がある、というのは、信頼できるクリニックである一つの条件になるかと思います。
当院、レナトゥスクリニックでは無料のカウンセリングのみのご予約も承っておりますので、額のヒアルロン酸には興味があるけど、色々不安がある、という方は、一度カウンセリングだけでもいらしてみてくださいね。
さらに、額ヒアルロン酸について詳しく知りたい方はこちらへ