糸リフトの効果を感じる持続期間は?

糸リフト(スレッドリフト)は、若返りの美容として人気のある施術です。皮膚の下に糸をいれて、たるみをリフトアップします。切らないプチ整形で顔にキズ跡がのこりません。ダウンタイムも短いのでバレにくいのもメリットです。

しかし糸リフトの持続期間はリフトをしたままの効果が、永久的に続くわけではありません。今回は糸リフトの効果の持続期間について解説します。また、2回目以降はいつ行えばいいかも解説します。

岡田医師
岡田医師
効果持続期間については、6で解説します!

そもそも糸リフト(スレッドリフト)とは?

糸リフト(スレッドリフト)とは、その名の通り糸で皮膚をもち上げたるみを改善する美容施術です。
糸にはトゲ(コグ)がついており、これを脂肪にひっかけて皮膚を持ち上げます。すると、皮膚がひっぱられてシャープな輪郭になります。さらに、糸の周りには美容成分であるコラーゲンエラスチンが増え、肌のハリをもたらします。皮膚を切らないため、ダウンタイム数日〜1週間と短く、日常生活への影響も比較的少ないです。

糸リフトは30代後半〜50代に人気の「若見え」治療です。しかし、最近では20代の方も多く、「老け予防」の施術として注目されています。

糸リフトに適応の人は?

・皮膚のたるみが気になる方
・ほうれい線・マリオネットラインが目立つ方
・小顔にしたい方
・肌にハリ感アップ
・輪郭をシャープにしたい方

糸リフトの効果は?

加齢によるたるみは、筋肉の緊張が衰え、皮下脂肪が減ってゆるむことで生じます。

たるみは図1のような部分にできやすいです。一気に老けてしまった感じがしますよね?
皮膚内の衰えなので、エステやマッサージなど皮膚表面への施術は効果的ではありません。

ここがたるむと「老け顔」に

図1

そこで、糸リフトの出番です。糸リフトは加齢で弱くなった部分(筋肉、靭帯)補うことができます。トゲのついた糸を挿入して組織へひっかけ、たるんだ皮膚をもち上げます。すると、もたついていた輪郭がシャープで若々しいフェイスラインに変わります。

糸周辺にコラーゲンエラスチンの生成が促進されるのも糸リフトの特徴です。コグ(糸のトゲ)が皮下組織を刺激することで、線維芽細胞が増加します。これは施術部位に弾力をだし、ハリのある皮膚を作り出す作用に深く関わっている細胞です。そのため、糸が吸収されたあともリフトアップ効果肌ツヤが継続します。

メリット

糸リフトのメリットとデメリット

糸リフトのメリットは「手軽さ」です。麻酔後はほぼ無痛で糸を挿入していく施術のため、往来のメスを使ったリフトアップと比べ、短時間(30分〜1時間)リスクも少なく行うことができます。皮膚を引き上げる力はヒアルロン酸注入やHIFUよりも強いため、直後から満足していただける施術となっています。

糸リフトはキズ跡がほとんどのこりません。糸リフトはもみあげの部分に小さな針穴をあけ、そこから糸を挿入します。くわえて麻酔を注入する箇所に穴をあけます。計4ヶ所(左右あわせて)に針穴をあけますが小さく、すぐにふさがります。

ダウンタイムはほとんどなく、麻酔が切れた後の痛み・内出血・腫れ数日〜1週間あるだけです。しばらくは顔を動かしにくかったり触ると痛かったりしますが、日常生活に支障がでることはありません。

デメリット

施術当日は、筋肉が動かしにくくなることがあります。麻酔で顔が腫れてしまうので、口が動かしにくくなったり笑いにくくなったりします。さらに、糸が突っ張り痛みを感じることもあります。しかしダウンタイムは数日〜1週間でおさまり、日常生活に支障ないくらいに戻ります。

リフトアップの程度で1ヶ月程度、フェイスライン〜頬にかけてひきつれの線が出てしまうことがあります。この線が影になり目立つことがありますが、これも時間経過で改善します。

 

糸リフトの効果の持続期間は?

糸リフトの持続期間は、1年〜1年半ほどと言われていますが、使用する糸やたるみの具合によっても期間の長さはちがってきます。切開してリフトアップする方法と比べると効果の持続期間は短いです。長期的な効果を希望している方は物足りないと感じるかも知れません。

しかし、この期間は糸リフトが物理的に皮膚を引き上げられる」期間のことです。実際の効果はさらに長く持続します。

糸リフトの効果は?」でも書いたように、糸リフトが挿入されると糸の周りには美容成分(コラーゲンやエラスチン)が増えて集まってきます。これは、糸リフトが挿入されて組織にキズがついた部分を体が治そうとするからです。溶ける糸を使用していても、糸の周りを包み込んだ繊維が柱として残るため、たるみにくい肌になります。このように皮下の美容成分の量が増えるため、さらに長く美肌効果やリフトアップ効果を感じることができます。

糸リフトがすぐに戻ってしまうのを防ぐ方法

定期的に施術を受ける

糸リフトの効果を維持するためには、定期的に施術を受ける必要があります。どのくらいの期間で施術を受ける必要があるかは、目指す肌状態によって異なります。

肌が引き締まった状態を維持したい」という方は半年ごとに、定期的に施術を受けることをオススメします。施術前と同程度のたるみでなければOK」という方は1年〜1年半ごとで問題ありません。

また、再度施術を受ける際には事前のカウンセリングで医師とコミュニケーションを取ることが重要です。理想の肌状態を伝え、今の段階で施術が必要かどうか、客観的に判断してもらいましょう。

本数を増やす

糸リフトの効果期間を伸ばすには、挿入する糸の本数を増やすことが効果的です。片側3〜5本が一般的ですが、さらに増やすことも可能です。本数を増やすと、肌を引き上げる力を強くできます。さらに、生成するコラーゲンの量を増やすことができ、糸が解けた後もリフトアップの効果を維持することができます。

少ない本数では皮膚を「」で支えている状態ですが、本数を増やすと「」で支えられるようになりバランスが良くなります。

糸を後から追加もできるので、医師に肌状態を確認してもらい、適切な本数を決めましょう。

刺激を与えない

糸リフトがすぐに戻ってしまうのを防ぐために、施術後は顔を刺激しないように心がけましょう。

糸リフトは、コグ(糸のトゲ)の部分を脂肪に引っかけてもちあげています。そのためコグの部分がはずれると、糸リフトの効果がなくなってしまいます。安定しない時期に顔を擦ったり大きく動かすとコグが外れやすくなってしまいます。

施術後、コグが定着するには1〜2ヶ月ほどかかります。少なくとも1ヶ月は安静に過ごしましょう。

まとめ

糸リフトは、手軽にフェイスラインをリフトアップし引き締めることができます。しかもダウンタイムも短く、日常生活でも支障がでることは少ないでしょう。若返りの施術として人気ですが、老け予防として20代の方にも好評の美容施術となっています。

糸リフトの持続期間は1年〜1年半です。定期的に続けることでリフトアップが継続され、シャープな輪郭をたもつことができます。また、効果を持続させるためには本数や施術後の生活を工夫しましょう。

レナトゥスクリニックは多数の糸リフト症例を誇っています。患者さん一人一人に合わせアセスメントし、治療をおこなっています。「糸リフトに興味があるけど、不安がある」「どこのクリニックがいいかわからない」「話だけでも聞いてみたい」という方は、まずはレナトゥスクリニックで無料カウンセリングを受けることをオススメします。安心して受けていただけるように、不安や悩みを丁寧にカウンセリングさせていただきます。

 

この記事の監修者
 岡田先生

レナトゥスクリニック東京田町院
岡田 楽史
コンプレックスで悩んでいた時間が、楽しい時間に変わるように。
RENATUS CLINICにきてよかった、と喜んでいただけるように。
誠意を持って関わらせていただきますので安心していらしてください。
お待ちしております。
経歴・資格
某都内病院初期研修修了
アラガン社公認 ボトックスビスタ注入認定医
アラガン社公認 ジュビダームビスタ注入認定医

instagram→dr.gacci
ヒアルロン酸の症例多数!ボケ投稿たまにのせます。

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