目次
炎症後色素沈着(PIH)とは?

炎症=火事、色素沈着=PIH=焼け跡、とまずは覚えて読み進めてください。
日本皮膚科学会によると、炎症後色素沈着とは”急性あるいは慢性の皮膚における炎症過程に続いて生じるメラニンの貯留”を指しています。
読み替えると、急に(ずっと)お肌に火事が起こるとメラニンが貯まって焼け跡になる、ということになります。
つまり、どのような病態であっても、お肌に炎症が起こった後は色素沈着が残るリスクがあるということです。
以下に皮膚の構造を示します。
(図1:新しい皮膚科学第3版より)
多くの色素沈着は時間経過とともに必ず消退(なくなる)のが特徴です。
この多くの色素沈着とは、皮膚のいちばん表面に存在する表皮のみがダメージを受けたもので、ターンオーバーとともに自然に改善していきます。
一方で表皮の下に存在する真皮にまでダメージが及び、真皮内にメラニンが滴落してしまった場合は瘢痕とともに色素沈着が長く残ってしまうことがあります。
医療脱毛と炎症後色素沈着との関係
表皮焼けとその後の炎症後色素沈着(PIH)
医療レーザー脱毛では、レーザーがお肌のメラニン色素(茶色や黒色の色素です)に反応して、高温を発生させ、その周囲の細胞を破壊する、というシステムで永久減毛を行なっています。
このため、レーザーは毛の黒色だけではなく、黒い肌、シミ、肝斑、ホクロ、あざといった組織にも反応をすることになります。

肌の色が黒い方の場合、短かめの照射時間幅のアレキサンドライトレーザーで照射した場合に起こりやすいです。
日焼け、色素沈着、肝斑のある患者さんの脱毛時にも起こりやすい副作用なので、対象の方は要注意です。
脱毛当日は、照射部の赤みが強い程度です。
翌日くらいから急速に黒色のかさぶたになっていきます。
かさぶたの色は黒に近いので、非常に目立つ状態になります。
10日くらいでかさぶたは脱落して元の肌の色に戻ります。
一時的に軽い炎症後色素沈着post-inflammatoryhyperpigmentation (PIH)を生じる場合もありますが、数カ月以内に消えていきます。
最終的には痕になったり、色が残ったりといった後遺障害を残しません。
表皮焼けを起こさないように注意することは大切ですが、もし起こってしまった場合には、予想される経過について理解し、必ず治る副作用ですので、冷静になることが重要です。
かさぶた脱落後の新しい皮膚に刺激を与えてPIHを生じさせないようにすることがポイントとなります。
化粧水・日焼け止め・保湿剤などもなるべく塗らないようにして、刺激を減らして早く炎症を治めることが重要です。
PIHが長引いたり、肝斑に移行したりすることを防がなければいけません。
もしPIHになってしまった場合には、保湿と日焼け対策をしっかりとしてください。
色素沈着があると脱毛できない?
医療脱毛によって自己処理の回数が減ると肌への負担が減少し炎症を起こしにくくなり、結果的にPIHの頻度を減らすことができます。
しかし、もともとお持ちの肌の色素沈着によってはレーザーを照射できない場合があります。
照射可能な場合は、色素沈着の範囲が小さく、また色がさほど濃くないものです。
レナトゥスクリニックでは出力や波長など脱毛器の設定調整により色素沈着にも照射できる工夫をしています。
一方で色素沈着が濃い場合は照射できかねる場合があります。施術可能かどうかはクリニックに相談しましょう。
日常生活で引き起こされやすいPIHは、着衣による摩擦(デリケートゾーンに多く見られます)やカミソリ・毛抜きによる刺激に伴う炎症が挙げられます。
不適切な自己処理はあらゆるトラブルのもとになります。この機会に正しい自己処理方法を身につけましょう。
また、ホルモンバランスの乱れも色素沈着を引き起こしますので、バランスの良い食事やストレスの溜めない生活を心がけましょう。
医療脱毛によって色素沈着が引き起こされてしまう場合がある
医療脱毛がPIHの原因となってしまうことが稀にあります。
原因は、脱毛後の副作用に挙げられる毛嚢炎やアレルギー反応による肌の炎症の他、レーザーによる熱傷(ヤケド)と冷却装置による凍傷のなどの場合があります。
医療脱毛後によるヤケドは、肌の色が暗い方、日焼けた肌、乾燥肌、さらには照射パワーが強すぎたりすることでリスクが上昇します。
対して、凍傷は冷却ガスの過度な噴射などで引き起こされます。
ヤケドや凍傷を起こさないためには、医療脱毛に特化し、熟練されたスタッフが在籍するクリニックに通うことが大切です。
医療脱毛後に色素沈着になってしまったら
PIHのいちばんの治療は時が経つのを待つことです。
擦ったり触ったり刺激を与えると炎症が増強し色素沈着の改善が遅れるばかりか悪化してしまう恐れがあるので基本的に何もせずに経過を見ることをお勧めします。
紫外線はPIHを悪化させるので日焼け対策は万全にしましょう。保湿する場合は優しく行いましょう。
一方で、PIHの前段階であるヤケドなどでは治療が必要になる可能性があるので、まずは脱毛を行ったクリニックに相談しましょう。
レナトゥスクリニックでは医療脱毛後にヤケドになってしまった場合の診察代・お薬代は無料になります。
ヤケドについては以下のブログをご参照ください。
医療脱毛後に色素沈着にならないために
肌を刺激しない
お肌を刺激すると、PIHが強く出てしまいます。
この刺激には、日光、保湿剤を「強く塗り込む」、顔をゴシゴシ洗う、体に合わない化粧水を使う、体に合わない洋服を着るなどが含まれています。
日焼けしない
紫外線により皮膚は軽いヤケド状態になります。ダメージを受けた肌は炎症の過程で大量のメラニン色素を産出します。
医療脱毛はメラニン色素にレーザーを反応させて熱を発生させることで脱毛効果を得ているので、レーザーが反応しすぎるとヤケドやその後のPIHのリスクが上昇します。
日焼けの程度によっては脱毛レーザーを当てられない場合もありますので、医療脱毛中は日々の紫外線対策を徹底しましょう。
保湿する
保湿され整った状態の肌ではヤケドなどの脱毛後のトラブルが起きづらくなり、結果、PIHの頻度を減少させることができます。また痛みの緩和や脱毛効果の上昇、埋没毛の防止などのメリットもあります。どの保湿剤を使ったら良いかわからないという方は、クリニックにもご用意しておりますのでご相談ください。
炎症止めの薬を適切に使用する
照射当日の夜や翌日まで赤み・痒み・ひりつきなどが続いている箇所があった場合は、症状がある部位のみ照射翌日まで炎症止めの塗り薬(ステロイド)を塗布していただくことをお勧めしています。当院ではスピラゾンローション0.3%をお渡ししています。一方で漫然と使用を続けてしまうと毛嚢炎のリスクを上げてしまったり、炎症の治りを遅くしてしまう可能性があります。使用に迷った場合は脱毛を行なったクリニックに相談しましょう。
脱毛時・脱毛後の肌トラブルなどに使用する薬については以下のブログにまとめています。
信頼できるクリニックを選ぶ
残念ながら何事にもリスクはつきものです。しかしリスクが少ないものや、トラブルが起こってしまった時にきちんと対応してくれるものを選択することはできます。
医療脱毛に置き換える場合、医療脱毛に特化した熟練のスタッフがいるクリニックを選択することが大切です。
まとめ
医療脱毛では、やけど、毛嚢炎、アレルギー反応などお肌の炎症後に色素沈着でできる可能性があります。
色素沈着は必ず治るので、刺激をせずに、日焼け対策や保湿をして治るのを待ちましょう。
色素沈着に医療脱毛をすると、色素沈着が悪化するリスクがります。
色素沈着を治療してから医療脱毛をすると良いでしょう。
参考文献
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【施術名】医療脱毛
【施術内容】厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機械熱破壊式ジェントルマックスプロ・ジェントルマックスプロプラスでバルジ領域・毛根・毛母細胞などの毛包周囲組織を破壊し、永久減毛効果を出す施術です。
【料金】お試し医療脱毛¥110円(税込)、全身脱毛5回Xプラン¥98,800円(税込)
医療脱毛は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】ヤケド・痛み・赤み・毛嚢炎・蕁麻疹・アレルギー反応・硬毛化・色素沈着・色素脱失・痒み・乾燥・埋没毛・ほくろしみが薄くなる・肝斑の悪化・まつ毛、眉毛、髪の毛の脱落・腫れ等
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

この記事の監修者
レナトゥスクリニック統括院長 副田 周
国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、レーザー医療脱毛における高い安全性と確かな脱毛効果を両立するスペシャリスト。
効果が高く、痛みが少ない脱毛治療を実現するためには、レーザー機器への深い理解と高度な技術力が必要です。レナトゥスクリニックの主力脱毛機器『GentleMax Pro Plus』を中心に、一人ひとりの肌質・毛質に最適化したオーダーメイド脱毛を行っており、年間数千件以上の豊富な脱毛施術実績を誇ります。
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