家庭用脱毛器と医療脱毛どっちがいい？併用可能？永久脱毛できる？薄くしてから医療脱毛するのは？

家庭用脱毛器と医療脱毛どっちがいい？併用は？
永久脱毛の効果やコスパを徹底比較

「家庭用脱毛器を買って自分でやるか、クリニックに通うか迷っている」
「家庭用で毛を薄くしてから医療脱毛に行けば、安く済むんじゃない？」

そう考えている方は、少し待ってください。
実は、家庭用脱毛器で「永久脱毛」はできません。それどころか、中途半端に毛を薄くしてしまうと、医療脱毛の効果が出にくくなり、結果的に「時間」も「お金」も損をしてしまう可能性が高いのです。

この記事では、美容のプロが「家庭用脱毛器と医療脱毛の決定的な違い」と「賢い脱毛の始め方」を忖度なしで解説します。

高級高品質な医療脱毛とは

家庭用脱毛器やエステ脱毛（光脱毛）と、医療脱毛の最大の違い。それは「永久脱毛ができるかどうか」です。

お持ちの家庭用脱毛器の説明書や公式サイトをよく見てみてください。「脱毛」ではなく「ムダ毛ケア」「抑毛」といった曖昧な表現が使われていませんか？

これは法律上、「毛根を破壊する行為（＝永久脱毛）」は医療機関でしか行えないためです。家庭用脱毛器は、素人が使っても火傷しないよう出力が極端に抑えられており、毛根を破壊することは不可能です。

つまり、家庭用脱毛器をどれだけ使い続けても、毛はまた生えてきます。「一生処理し続けなければならない」のです。
対して医療脱毛は、毛を作る工場（発毛組織）を破壊するため、完了すれば自己処理から解放されます。

家庭用脱毛器

「家庭用は安い」というイメージがありますが、効果や期間、手間を考えると、実はコスパが悪いことが多いです。一覧表で比較してみましょう。

比較項目	医療脱毛 (レナトゥスクリニック)	家庭用脱毛器	エステ脱毛
効果	◎ 永久脱毛 (発毛組織を破壊)	× 一時的な減毛 (すぐ生えてくる)	△ 一時的な減毛 (通うのを辞めれば戻る)
回数/期間	5〜8回 / 約1年 (短期間で完了)	無限 (数日〜1週間に1回)	18回以上 / 3年以上 (終わりが見えない)
手間・リスク	お任せで安心 (医師・看護師が対応)	非常に面倒 (背中など届かない・自己責任)	倒産リスクあり (予約が取れないことも)
総額コスト	¥98,800〜 (全身5回/追加費用なし)	7〜10万円 + 時間 (本体代+交換カートリッジ)	30万円以上 (通い放題プランなど)

高性能な家庭用脱毛器は7〜10万円ほどします。一方で、レナトゥスクリニックの医療脱毛（全身5回）は¥98,800。
ほぼ変わらない金額で、プロによる確実な永久脱毛が受けられるのです。「自分でやり続ける手間」と「効果」を考えれば、どちらがお得かは明白です。

渡邊莉子医師

⚠️ 節約のつもりが、逆に高くつきます！

「家庭用脱毛器である程度毛を減らしてから医療脱毛に行けば、回数が少なくて済むのでは？」
これは大きな間違いです。むしろ逆効果になる可能性が高いです。

医療脱毛レーザーは、毛の黒い色（メラニン）に反応して熱を発生させます。
つまり、「毛が濃くて太い状態」が、最も効率よくレーザーが反応し、1回あたりの脱毛効果が高くなるのです。

家庭用脱毛器で中途半端に毛を細くしたり薄くしてしまうと、医療レーザーが反応しにくくなります。その結果、産毛に対応するための追加回数が必要になり、完了までの期間も費用も余計にかかってしまうことになります。

脱毛は「最初から医療脱毛」が最短・最安のルートです。

「医療脱毛に通いながら、次の予約までの間に家庭用脱毛器を使ってもいい？」
これも推奨しません。

❌毛周期が乱れる：医療脱毛は毛が生え揃ったタイミングで照射するのがベストです。家庭用で抜いたりダメージを与えたりすると、医療レーザーの効果が激減します。
❌肌トラブルのリスク増：二重にダメージを与えることで、火傷や色素沈着のリスクが高まります。肌状態が悪いと、クリニックでの照射を断られる場合もあります。

医療脱毛期間中は、自己処理は電気シェーバーのみにし、毛を抜いたり家庭用脱毛器を使ったりするのは控えましょう。