鏡を見た時に、「疲れ顔だな」と思うことありませんか?あるいは、頬に影ができて線みたいになっていることないですか?それ、頬が痩せて「ゴルゴライン」が目立っているからかも。ゴルゴラインは目頭から頬、耳目で伸びるくぼみのことです。生まれつきゴルゴラインが目立つ方や、表情を作った時に見られる方もいますが、たいていは年齢を重ねて頬の脂肪が減ってしまったり皮膚がたるみんでできてしまうことが多いです。
ゴルゴラインは短期的にはマッサージやお化粧でなおせますが、根本的になおせるわけではないのでずっと目立ってしまいます。そこでおすすめなのが「ヒアルロン酸注入」です。ヒアルロン酸注入は頬にハリをだすので、くぼみを埋めてゴルゴラインを改善し若々しい顔を取り戻すことができます。セルフケアではどうにもならないゴルゴラインを消す方法として最も効果的な治療方法です。今回はゴルゴラインへのヒアルロン酸注入について解説します。
・ゴルゴラインが目立っている方
・メイクやマッサージでもゴルゴラインが消えない方
・疲れ顔に見られる方
・ゴルゴラインヒアルロン酸注入をしようか迷っている方
目次
ゴルゴライン(ゴルゴ線)のヒアルロン酸注射
ゴルゴライン(ゴルゴ線)は頬のくぼみが影になって見えるもので、目立ってしまうと元気のない顔になり老けて見えてしまいます。ヒアルロン酸注入はゴルゴライン治療の一つで、頬にボリュームをだし皮膚を下からもちあげて顔にメリハリをだします。頬がふっくらすると光が当たる位置が目に近づくので、顔がぱっと明るい印象になります。
ヒアルロン酸製剤はゼリーのような見た目・質感のため肌になじみやすく、注入した皮膚にハリをもたせてくれます。注入処置は数分で完了し、傷跡がほぼ残らずダウンタイムも2〜3日なので気軽に受けられることがメリットです。
ゴルゴラインにヒアルロン酸注入がおすすめの理由
ゴルゴラインはそもそもどこ
目頭の下から頬を通って、耳の方に斜めにのびるくぼみを「ゴルゴライン」といいます。この線があると、いっきに老け顔や疲れ顔に見られてしまいます。
ゴルゴラインは医学用語ではなく、漫画の「ゴルゴ13」の頬にある線が似ていることから呼ばれたものです。他にも「ミッドチークライン」「インディアンライン」ともいわれます。
ゴルゴラインが深くなる理由
ゴルゴラインが深くなる(濃くなる)原因は、皮膚を支える構造の衰えです。皮膚は骨、靭帯、筋肉、皮下脂肪が内側から支えることで、ハリのある肌を保っています。しかし、年齢を重ねると徐々にそれらの構造が衰退してくるため、たるみやくぼみとなってゴルゴラインを目立たせてしまいます。ゴルゴラインが目立ってくると、下の写真のようにあるかないかで10才ほど印象が変わってしまいます。目の下の皮膚がたるむことで、影になってしまった部分がゴルゴラインとして見えてきます。目の下の皮膚は垂れ下がっているのに、ゴルゴラインの真下の靱帯が頬を引っ張ろうとするため、結果くぼんでしまうのです。
ゴルゴラインの治療はヒアルロン酸注射
ゴルゴライン治療において最も効果的な施術です。ヒアルロン酸注入はアレルギーなどの副作用も少なく、施術時間も15分程度で終わります。注入後のキズ痕も、注射針のところだけなのですぐに治ります。
ゼリー状の見た目・弾力があり、皮膚のたるみや靭帯がゆるんだ部分を補うように注入して肌のハリを出します。ゴルゴラインへの注入は目の下1〜2箇所に注射していきます。ゴルゴラインの溝が埋まって線が消えるだけでなく、ボリュームがでることで頬の脂肪がひっぱり上げられほうれい線がうすくなります。顔にメリハリがでて中顔面が短く見えるので、小顔効果にもなります。
ゴルゴラインに必要な量は、平均して両側で2ccほどです。持続期間は、製剤によりますが半年〜1年半と長持ちです。美容施術の中では、気軽に受けられてコストパフォーマンスのいい美容施術となっています。
症例写真
30代女性の方の症例をご紹介します。美容施術をしたいけど、何から始めていいかわからないとお悩みでした。頬の脂肪がたるみ落ちてしまい、目の下と頬のあいだに影ができてしまっているせいで、全体的な印象として疲れ顔に見えてしまっていました。
くぼんで影になってしまっている部分にヒアルロン酸を注入しました。痩せてしまった脂肪を補うようにヒアルロン酸が入ったことで、頬が膨らんで影が解消されました。顔にメリハリがついたことでキュッと引き締まった印象になり、小顔効果にもなっています。注入前はたるんだ部分に光が当たってしまっていましたが、頬のトップが上に引きあがったことで、光が当たる範囲が目に近くなり若々しく元気な印象になりました。
ゴルゴラインに使うヒアルロン酸製剤
ゴルゴラインは皮膚を下からしっかりもちあげられる製剤が適しています。骨・靭帯・筋肉・脂肪の働きをしっかり補完でき、成形力のある製剤をご紹介します。
・使う製剤はボリューマ
「ジュビダームビスタ(R)ボリューマXC」はアラガン社のバイクロス技術を用いたヒアルロン酸です。バイクロス構造は高分子と低分子ヒアルロン酸が高効率で架橋構造を形成するため体に吸収されにくく長期持続(24ヶ月)します。変形やずれが生じにくく、理想の形を維持することが期待できます。組織への馴染みもよく、自然な表情、触った時も自然な弾性の感覚を作ることが期待できます。
硬さは他のヒアルロン酸製剤の中でも2番目の強さであり、皮膚を下からもちあげる力に長けています。よく使われる部位としてはゴルゴライン、鼻翼基部、頬コケ、額でそれぞれ皮膚のくぼみを埋めるように注入することで顔にメリハリをつけてくれます。
・ダイヤモンドフィール
ダイヤモンドフィールは韓国製の製剤で、柔らかい質感でオールマイティーな製剤です。ゴルゴライン、ほうれい線、頬こけ、マリオネットライン、顎など一部の部分を除いて施術できます。比較的やわらかい製剤で、シワを薄く伸ばしボリュームを補うのに長けています。持続期間はアラガン社のものよりも短いですが、初めてヒアルロン酸を注入する方がお試しで注入するのに適しています。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸は何ccがいい?
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注入は片側1cc〜2cc、両方で2cc〜4ccが妥当です。これより少なくてもはっきりとした効果得られず、逆に多すぎても顔がパンパンになってしまいます。これらは医師の技量によって仕上がりが変わるので、ゴルゴラインヒアルロン酸に特化した医師が在籍するクリニックを選びましょう。
まとめ
今回はゴルゴラインの治療法の一つであるヒアルロン酸注射について解説しました。皮膚は、年齢を重ねるとどうしてもたるんだり痩せてしまいます。特に昨今はスマホやパソコンなどを見る時間が長くなったことで、顔の筋肉が凝り固まったり衰えるのが早くなり若い方でもゴルゴラインが目立つようになってきています。鏡を見た時に自分の顔がげっそりしていたら、心までげっそりしちゃいますよね?
ヒアルロン酸注入はアレルギーなどの副作用も少なく、施術時間も数分で終わります。持続力も1年半から2年とながく、コストパフォーマンスのいい美容施術となっています。効果を最大限だすために、医師選びは慎重におこないましょう。レナトゥスクリニックはヒアルロン酸注入の症例多数の医師のみ在籍しています。もし、美容クリニックをどこにしようか迷っている時は、まずレナトゥスクリニックの医師にカウンセリングしてもらうのが良いでしょう。みなさま一人一人に合った治療法をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお越しください。
監修医師一覧(専門医情報)
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レナトゥスクリニック 新宿院院長私は患者として、医療脱毛、ボトックスやヒアルロン酸はもちろん、様々な施術を受けてまいりました。
自分自身で口コミや評判、症例などを調べて美容クリニックへ行き、成功したこともあれば失敗したこともあります。
このような経験をしてきたからこそ、本当に良い美容医療を責任感を持って提供したいという強い意志があります。
美容業界に携わる今、皆さまの美しくなりたい気持ちに真摯に応え、誠実な美容医療を提供していきたいと強く考えております。
小さなお悩みも、長年のコンプレックスも、お力になれればと存じます。
新宿の美容医療なら渡邊にお任せください。
東京女子医科大学出身、美容施術経験多数(なんでも聞いてください!)、instagram、Tiktok、X(旧Twitter)