鏡を見た時に、「最近なんだか老けたな・・・」と思ったそこのあなた!
目の下にたるみができていないかチェックしましょう。さわるとプクプクした感触の膨らみです。これが目立つと老けた印象を与えてしまいます。さらにふくらみの下は黒く影になるので、「疲れてそう」と思われてしまうことも。たるんだ状態で放置してしまうと皮膚が伸びてしまいなかなかもどりません。鏡を見るたび、自分の顔に元気がなかったら、心まで元気がなくなってしまいますよね・・・。
そのため気づいたら早く治療するのが良いでしょう。今回は目の下のたるみを治す方法について解説します。
目次
目の下のたるみとは?

下まぶたにできる皮膚のぷっくりしたふくらみのことで”黒クマ”の原因にもなります。涙袋とは場所がちがい、もう少し下の方にできます。涙袋は下まつ毛のすぐ下のふくらみのことで、目の周りの筋肉(眼輪筋)の盛り上がりによってできるものではっきり目立つと、女性らしい笑顔になりやわらかな印象になります。逆に目の下のたるみは、目立ってしまうと実年齢よりも老けて怖い印象になってしまいます。
目の下のたるみの原因
脂肪によるたるみ
目の下のたるみは、眼窩脂肪(眼球の周りの脂肪)が押し出されたものです。眼窩脂肪は眼球を守るクッションの働きをしています。年齢を重ねると、眼球を支える靭帯(ロックウッド靭帯)がゆるんできます。すると眼球は元の位置にとどまれず下がってくるため、眼球の下を守っていた眼窩脂肪が場所を失い前に押し出されてしまうのです。目の下の皮膚は顔の中でもとくにうすく(0.2mm〜0.3mm)、ふくらみが目立ちやすくなり、印象を大きく変えてしまいます。
紫外線による変化
紫外線(UV-A)は真皮にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。コラーゲンは皮膚のハリの維持、エラスチンは肌の弾力を保ってくれるので若さを保つために重要な役割を果たしています。紫外線はコラーゲンやエラスチンを変性させてしまい老けの原因となります。
目の酷使や筋力の低下
スマホやパソコンを長時間使用して目を酷使すると目の周りの筋肉が緊張して血流が悪くなるため、筋肉が弱るので老化の原因になります。筋力が低下すると眼球を支える筋肉が弱まり眼球が落ちてしまうからです。
目の下のたるみとくぼみの違い
目の下にくぼみができることもありますが目の下のたるみとはでき方が異なります。くぼみは目の下の脂肪が減ったり筋肉が衰えて、皮膚のハリがなくなることでできてしまいます。しかし、たるみもくぼみも両方できてしまう場合があり、皮膚のたるんだ部分とくぼんだ部分の段差が大きくなり余計に影が濃くなってしまいます。
目の下のたるみを治すには?
若いうちからセルフケアを徹底して予防することが大事です。早いうちから皮膚に潤いを保つようにケアしておくことでたるみを予防することができます。また、目の周りの筋肉が衰えないようにマッサージや目を動かすことで加齢変化を予防できます。
しかし、いちど目の下がたるんでしまうとセルフケアだけで治すのはなかなか難しくなってしまいます。目の下のたるみは、眼球を支える靭帯や筋肉が衰え脂肪が押し出されたものなので、もし仮に脂肪を戻せても靭帯や筋肉を治せていないので根本的な解決にならないからです。しかし、年齢を重ねるとどうしてもたるんでしまいやすくなります。早いうちに美容皮膚科に受診して適切な治療を受ける必要があるでしょう。治療には、たるんでしまった脂肪をとるクマとり(経結膜脱脂法)やヒアルロン酸注入があります。
目の下のたるみの予防方法(セルフケア)
紫外線予防
紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうため、紫外線対策が必要になります。日焼け止め(サンスクリーン剤)を塗布することで日光を遮断し、皮下組織をまもることができます。日焼け止めは2〜3時間で落ちてくるので、夏場は1日2〜3回塗りなおすと良いです。物理的に日光を遮断するには長袖を着たり、日傘で体に光が当たるのを防ぎましょう。
保湿
肌の乾燥は紫外線によるコラーゲンやエラスチンへのダメージを高めてしまうため保湿ケアを徹底しましょう。肌が乾燥している状態では、シワが深くなっていく一方です。化粧水、美容液、乳液、クリームで保湿ケアを行いましょう。おすすめはヘパリン類似物質で、肌奥まで浸透して保水してくれるため乾燥を抑えてくれます。
目の下の物理的刺激をさける
目の下を強い力で擦ったり触ったりしてしまうと、物理的刺激で色素沈着してしまいます。くぼんだ部分の色味が濃くなって顔が老けて見えてしまいます。顔のケアをするときはやさしく触れるくらいの力でおこないましょう。
眼輪筋マッサージ
パソコンやスマホを長時間見続けると筋肉が緊張してコリかたまってしまいます。眼輪筋への血流が滞るため、筋肉が衰えてしまいます。自分でできるケアとして、眼輪筋をマッサージしてほぐしてあげることで滞っていた血流を流す方法がございますが、長期的に見るとお顔が弛んでしまう要因になりますので強くお勧めいたしません。
目の下のたるみの治療法
目の下のたるみ取り(経結膜脱脂術)

表の皮膚を切らない目の下のクマとり(経結膜脱脂術)はまぶたの裏側にある結膜を5〜7mm程度切開し、目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を余分な量だけ取り除き、クマやたるみを改善します。対象となるくまは”黒クマ“です。
目の下のたるみヒアルロン酸
ヒアルロン酸注入は、くぼみの間にヒアルロン酸を埋めるように注入していくことで、でてしまった眼窩脂肪と頬の脂肪の段差をなだらかにして影をうすくします。頬にボリュームがでることで肌が張るので若々しくなります。製剤はアラガン社のボルベラやボライトといった肌馴染みの良い製剤を注入します。柔らかい製剤でしわやたるみに広く広がり、膨らみとの段差を小さくできます。
まとめ
目の下のたるみは皮膚のケアや筋肉の衰えの予防で進行を遅らせることができます。しかし、年齢を重ねるとどうしてもセルフケアだけでは間に合わなくなってきます。たるみきってしまった皮膚を自力でどうにかするのは難しいです。皮膚がたるみきって修復できなくなる前に、美容皮膚科の医師に診察してもらうことをおすすめします。
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この記事の監修者
レナトゥスクリニック統括院長 副田 周
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