唾液腺ボトックス

脂肪吸引やハイフ、エラボトックスを併用しても小顔効果が物足りない方は、もしかしたら唾液腺が大きくなっているかもしれません。

唾液腺は唾液を生成する器官で主に耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つがあります。

これらにボトックスを注入すると、唾液腺の活動が抑制されることで大きくなった唾液腺が縮小し、小顔効果が得られる可能性があります。

唾液腺ボトックスについて

唾液腺とは

唾液腺は唾液を生成・分泌する器官で、耳下腺と顎下腺で合わせて90%ほどの唾液を分泌しています。

唾液には食物の咀嚼や飲み込みを助け、口腔内の清潔を保ち、歯や歯肉の健康を維持する役割があります。

唾液の分泌量や唾液腺の大きさは個人差が大きいですが、吐きグセがあったりすると大きくなりやすい傾向があります。

また安静時と比較して咀嚼時は10倍以上に増加すると言われています。安静時は顎下腺が、咀嚼時は耳下腺が多くの唾液を分泌しています。

唾液腺が大きくなることで外見に影響をもたらすのは耳下腺と顎下腺で耳下腺は耳の前から下辺りに、顎下腺はエラから顎の下辺りに存在します。

レナトゥスクリニックではこちらの2つの唾液腺に対してボトックス注入による小顔治療を行なっています。

耳下腺ボトックス

耳下腺周囲のフェイスラインの小顔治療には脂肪吸引やエラボトックスなどがありますが、改善が乏しかった場合は耳下腺が肥大している可能性があります。

耳下腺は耳の前から下辺りに存在しますが普通は体表から触れることは少ないです。

一方、耳下腺が肥大している場合はその周囲にポコっとした膨らみをふれます。

こういった場合は耳下腺ボトックスの良い適応で、ボトックスを注入することで小顔効果が得られる可能性が高いです。

顎下腺ボトックス

顎下腺周囲のフェイスラインの小顔治療には脂肪吸引やハイフなどがありますが、改善が乏しかった場合は顎下腺が肥大している可能性があります。

顎下腺はエラと顎の間に存在し、肥大すると横から似たときのフェイスラインがもたついて見えてしまうことがあります。

こういった場合は顎下腺ボトックスの良い適応で、ボトックスを注入することですっきりとしたフェイスラインを手に入れられる可能性が高いです。

治療の流れ

注意事項

唾液腺ボトックスはダウンタイムもほとんどなく気軽に受けられる施術です。

しかし他のボトックス治療にはない注意すべきポイントがあります。

それは唾液の減少に伴う口渇感です。

ボトックスが最も効果が強いとされる注入後2週間から1ヶ月ころは特に強く感じることがあります。

また、唾液の減少により口臭が強くなったり、虫歯になりやすくなる可能性があるため頻回な口腔内ケアが大切です。

唾液腺ボトックスのまとめ

ボトックスの料金表

監修医師一覧（専門医情報）