ほうれい線ヒアルロン酸 デメリットは?

 

ほうれい線ヒアルロン酸注入のデメリット

ほうれい線ヒアルロン酸のデメリットについて解説します。デメリットは医師の技術や製剤によっても異なるので、一度医師に相談してみると良いでしょう。またご不安点はカウンセリングにて解消しておくと、安心して施術を受けられます。

デメリット① 血管塞栓のリスクがある

ヒアルロン酸注入には、誤った箇所への注入による血管塞栓のリスクが伴います。血管内への誤注入が起きると、血管が塞がれる可能性があり、皮膚壊死の危険性も考えられます。通常、塞栓が起こると我慢できないほどの痛みと、注入した部分の皮膚が変色(白いモヤモヤ)します。血管塞栓の兆候が見られた場合、迅速なヒアルロン酸溶解注射が必要です。

デメリット② しこりの可能性がある

一ヶ所の注入量が多くなったり、層が浅くなってしまうとカタマリになったり凹凸ができる原因になります。柔らかいほうれい線では特に目立ちやすく、しこりによる影で余計にほうれい線が濃く見えてしまいます。同部位へ何回も注入することもボコついてしまう原因の一つです。ただし、時間が経てば多くの場合、これらのしこりは解消される傾向があります。適切なアフターケアや医師の指示に従うことで、心配は軽減されます。

デメリット③ 不自然な見た目になる可能性がある

ヒアルロン酸注入によりほうれい線の改善を図る際、不自然な見た目になるリスクが存在します。

ほうれい線の部分は、脂肪や筋肉が複雑に絡んでいる部分です。その分ヒアルロン酸が入るスペースは多くあるため、人によっては平均的な量では足りないこともあります。そのため、大量のヒアルロン酸を注入してほうれい線をなくそうと考えてしまう方もいらっしゃいます。

しかしほうれい線は完全になくなってしまうと逆に不自然な顔になってしまいます。ヒアルロン酸を入れることに慣れてしまうと、元の顔との比較ができなくなり審美性を失います。客観性を保つために、担当医師とのカウンセリングが重要になってきます。

デメリット④ 効果が一時的で継続的な施術が必要

ヒアルロン酸注入は一時的な効果が見込まれ、時間が経つと吸収されてしまうため、継続的な施術が必要です。初回の効果が感じられやすいものの、半年〜1年半ほどで効果は薄れてきます効果を持続させるためには、定期的なヒアルロン酸注入が必要です。

デメリット⑤ 医師の技術に左右される可能性がある

ヒアルロン酸注入は患者さんの改善したい部位に適した製剤の量、注射位置、針の深さなど、医師の技術が非常に重要です。経験不足や技術力の差により、満足できる仕上がりにならない可能性があります。同じヒアルロン酸でも、注入技術の差によって効果や見た目が異なることがあります。

そのため、ヒアルロン酸注入を検討する際には、経験豊富で専門的な技術を持つ医師を選ぶことが重要です。事前に医師の実績や施術例を確認し、信頼性のある美容皮膚科医を見つけることが、理想的な結果を得るために不可欠です。

 

ほうれい線ヒアルロン酸注入のデメリットへの対応

ヒアルロン酸注入のデメリットを解消するには、以下の3つを意識してください。

適切な医師・クリニック選び
客観的な意見を聞く
落ち着くまで待

それぞれを重視してヒアルロン酸注入の施術を行えば、デメリットに繋がる可能性を軽減できます。それぞれの対策について、以下で解説します。

適切な医師選び

ヒアルロン酸注入には医師の知識・経験が必要不可欠です。実際にヒアルロン酸を注入する際の技術力はもちろんですが、患者さんの肌トラブルに合わせた施術をおこなうためのカウンセリング力も必要になります。また、患者さんの疑問や不安を解決するための知識も求められるでしょう。そのため、ヒアルロン酸注入を行う際は、必ず実績・経験・知識のある医師を選んでください

客観的な意見を聞く

ヒアルロン酸注入を継続して行う場合は、自分以外の客観的な人の意見を聞くようにしてください。何度もヒアルロン酸注入を行っていると、変化に見慣れてしまって加減がわからなくなってしまうからです。美しくなるために美容施術を受けているのに、審美性が失われてしまったら悲しいですよね?客観的に見たときの変化を聞いて、過剰に注入しないようにしましょう。

落ち着くまで待つ

ヒアルロン酸注入した直後は腫れにより凹凸になっていることもあるため、まずは定着するまで2週間ほど待ってみましょう大体は腫れがひいて落ち着いてきます。

それでもしこりが目立つようなら、優しくマッサージして馴染ませてもいいです。(ただし、押してもキレイに広がらずデザインが悪くなる可能性があるため、無闇にマッサージするのは控えましょう。)

ヒアルロン酸注入は良い意味で永遠に続くものではありません。製剤にもよりますが最大2年までで効果は無くなりますし、本当に気に入らなければヒアルロン酸を溶かすこともできますもしお困りでしたら、注入した医師に連絡を取ってみてください。

まとめ

ほうれい線ヒアルロン酸注入のデメリットとその対応についてお話ししてきました。

デメリットを軽減するには、担当医師とのコミュニケーションが欠かせません。カウンセリングでご自身のご要望と不明点を質問をした上で、施術するかを決めましょう。

レナトゥスクリニックは熟練した医師がヒアルロン酸注入をおこなっているため、患者様のお悩みに寄り添った施術をできます。もし、少しでも不安や疑問がある際はぜひ一度ご相談くださいね。一緒にキレイになりましょう!

この記事の監修者
  • 岡田先生
  • レナトゥスクリニック東京田町院
    岡田 楽史
    コンプレックスで悩んでいた時間が、楽しい時間に変わるように。
    RENATUS CLINICにきてよかった、と喜んでいただけるように。
    誠意を持って関わらせていただきますので安心していらしてください。
    お待ちしております。
    経歴・資格
    某都内病院初期研修修了
    アラガン社公認 ボトックスビスタ注入認定医
    アラガン社公認 ジュビダームビスタ注入認定医

    instagram→dr.gacci

関連記事

  1. 目の上(くぼみ目)ヒアルロン酸注入のデメリット・失敗・リスク…

  2. ヒアルロン酸注入当日はお酒を控えるべき?飲酒はいつからしていいの?前日は?

    ヒアルロン酸注入当日はお酒を控えるべき?飲酒はいつからしてい…

  3. ヒアルロン酸製剤 徹底比較

    ヒアルロン酸製剤全36種類徹底比較

  4. ゴルゴラインの消し方

  5. ほうれい線ヒアルロン酸はどのくらい必要?

  6. お風呂ヒアルロン酸

    ヒアルロン酸注射をした当日はお風呂はダメ?岩盤浴サウナは?

PAGE TOP