普段からお酒を楽しんでいる方は、「ヒアルロン酸を注入してみたいけれど、ヒアルロン酸を注入したらお酒は控えなくてはいけないの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
普段は飲まない方でも、これからのシーズンお酒を飲むような場面も増えてくるかと思います。
今回は、ヒアルロン酸注入と飲酒の関係について、お伝えします。
目次
ヒアルロン酸注入後に起こる副作用・リスク・ダウンタイム
まずは、ヒアルロン酸注入後の通常の経過についてです。
ヒアルロン酸の注入後、直後から2週間程度は、主に痛み・腫れ・むくみ・内出血等の症状がでることがあります。
痛み
麻酔が切れてくると、注入した部位やその周囲に鈍い痛みを感じます。
特に、額や顎のように、深い層に注入しボリュームを出すような施術は、元々狭いスペースを注入によって広げるため痛みが生じやすいです。
痛みは、通常であれば数日〜2週間程度で治っていきます。
腫れ
注射なので針を刺した刺激で腫れが生じます。
特に、目元や唇のような薄い部分には腫れが出やすいです。
また注入量が多ければその分組織もダメージを受けますので当然腫れも生じやすいです。しかしながら注入量が少ないと凹凸の原因になってしまうので、適量が大切です。
腫れは、通常数日から2週間程度で治っていきます。
むくみ
注射なので針を刺した刺激や、施術で生じた体液もむくみの原因となります。
そもそもヒアルロン酸には、体内の水分を取り込んで膨らむという特徴があります。体内に水分が多ければ当然、ヒアルロン酸の注入部位やその周囲にはむくみが生じやすいです。
特に、目の上・目の下・涙袋などの目元は皮膚が薄く、処置後のむくみが生じやすい箇所です。
また、額やこめかみのヒアルロン酸注入後には、ヒアルロン酸注入時に生じた体液が目元に落ちてきて、目元や鼻根に腫れ・むくみ・内出血が生じることもあります。
むくみは、通常数日から2週間程度で治っていきます。
内出血
施術により細かな血管が傷つき、皮膚内に血液が漏れることで生じます。いくら熟練した医師でも血管を透視することはできませんので、内出血は十分に起こりえます。
内出血は、通常1〜2週間程度で消えていきます。
その間はコンシーラーを使用し隠して問題ありません。
お酒を飲むと起こること
お酒を飲みすぎた翌朝は顔や身体がむくんでしまいますよね。
お酒を飲むと、血管が拡張し血流がよくなります。また、血管とその周りの組織との間でおこる水分や栄養分などの移動を血管透過性といいますが、お酒を飲むとその血管透過性が亢進し、水分が血管から血管の周りの組織に移動して、むくみの原因になります。
また、お酒を飲みすぎた次の日の二日酔いは辛いですよね。ヒアルロン酸も、お酒も適量が大切です。
ヒアルロン酸注入後に飲酒してはいけないの?
結論から申し上げますと、当日〜腫れや痛みが気になる間は、お酒を控えた方が良いです。
それでは、なぜヒアルロン酸を注入した後に飲酒をしてはいけないのでしょうか。
症状が悪化する可能性がある
アルコールによって、ヒアルロン酸注入後の腫れや内出血、痛み、むくみといった、いわゆるダウンタイムに見られる症状が悪化する可能性があるためです。血管が拡張し血流が増えることで腫れや痛み、内出血などが悪化しやすくなりますし、むくみが生じることでも腫れなどの症状が悪化しやすくなります。そのため、ヒアルロン酸注入後にお酒を飲むと、副作用・リスク・ダウンタイムの悪化をさせることがあります。
それ以外にも、お酒に酔って転倒したり、注入部位を過度に触ってしまったりすると、皮膚表面の菌が入り込んで感染の原因となってしまうことも考えられます。
ヒアルロン酸注入後は、最低でも、当日〜腫れや痛みが気になる間は飲酒しないようにしましょう。
症状が悪化することで、ダウンタイムが長引く
ダウンタイムとは、施術によって現れた症状が治癒するまでの期間です。
大切な予定があってせっかく施術を受けたのに、ダウンタイムが長引いてしまって予定に間に合わない!となってしまっては元も子もありません。
そのような可能性を少しでも低くするために、ダウンタイム中もお酒は控えたほうが無難です。
いつからなら飲んでもいい?
注入後、腫れや痛みが気にならなくなれば飲酒をしても良いです。一般的には、副作用や腫れがあまり出てなければ、2日後からはお酒を飲んでも問題ないでしょう。しかし、くれぐれも飲みすぎないようにしましょう。
元々、むくみやすい方は注意が必要です。
飲酒によってむくみが生じた際に、せっかく治ってきていた腫れや痛みがまた生じることがあるためです。
飲酒以外に気をつけたほうがいいことは?
血流がよくなるようなことをしない
入浴・サウナ・岩盤浴
洗顔・シャワーは、当日からOK
お風呂に浸かる・サウナ・岩盤浴等は、短時間であれば2,3日後からOK
激しい運動
軽い運動であれば2,3日後からOK
激しい運動は、2週間程度経過してからが安心です。
注入部位を強く押したりマッサージしたりしない
注入後2週間は特に、腫れ・内出血が悪化する可能性やヒアルロン酸の変形に繋がる可能性があります。
ヒアルロン酸が組織と馴染んでいくまでは、控えましょう。
不必要に触らない
ヒアルロン酸は傷口が小さく、翌日には目立たなくなることがほとんどですが、注入した部位を不必要に触ると感染の原因になります。
気になるかもしれませんが、触りすぎないようにしましょう。
ヒアルロン酸注入の前日であれば飲酒していい?
前日に飲んだお酒が、当日まで残っていると、処置中の出血量が多くなる可能性が高くなります。出血量が多いと、ダウンタイムが長引きます。
また、二日酔いの体調が悪い状態で施術を受けることもお勧めできません。
ヒアルロン酸注入の前日であっても、飲みすぎには注意しましょう。
まとめ
・ヒアルロン酸注入後に飲酒をすると、痛み・腫れ・むくみ・内出血が強く出る可能性がある
・痛み・腫れ・むくみ・内出血が強く出ると、ダウンタイムが長引く可能性がある
・ヒアルロン酸注入後の当日〜腫れや痛みは気になる間はお酒を飲まない
・ヒアルロン酸注入の前日はお酒を飲みすぎない
・ヒアルロン酸とお酒は適量が大切
ヒアルロン酸注入後に大切な予定がある場合には、ダウンタイムが長引くことやヒアルロン酸が自然に馴染むまでを考え、予定の1ヶ月前にはヒアルロン酸注入を行っておくほうが良いでしょう。
ただし、ダウンタイムには個人差がありますし、ヒアルロン酸の注入部位や注入量・製剤によっても大きく変わるので、一度お早めにご相談いただくことをお勧めします。
ヒアルロン酸注射はどこを選べばわからない!という方は、まずはレナトゥスクリニックの無料カウンセリングを予約すると良いでしょう。
1つカウンセリングに行くと、比較する基準ができるので、クリニックがとても選びやすくなりますよ。
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ヒアルロン酸注入施術詳細
【施術名】ヒアルロン酸注入
【施術内容】
使用薬剤:ジュビダームシリーズ
持続期間:9~24ヶ月
ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、隆起させることで、形を整えたりシワや凹みを改善する治療です。
【料金】初回ヒアルロン酸1cc¥11,000円(税込)ジュビダームモニター1ヶ所¥45,100円〜¥48,400円(税込)
ヒアルロン酸注入は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】内出血・腫れ・感染・アレルギー・血流障害・ヒアルロン酸の移動・左右非対称・チンダル現象・皮膚の硬結等
【問い合わせ先】公式LINE
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
監修医師一覧(専門医情報)
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レナトゥスクリニック 新宿院院長私は患者として、医療脱毛、ボトックスやヒアルロン酸はもちろん、様々な施術を受けてまいりました。
自分自身で口コミや評判、症例などを調べて美容クリニックへ行き、成功したこともあれば失敗したこともあります。
このような経験をしてきたからこそ、本当に良い美容医療を責任感を持って提供したいという強い意志があります。
美容業界に携わる今、皆さまの美しくなりたい気持ちに真摯に応え、誠実な美容医療を提供していきたいと強く考えております。
小さなお悩みも、長年のコンプレックスも、お力になれればと存じます。
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東京女子医科大学出身、美容施術経験多数(なんでも聞いてください!)、instagram、Tiktok、X(旧Twitter)