医療脱毛ができない人・病気・肌・薬

【注意】脱毛が出来ない・お受け頂けないケースとは


RENATUS CLINIC — COLUMN

医療脱毛ができない人・病気・肌・薬

医療脱毛(レーザー脱毛)は誰でも受けられるわけではありません。
強い日焼け、妊娠中、特定の病気や服薬状況によっては施術をお断りする場合があります。
自分が該当するかどうか、この記事と自動判定ツールで簡単にご確認いただけます。

この記事では、レナトゥスクリニック統括院長が監修した基準をもとに、医療脱毛を受けられない(または主治医の許可が必要な)ケースを網羅的に解説します。結論を先にお伝えすると、医療脱毛ができないのは主に以下の4カテゴリです。

  1. 肌の状態による不可 — 強い日焼け、施術部位のタトゥー・金の糸、皮膚疾患の活動期
  2. 病気による不可 — 血液媒介感染症(HIV・B型/C型肝炎)、悪性腫瘍の活動期、重度のてんかん
  3. 薬による不可・注意 — 金属製剤内服中、抗凝固薬内服中、光線過敏を起こす薬剤
  4. その他の状態による不可 — 妊娠中・授乳中、ケロイド体質(好発部位)

以下の自動判定ツールで、ご自身のケースを30秒で判定できます。判定結果に応じて「そのまま来院可能」「主治医の許可が必要」「施術不可」がその場で分かります。

30秒で自動判定 — あなたは医療脱毛を受けられる?

ご自身の状況に応じて、医療脱毛が受けられるか、主治医の許可が必要か、その場で判定できます。該当する病歴・服薬をチェックするだけで、数問の質問に答えていただくと判定結果が表示されます。

「主治医の文書許可が必要」と判定された方には、主治医の先生へお渡しいただく依頼文のテンプレートも自動で生成されます。カウンセリング予約の前にぜひ一度ご確認ください。

SELF-DIAGNOSIS

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主治医許可 判定

当院で美容施術をご検討の方へ。ご希望の施術とご病状に応じた主治医許可の要否を判定いたします。

医療脱毛ができない人・早見表

医療脱毛を受けられるかどうかを、カテゴリ別に一覧にまとめました。

状態判定
強い日焼けをしている日焼けが落ち着くまで不可
施術部位にタトゥーがあるタトゥー部位のみ不可
顔に金の糸を入れている顔のみ不可
HIV / B型・C型肝炎当院では施術不可
妊娠中・授乳中施術不可
金属製剤を内服中施術不可
ケロイド好発部位(胸骨上・肩など)を希望部位により判断・主治医確認
ペースメーカーを植え込んでいる主治医の許可が必要
てんかん(コントロール不良)主治医の許可が必要
光線過敏症原因により判断・要許可
悪性腫瘍の治療中主治医の許可が必要
血が止まりにくい・抗凝固薬内服中主治医の許可が必要
アトピー性皮膚炎・ニキビ施術可能
生理中施術可能
未成年(同意書あり)施術可能

※ 最終判断はカウンセリング時の医師診察によります。境界例の方は、上の判定ツールで詳しい判定が可能です。

【肌】医療脱毛ができない肌の状態

強い日焼けをしている方 — 日焼けが落ち着くまで施術不可

医療レーザー脱毛は、黒い色素(メラニン)に反応する光の性質を利用して毛を処理しています。肌が黒に近い状態(=日焼けで色素沈着が強い状態)では、毛だけでなく肌そのものにもレーザーが反応してしまい、ヤケドのリスクが大きく上がります

海水浴・日焼けサロンなどで強く焼けている場合は、日焼けが落ち着いてから(一般的には1〜2ヶ月程度)の施術が安全です。

POINT
「日焼けでも脱毛可能」と謳う広告を見かけますが、レーザーは黒色に反応する物理法則があり、例外はありません。日焼けで照射可能としている場合、超低出力で照射している可能性があり、脱毛効果は期待しづらい設定です。

タトゥーがある部位 — タトゥー部位のみ照射不可

タトゥーには濃い色素が使われており、レーザーがこの色素に反応するとタトゥーが変色したり、部分的に色が薄くなる可能性があります。色素の濃さによってはヤケドのリスクも高くなります。

そのためタトゥーが入っている部位は照射できませんが、タトゥー以外の部位への脱毛は問題なく可能です。カウンセリング時にタトゥーの位置を医師にお伝えください。

顔に金の糸を入れている方 — 顔のみ施術不可

金の糸(ゴールデンリフト)を顔に埋め込んだ経験がある方は、顔の脱毛はお受けできません。金属とレーザーが反応し、ヤケドのリスクが高まります。組織内で金の糸がコイル状になっている場合はさらに危険度が増します。

顔以外の部位(ワキ・VIO・手足など)は通常通り施術可能です。

皮膚疾患の活動期

施術予定部位に以下の皮膚疾患の活動期がある場合は、治癒後の施術となります。

  • 活動性のヘルペス・帯状疱疹(施術部位またはその近く) — 治癒後に施術可能
  • アザの治療中(太田母斑・扁平母斑など) — 治療部位との重なりにより判断
  • 光線過敏症 — 原因により判断・主治医許可が必要
  • 白斑(尋常性白斑) — ケブネル現象のリスクがあり、主治医確認または悪化リスク了承で可
  • 重度の乾癬・掌蹠膿疱症 — 主治医の許可が必要

アトピー性皮膚炎・ニキビは、当院では主治医許可なしで施術可能です。むしろ医療脱毛で毛による刺激が減り、症状が改善するケースも報告されています。

【病気】医療脱毛ができない病気

HIV・B型肝炎・C型肝炎(血液媒介感染症)

HIV・HBV・HCVをお持ちの方は、当院では医療脱毛をお受けできません。理由は以下の2点です。

  1. 脱毛ヘッド部分への血液付着による感染リスクを完全に排除できないため
  2. レーザー照射の衝撃で皮膚や血液が飛散し、施術者へ感染するリスクがあるため

なお、当院では性病の血液検査も実施しています。気になる方は検査を受けた上で脱毛をご検討ください。

梅毒(治療歴がある方)

梅毒は治療により完治する感染症です。検査・治療を受けた病院で「感染リスクなし、施術を受けてよい」と許可を得ている方は、主治医への口頭確認のみで施術可能です。明確な許可を得ていない場合は、主治医からの書面許可をお願いしています。

悪性腫瘍(がん)の治療中

現在、抗がん剤・放射線・ホルモン療法などを受けている方は、主治医の許可がないと施術できません。レーザー照射が原疾患に直接影響を与えるかは明確ではないものの、万が一影響があった場合のリスクを考慮しての運用です。

一方、早期病変の完全切除後(追加治療なし)や、治療終了から3年以上経過し経過観察のみの方は、主治医許可なしで施術可能です。大腸ポリープ切除・子宮頸部上皮内がん円錐切除・DCIS・甲状腺微小乳頭がんなどが該当します。

てんかん・光過敏性発作

レーザーは強い光を発します。施術中はゴーグル・タオルで目を保護しますが、それでも光刺激や疼痛刺激で発作が誘発される可能性があります。

  • 最終発作から3年以上経過し安定 — 施術可能
  • 最終発作から2〜3年、服薬でコントロール良好 — 主治医への口頭確認で可
  • 直近2年以内に発作あり・コントロール不良 — 主治医の書面許可が必要

ケロイド体質

ケロイド体質の方は、ケロイド好発部位(胸骨の真ん中・肩・上腕など)への脱毛はお受けできません。それ以外の部位は、通常より低い出力で慎重に進めることで施術可能です(回数は通常より多くかかる場合があります)。

ケロイド体質かどうかの簡単な判断方法は、幼少期のBCG接種(ハンコ注射)の痕が盛り上がっているか。胸の真ん中の傷が治りにくい方も該当します。わからない場合は、LINEで痕の写真をお送りいただければ判断可能です。

LINEで写真を送って相談する

ペースメーカーを植え込んでいる

脱毛機器がペースメーカーに影響することは医学的には考えにくいですが、100%影響しないとは言い切れません。顔・ヒゲ・VIO・下腿など胸部から離れた部位のみの施術であれば、主治医への口頭確認で施術可能です。胸部・腋窩・上腕など本体直上または近接部を含む場合は、主治医の書面許可が必要です。

血が止まりにくい方

血小板減少症や、抗凝固薬・抗血小板薬(ワーファリン・DOAC・アスピリン等)を服用されている方は、脱毛で内出血が生じた場合に広がるリスクがあります。レナトゥスでは主治医の判断により施術可否を決定しています。

糖尿病

HbA1cが8.0%未満でコントロール良好、合併症(神経障害・易感染)がなければ通常施術可能です。HbA1c 8.0%以上や足潰瘍・易感染の既往がある方は、感染・創傷治癒遅延のリスクがあるため、主治医の書面許可が必要です。

【薬】医療脱毛ができない薬・注意が必要な薬

金属製剤を内服中 — 施術不可

病気の治療で金属製剤(鉄剤・一部の整腸剤など)を服用している方は、脱毛を避けた方がよいです。過去にレーザーに反応してシミのように色素沈着したり、照射部位に沿って皮膚の色が変化した症例があります。

光線過敏を起こす薬剤 — 主治医許可が必要

以下の薬剤は光線過敏反応を起こす可能性があります。服用中の方は主治医にご相談ください。

  • テトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)
  • ニューキノロン系抗生物質(クラビット、シプロキサンなど)
  • サイアザイド系利尿薬(フルイトランなど)
  • アミオダロン(抗不整脈薬)
  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
  • 一部の消炎鎮痛剤(NSAIDs)

薬剤の中止または変更により脱毛可能となるケースが多いため、自己判断せず主治医とご相談ください。

イソトレチノイン(ロアキュタン・アキュテイン)

重症ニキビの治療薬イソトレチノインを服用中は、レーザーによる瘢痕・創傷治癒遅延のリスクがあります。クリニック処方か個人輸入かを問わず、服用中または中止から1ヶ月未満の方は施術不可となります。中止から1ヶ月以上経過していれば施術可能です。

免疫抑制剤・ステロイド

プレドニゾロン5mg/日以上、または生物学的製剤・メトトレキサート・タクロリムス・シクロスポリン等を使用中の方は、感染・創傷治癒遅延リスクがあるため、主治医の書面許可が必要です。プレドニゾロン5mg/日未満で6ヶ月以上安定している方は、口頭許可で施術可能です。

【その他】妊娠中・生理中・未成年の方

妊娠中・授乳中 — 施術不可

妊娠中・授乳中の方は、当院では医療脱毛をお受けできません。レーザー自体が胎児・乳児に直接影響を与えるという明確なデータはありませんが、安全性を完全に担保する根拠データも存在しないため、念のためお控えいただいています。

ご出産・授乳終了後に改めてご相談ください。妊娠中はホルモンバランスの変化により、効果が安定しないという理由もあります。

生理中 — VIO以外は施術可能

生理中でもVIO以外の部位(ワキ・腕・脚・顔など)は通常通り施術可能です。VIOはタンポンを付け替えれば処置可能です。生理周期はデリケートな時期ですので、痛みを強く感じる場合は日程変更をお勧めします。

未成年の方 — 同意書で可

当院では保護者の同意書があれば施術可能です。15歳以下の方については医師の個別判断となります。初潮前の方はホルモンバランスが安定していないため、施術効果が十分得られない可能性があります。

なぜ医療脱毛ができない場合があるのか

医療脱毛が受けられない場合がある理由は、大きく3つに分類できます。

1. レーザーの物理的性質による制限

医療レーザーは「メラニン色素に反応して熱エネルギーに変換する」という物理法則で動作しています。そのため日焼けで黒くなった肌、タトゥーの色素、金属製剤による色素沈着があると、毛以外にもレーザーが反応してヤケドを起こす可能性があります。これは装置の性能ではなく物理法則の問題なので、例外はありません。

2. 原疾患の悪化リスク

てんかんの方は光刺激で発作が誘発される可能性があり、光線過敏症の方はアレルギー反応を起こすことがあります。免疫抑制剤を服用中の方は、施術後の感染リスクが健常者より高くなります。こうした患者様ご自身の病気を悪化させる可能性がある場合は、主治医の判断を仰ぎます。

3. 医療従事者・他患者様への感染リスク

HIV・B型肝炎・C型肝炎といった血液を介する感染症は、レーザー照射の衝撃で微量の血液が飛散した際に感染する可能性があります。機器の完全滅菌も困難なため、スタッフと他の患者様の安全を守る観点から施術をお断りしています。

主治医の許可があれば受けられるケース

「施術不可」の項目に該当しなくても、ご病状によっては主治医の許可が必要です。レナトゥスでは以下の3段階で判定しています。

判定内容
文書許可診断書・許可書・FAX・メール等の書面が必要。治療中や活動性のある疾患の方。
口頭許可主治医に施術を受ける旨を口頭で伝え、問題ないと確認いただければ可。書面は不要。
許可不要既往はあっても状態が安定している・経過観察のみの方。通常の問診・同意書のみで可。

具体的な判定基準は「美容医療で主治医の許可が必要な病気」の記事で詳しく解説しています。あるいはこの記事の自動判定ツールで30秒で判定できます。

POINT
「文書許可が必要」と判定された方は、自動で依頼文テンプレートが生成されます。そのまま印刷して主治医にお渡しいただければ、施術内容・確認事項が事前に記載されているのでスムーズです。

よくある質問(FAQ)

Q. 医療脱毛ができない病気は何ですか?

A. 当院ではHIV・B型肝炎・C型肝炎の方、妊娠中・授乳中の方は施術をお断りしています。その他、てんかん(コントロール不良)、重度の光線過敏症、金属製剤内服中の方は原則不可です。一方、多くの病気は主治医の許可があれば施術可能です。

Q. 日焼けしていると医療脱毛はできませんか?

A. 強い日焼けの状態ではヤケドのリスクが高く施術できません。日焼けが落ち着く1〜2ヶ月後の施術をお勧めします。「日焼けOK」と謳うクリニックもありますが、レーザーは物理的にメラニンに反応する原理のため、強出力での照射は危険です。

Q. アトピーでも医療脱毛は受けられますか?

A. アトピー性皮膚炎は当院では主治医許可なしで施術可能です。毛による摩擦刺激が減るため、医療脱毛によってかえって症状が改善するケースも多くあります。施術当日に強い炎症・掻破痕がある場合は、その部位のみ照射を見送ることがあります。

Q. 生理中でも医療脱毛は受けられますか?

A. VIOはタンポン使用で施術可能。生理周期は痛みを感じやすい時期ですので、気になる方は日程変更をご検討ください。

Q. 妊活中(妊娠の可能性がある)ですが医療脱毛はできますか?

A. 妊活中そのものは施術可能ですが、妊娠が確認されたら中断となります。ご相談のうえ、妊娠前に終わらせるか、授乳終了後に開始するスケジュールをご提案します。

Q. がんの治療経験がありますが医療脱毛は受けられますか?

A. 治療終了から3年以上経過し経過観察のみの方は、主治医許可なしで施術可能です。早期病変の完全切除(大腸ポリープ・子宮頸部上皮内がん円錐切除など)はすぐに施術可能です。治療中・治療終了から1年未満の方は、主治医の書面許可が必要です。

Q. 薬を飲んでいるのですが医療脱毛できますか?

A. 大半のお薬は問題ありません。ただし金属製剤・イソトレチノイン服用中・光線過敏を起こす薬剤(テトラサイクリン系抗生物質など)・強い免疫抑制剤は施術不可または主治医許可が必要です。ピル・睡眠薬・降圧剤などは通常施術可能です。

Q. 主治医が「美容脱毛の判断はできない」と言った場合は?

A. 「脱毛そのものの判断ではなく、ご自身の病状やお薬の観点で脱毛を受けて問題ないかどうか」をお聞きいただくようお伝えください。それでも判断が難しい場合は、当院のLINEでご相談いただければ別の方法をご提案します。

Q. 未成年ですが保護者なしで受けられますか?

A. 未成年の方は保護者の同意書が必須です。保護者の同伴は必須ではありませんが、カウンセリング時にご一緒いただくと内容理解がスムーズです。16歳以上が対象、15歳以下の方は医師の個別判断となります。

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