目次
最初に押さえておきたい、色素沈着のリスクと確率
ピコスポット後に色素沈着(炎症後色素沈着:PIH)が起こる確率は、2018年のアジア人を対象とした臨床研究で約4.65%と報告されています。
ただし、実際のリスクは肌質・医師の技術・術後のケアによって大きく変わるため、必ずしもこの数値通りとは限りません。
本記事では、色素沈着が起こるメカニズム、リスクを下げるポイント、そして注意すべき肌質について、医師の視点から詳しく解説します。
ピコスポット治療とは?
ピコレーザーの特徴とQスイッチとの違い
ピコスポットとは、ピコ秒レーザーを用いたスポット照射によるシミ取り治療の一種です。
従来よく使用されていたQスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)と比較して、ピコレーザーは1兆分の1秒(ピコ秒)単位で照射が可能な点が大きな特徴です。
この超短時間照射により、熱による周囲組織へのダメージを最小限に抑えながら、色素に対して強力な破砕力(光音響作用)を発揮します。
そのため、治療後の赤みやかさぶたなどのダウンタイムが短くなりやすいという利点があります。
ピコレーザーに関して詳細を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
シミ取り治療におけるピコスポットの位置づけ
ピコスポットは、美容皮膚科領域において主に日光性色素斑(老人性色素斑)やそばかすなどの限局性の色素病変に対して用いられます。
また、肌全体の色ムラ改善やくすみ改善を目的とする「ピコトーニング」とは異なり、ピコスポットはピンポイントで気になるシミを狙う治療となります。
ただし、色素の深さや肌質によっては複数回の治療が必要となる場合もあるため、事前の診察で十分な説明を受けることが重要です。
※シミ治療のダウンタイムなどについて以下記事で詳しく解説しています。
炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)とは?
PIHが起きるメカニズム
炎症後色素沈着( PIH)とは、外的刺激や炎症を受けた部位に、過剰なメラニンが産生されることで生じる色素沈着です。
皮膚に茶色〜褐色の色が残り、数週間から数ヶ月、場合によってはそれ以上持続することもあります。
レーザー治療においては、シミの原因であるメラニンを破壊するために高出力のエネルギーを照射しますが、このとき皮膚表面や周囲組織に一過性の炎症反応が起こります。
この炎症が過度になると、基底層のメラノサイト(メラニンを産生する細胞)が活性化され、結果として治療部位に新たなメラニン沈着が生じることがあります。
このように、PIHはレーザー治療そのものの副作用というよりは、炎症が過剰に起こったことによる肌の自然な反応であり、出力調整や術後ケアによってリスクを抑えることが可能です。

他院術後。斑になっていた方。 ④の丸部分が炎症後色素沈着部分。
ピコスポット後に色素沈着が起きる確率とは?
2018年の研究における発生率データ
2018年にNegishiらが実施した前向き研究では、アジア人20名・40病変を対象に、532nm・750psのピコ秒Nd:YAGレーザーを用いて日光性色素斑の治療を行った結果、4.65%の病変で、治療前よりも色が濃くなるレベルの炎症後色素沈着(PIH)が発生したと報告されています。
ただし、治療前よりも濃くはなっていないものの、何らかの色素沈着が認められる軽度のPIHも含めれば、実際の発生率はさらに高い可能性も考えられます。
さらに、PIHのリスクは、肌質・使用する出力設定・照射技術・アフターケアの方法などによって大きく変動する可能性があるため、この4.65%という数字はあくまで一つの目安と捉えるべきでしょう。
治療にあたっては、個々の肌状態に応じた慎重な判断と、適切な術後ケアの実施が非常に重要です。
医師の技術で差が出る?IWPの見極めとリスク管理
IWP(Immediate Whitening Phenomenon)とはレーザー照射直後に治療部位が一時的に白くなる反応のことです。
ピコスポット照射では、このIWPがどれだけ強く出るかを出力の指標の一つとしてします。
ただし、IWPが強く出れば出るほど効果的というわけではなく、過剰な反応はPIHや白斑などのリスクを高める要因になります。
また、虫刺され跡などが色素沈着しやすい体質の方はPIHが生じやすいため、特に慎重な対応が求められます。
ピコスポット施術、肌質を適切に見極めた上でIWPの程度を調整した照射が必要なものであるため、医師の技術によって効果に差が出る施術ということができます。
色素沈着のリスクを減らすには?
信頼できる医師・クリニックを選ぶポイント
PIHの発生は、単に機械の性能だけでなく、照射出力の設定・肌質の見極め・反応の評価など、医師の経験と知識に大きく左右されます。
例えば、治療直後に見られるIWP(Immediate Whitening Phenomenon)を過剰に出してしまうと炎症が強くなりPIHのリスクが高まります。
また、色素沈着しやすい肌質(虫刺されの跡が残りやすいなど)への理解や、治療後のリスク説明が丁寧な医療機関であることも、安心して治療を受けるための一つの指標になります。
術後ケアで重要な紫外線対策と摩擦回避
紫外線対策:治療後の肌は一時的にバリア機能が低下し、紫外線による刺激を受けやすくなっています。SPF50+の日焼け止めを使用し紫外線対策を徹底することをおすすめいたします。
帽子・マスク・日傘などで物理的に遮光することもおすすめです。。摩擦・刺激の回避:洗顔時やクレンジング、化粧水の塗布などで無意識に肌をこすってしまう方が多いですが、これも炎症の一因になります。術後は、押さえるようにやさしくスキンケアを行うよう意識してください。
PIHリスクが高い肌質の方は注意
虫刺され跡が茶色く残りやすい・ニキビの跡が色素沈着しやすいといった肌質の方がいらっしゃいます。
このような方は、PIHが生じやすい傾向があり、ピコスポット後も同様の反応が起こる可能性が高くなります。
そのため、こうした体質に心当たりがある方は、事前に医師に申告したうえで治療を受けるかどうかを慎重に検討することが望ましいでしょう。
参考文献
・宮田成章編 美容皮膚医療 ホントのところ 克誠堂出版株式会社 2020年
・葛西健一郎.シミの治療 このシミをどう治す? 第2版. 文光堂.2015年
・Negishi K, Akita H, Matsunaga Y. Prospective study of removing solar lentigines in Asians using a novel dual-wavelength and dual-pulse width picosecond laser. Lasers Surg Med. 2018;50(8):851-858.
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| お問い合わせ先 | 公式LINE |

この記事の監修者
レナトゥスクリニック統括院長 副田 周
国立富山大学医学部医学科卒業。大手美容外科院長を経て、シミ・くすみ治療において最先端のピコレーザー技術を駆使した美肌治療のスペシャリスト。「短期間で確実な結果を出すためには、レーザー設定と医師の技術力が不可欠です。」私はその両方を追求しています。
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