額のヒアルロン酸でおでこがボコボコになる!?原因と対処法を解説!

おでこボコボコ

「おでこのヒアルロン酸注入には興味があるけど、ボコボコになるって聞いて不安…」

そんな思いから、施術に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、額(おでこ)のヒアルロン酸注入のリスクの1つ「額(おでこ)のヒアルロン酸でボコボコになるリスク」についてのご紹介してゆきます。

この記事の監修者
  • 三田医師
  • レナトゥスクリニック新宿院
    院長 三田 亜耶
    額ヒアルロン酸の症例グループNo. 1。その技術の高さから、日本全国からおでこを丸くしたい、額を綺麗にした患者様が集まる。予約困難なため、早めの予約がおすすめ。 

額(おでこ)のヒアルロン酸注入とは?

お顔の1/3を占めるパーツである「額(おでこ)」は、お顔の印象に与える影響も大きいです。額(おでこ)がツルッとしていて丸みを帯びていると女性的な印象に、凹凸があったり直線的だと男性的な印象になります。そのため、丸みのある可愛らしい額(おでこ)に憧れる方もやはり多い印象です。そこでおすすめなのが、額(おでこ)のお悩みを解消できるヒアルロン酸注射です。平らであったり凹凸があったりする額はゴツゴツした印象を与えますが、そのゴツゴツして男性的な印象を改善し、立体感のある綺麗なラインのおでこにすることができます。加齢によるボリュームダウンが気になる世代にはもちろんですが、20~30代の若い世代からも人気の高い施術です。

そんなヒアルロン酸注射ですが、ネットなどで検索をすると、「額(おでこ)のヒアルロン酸注入をしたらおでこがボコボコになった」という噂や情報が見られ、気になっている方もいらっしゃると思います。「手軽と言っても、実はリスクが高いのでは?」と施術を検討されている方は心配になりますよね。

そこで、今回はおでこのヒアルロン酸注入でボコボコになる原因と対処法、そして回避する方法についてご紹介いたします。施術を受けられる前に是非チェックして、綺麗な額(おでこ)を手に入れてくださいね!

ヒアルロン酸注入で額(おでこ)がボコボコになる7つの原因

1.均一に注入できていない
2.注入量が少なすぎる/多すぎる
3.ヒアルロン酸が額(おでこ)に適していない
4.注入層が浅い
5.筋肉の動きによってボコボコする
6.出血や浮腫でボコボコする
7.まだ馴染んでいない

1.均一に注入できていない

ヒアルロン酸を一ヶ所に塊で注入してしまうと、体内に吸収されずしこりのようになってしまうことがあり、額(おでこ)が凸凹になってしまいます。
そのため、額(おでこ)へのヒアルロン酸注入は、薄く広がるように注入しなければなりません。
また、単に凹みを埋めるだけでなく、全体的に綺麗な曲線を描くよう、バランスを見ながら調整しつつ注入していく必要があります。
直後から凹凸なく、綺麗な曲線を描く額(おでこ)にするためには、医師の高い技術力が要求されます。
そのため、額(おでこ)のヒアルロン酸注入は比較的難しい施術と言われております。

医師の技術が低いと、均一に注入できず、額がボコボコになるリスクがあります

2.注入量が多すぎる/少なすぎる

額(おでこ)に限らず、ヒアルロン酸注入全般に言えることですが、適量を注入するということは非常に大切です。多すぎても少なすぎてもいけません。
額(おでこ)に関しては、量が少なすぎると、範囲を限定して注入する必要があるため、注入した部位としていない部位の境目が凹凸になってしまいます。また、範囲を限定せず全体に注入するとなると、修正不十分になってしまい本末転倒です。
逆に、量が多すぎると、不自然に膨らんでボコボコする場合もあります。
ヒアルロン酸の適正量は、患者様のお悩み、元の骨格、希望のデザインによって異なります。まずおおまかに何cc使うか、というのは診察時にしっかりと患者様の元の骨格やお悩みを把握し、希望を伺うことで決定します。また、施術前のデザインの時点で、ヒアルロン酸をどの部分にどの程度使うか、配分を考えてデザインする必要があります。さらに、施術中にも、逐一ボリュームを確認しながらの微調整が必要となります。
この、ヒアルロン酸の配分を決定したり、微調整したりすることに関しては、高い技術と豊富な経験、そしてセンスも必要とされます。

医師の額ヒアルロン酸の経験値、技術、センスが低いと額がボコボコになるリスクがあります

3.ヒアルロン酸が額(おでこ)に適していない

額(おでこ)に適していないヒアルロン酸を使用した場合、なじみが悪く、ボコボコが目立ちやすくなることがあります。ヒアルロン酸は種類によって粒子の大きさや硬さ、弾性(その場に留まる力)、凝集性(形を保つ力)が異なるため、組織への親和性(馴染みやすさ)も異なります。そのため、注入部位によって向き不向きがあります。ボコボコとなるリスクを下げるためには、おでこの注入に適した信頼性の高い製剤を使用することが大切です。

額に向いていないヒアルロン酸製剤を使用すると、額がボコボコになるリスクがあります

ヒアルロン酸製剤について詳しくはこちらをご覧ください。

4.注入層が浅い

額(おでこ)は、脂肪などの皮下組織が少ないため、浅い層に沢山注入をするとボコボコしてしまうことがあります。
一方で、骨膜上など深い層のみに注入しても、筋肉が薄いところと厚いところでの段差が生じてしまい、ボコついて見えてしまうことがあります。
額(おでこ)のヒアルロン酸注入では、その人の額(おでこ)の皮膚の厚さや筋肉量、過去の注入歴に応じて、ヒアルロン酸の膨らみ方を見ながら適切な層に注入し、微調整を重ねてゆく必要があります。

5.筋肉の動きによってボコボコする

筋肉が動いた時に、ヒアルロン酸が盛り上がって見え、ボコボコして見えることがあります。
これは、骨膜上など深い層に注入することで防ぎやすいですが、筋肉の動きが強いと、どうしても多少の盛り上がりが出てしまうことがあります。
その場合は、ボトックス注射の処置をすることで、額(おでこ)の過剰な動きを抑えることができ、ボコボコが改善する場合が多いです。

額の筋肉の動きが大きい方は、ボトックスの併用をすることでボコボコするリスクを減らすことができます

6.出血や浮腫でボコボコする

額(おでこ)は血管も多く、出血しやすい部位です。そのため、処置中に出血した部分が血腫となってボコついて見えることがあります。
また、針が通った部分には、針による刺激で浮腫が生じます。その浮腫によって、光の加減でボコついて見えることがあります。これは、皮膚が薄い人ほど目立ちやすい傾向にあります。
出血によるボコつきは腫れが引くと同時に改善しますし、浮腫によるボコつきは1-2日後には改善することがほとんどです。

7.まだ馴染んでいない

ヒアルロン酸は、注入の直後はまだ組織に馴染んでいないため、注入した部位と注入していない部位の境目がはっきりとしてしまいボコついて見えることがあります。馴染んでいないだけの場合、処置から2週間程度すると、ヒアルロン酸が組織と馴染んで適度に拡散し、ボコつきが改善することが多いです。

ヒアルロン酸で額(おでこ)がボコボコになったときの4つの対処法

額(おでこ)のヒアルロン酸注入でボコボコになる原因は主に上に挙げた7つです。では、実際にボコボコになってしまった時はどうしたら良いのでしょう?
考えられる対処法は4つあります。

1.馴染むのを待つ
2.ボトックスを打つ
3.追加注入をする
4.ヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かす

1.馴染むのを待つ

ヒアルロン酸が馴染んでいないだけの場合や、出血や浮腫によってボコついて見える場合は、ヒアルロン酸が馴染むのを待つことでボコつきが改善されます。ヒアルロン酸が馴染むまでは大体2週間程度と言われています。
例えば、以下の症例をご覧ください。


上が処置前、下が処置直後です。矢印の部分に、赤みと浮腫が生じており、わずかにボコついて見えるかと思われます。
次に、処置直後と、処置二日後の比較をします。

上が処置直後、下が二日後です。処置直後に見られていた赤みや浮腫がなくなり、ボコつきが改善されているのがわかります。
このように、経過を見ることで自然とボコボコが改善する場合もあります。
まずは2週間程度様子を見て、それでもボコつきが気になる場合は、他の対処法が適応となる可能性もありますので、医師の診察を受けるようにしましょう。

2.ボトックスを打つ

筋肉が動くことでボコついて見える場合、ボトックス注射で筋肉の過剰な動きを抑制すると、ボコつきが改善する場合があります。
額(おでこ)を動かした時にボコつきが気になる、という場合はボトックス注射が適応になる場合が多いです。

3.追加注入をする

2週間程度様子を見たけれども、やはり何もしていない時でもボコボコが気になる、という場合は、ボコボコしている部分をならすように追加注入をすることで、ボコつきが改善する場合もあります。
(上:修正前 下:修正後)
上の症例は、他院で額(おでこ)ヒアルロン酸注入を受けた後、ボコつきが治らないのでボコつきが目立たないように修正してほしい、とのことでご来院された方です。上が修正前、下が修正後です。修正前では、右の写真の矢印をご覧いただくとわかりやすいと思われますが、額(おでこ)の中央あたりにボコつきが見られます。そこで、中央のボコボコを目立たなくさせるようにヒアルロン酸を注入し、修正しました。修正後の写真を見ていただくと、ボコボコがなくなり、綺麗なツルッとした額(おでこ)になってるのがわかると思います。
追加注入による修正は、特に他院の修正の場合、どこにどんな製剤がどのぐらい入っているのかがわかりかねるので、通常の額(おでこ)ヒアルロン酸注入よりも難易度が高くなります。また、すでにあるボコつきを目立たなくさせるように注入するには、より緻密な調整が必要になるため、高度な技術と経験が必要とされます。

4.ヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かす

額(おでこ)に入れたヒアルロン酸が完全にしこり状態となってしまった場合、触るとぷよぷよとして可動性を持つことがあります。その場合は、ヒアルロニダーゼで注入したヒアルロン酸を溶かすという選択肢も考慮します。きちんと溶解されれば、数日~2週間程度で自然と体へ吸収されて、ボコボコしているしこりは解消されます。
一方で、ヒアルロニダーゼには、腫れやすい、内出血しやすいといったリスクの他に、アレルギーのリスクもあります。ヒアルロニダーゼには動物由来の製剤とヒト由来の製剤がありますが、特に動物由来の製剤はアレルギーリスクが高く、1%程度と言われているため、使用の際には慎重になる必要があります。

額(おでこ)がボコボコになるリスクを回避するためのクリニック選び5つのポイント

ヒアルロン酸注入の仕上がりは、医師の技術力や経験によって大きく差が生じます。
額(おでこ)がボコボコになる事態を防ぐために、ここからはヒアルロン酸注入の際のクリニック(医師)選びのポイントを紹介していきます。

1.額(おでこ)形成に適したヒアルロン酸を使用している
2.額ヒアルロン酸の症例数が豊富
3.他院修正の経験も豊富
4.カウンセリングが丁寧
5.きちんと時間をかけて処置を行う

1.額(おでこ)形成に適したヒアルロン酸を使用している

ヒアルロン酸は、製剤によって特徴が異なるため、注入部位によって向き不向きがあります。額(おでこ)形成に適したヒアルロン酸を使用しているかどうか、クリニックのホームページなどで確かめてみると良いでしょう。当院では、アラガン社のジュビダームボリューマ、ジュビダームボリフト、ジュビダームボライトといったヒアルロン酸を使用しております。どれも額に適した製剤であるため、安心して処置を受ていただけるかと思います。

2.額(おでこ)ヒアルロン酸の症例数が豊富

多くの症例を経験してきた医師は、それだけ柔軟に対応できる能力がある傾向にあります。
とはいえ、ただ経験が多いだけでは、上手な医師とは言えません。
インスタやホームページなどで医師の症例を見て、仕上がりが綺麗か、自分のセンスに合っているか確認すると良いでしょう。

3.他院修正の経験も豊富

他院修正は、通常のヒアルロン酸注入よりも高度な技術と経験を必要とします。そのため、他院修正の経験が豊富であったり、他院修正の症例が綺麗であったりする医師は、それだけ高い技術や対応力をもっていると言えます。

4.カウンセリングが丁寧

どのヒアルロン酸が適しているか、どのぐらいの量が必要かは、患者様の元の骨格やお悩み、希望の形で異なります。
そのため、どうなりたいのか、逆にどういうふうにはなりたくないのか、丁寧にカウンセリングを行う必要があります。
要点をまとめて、的確なカウンセリングができる医師は、信頼できる医師といえる可能性が高いです。

5.きちんと時間をかけて処置を行う

額(おでこ)は、広い面積に満遍なく均一にヒアルロン酸を注入するため、少量ずつ細かく注入する必要があります。また、凹凸のない綺麗な額に仕上げるには、注入したヒアルロン酸のボリュームの出方や拡がり方を見ながら微調整を繰り返してバランスを整えなければなりません。そのため、本来であれば、どんなに少量であっても30分以上はかかる処置であるはずです。30分未満で行う、ましてや数分で終わってしまうとなると、1箇所に多く塊で注入されている可能性があり、ボコボコになるリスクが高くなります。
カウンセリング時に「処置はだいたいどのぐらいの時間がかかりますか?」と聞いてみると良いでしょう。

まとめ

ヒアルロン酸でボコボコにならないために、技術の高いクリニック(医師)を選びましょう!

今回はヒアルロン酸で額(おでこ)がボコボコになるリスクについて、その原因と対処法、ボコボコになるリスクを回避るポイントについてそれぞれご紹介いたしました。
最後に、本記事のポイントをおさらいしましょう。

【ヒアルロン酸で額がボコボコになる7つの原因】

1.均一に注入できていない
2.注入量が少なすぎる/多すぎる
3.ヒアルロン酸が額(おでこ)に適していない
4.注入層が浅い
5.筋肉の動きによってボコボコする
6.出血や浮腫でボコボコする
7.まだ馴染んでいない

【ヒアルロン酸で額がボコボコになった時の4つの対処法】

1.馴染むのを待つ
2.ボトックスを打つ
3.追加注入をする
4.ヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かす

【額がボコボコになるリスクを回避するためのクリニック選び5つのポイント】

1.額(おでこ)形成に適したヒアルロン酸を使用している
2.額ヒアルロン酸の症例数が豊富
3.他院修正の経験も豊富
4.カウンセリングが丁寧
5.きちんと時間をかけて処置を行う

繰り返しになりますが、ヒアルロン酸注入は、医師の技術力によって仕上がりに大きな差が生じる施術です。
おでこがボコボコになるリスクを低減させるためには、信頼のおけるドクターやクリニックで施術を受けることが大切です。

当院では額(おでこ)のヒアルロン酸注入を数多く行っており、また、他院修正の経験も豊富です。
無料カウンセリングも行っておりますので、ヒアルロン酸注入を検討されている方は、いつでもお気軽にご相談ください。

額ヒアルロン酸について詳しくはこちら

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