側頭筋（こめかみ）ボトックス

側頭筋（こめかみ）ボトックスとは

側頭筋にボトックスを注入する治療のことで、顎関節症・歯ぎしり・食いしばりを改善させる効果を出す機能改善目的や、こめかみの張りを改善し小顔治療など美容目的に施術されることがあります。

側頭筋ボトックスがおすすめな方

側頭筋ボトックスは、顔の表情筋である側頭筋に注入することで、美容上及び機能的な問題の解決を目指す施術です。特定の状況において特におすすめの施術方法となります。

こめかみの張りをスッキリさせたい（美容目的）

こめかみの張りや筋肉の強調が気になる方には、側頭筋ボトックスが有効です。この施術により、こめかみのエリアを自然にスッキリさせ、より洗練された顔立ちを目指すことが可能です。

エラボトックスを続けていたらこめかみの張りが目立つようになった（美容目的）

エラにボトックスを注入していた方の中には、バランスの変化によりこめかみの張りが目立つようになるケースがあります。この場合、側頭筋ボトックスによる調整が有効です。

ガムなどを噛む癖が多いので筋肉の発達を防ぎたい（美容目的）

ガムを噛む癖などにより顔の筋肉が発達しすぎることを防ぎたい方に、側頭筋ボトックスは適しています。筋肉の過度な発達を抑え、より柔らかな印象の顔立ちを維持するのに役立ちます。

食いしばりを改善させたい（機能改善目的）

食いしばりの癖があり、それに伴う頭痛や顎関節症などの問題を抱えている方にも、側頭筋ボトックスが推奨されます。筋肉の緊張を和らげることで、これらの問題の軽減に寄与します。

歯ぎしりを改善させたい（機能改善目的）

歯ぎしりによる顎の痛みや歯の損傷が懸念される方には、側頭筋ボトックスが効果的です。筋肉の活動を適切に制御することで、歯ぎしりの影響を軽減させます。

側頭筋とは

側頭筋（そくとうきん）は、人間の頭部にある重要な筋肉の一つです。主に頭の側面、特にこめかみの部分に存在し、顔の形状や表情を支配する役割を果たします。

側頭筋は主に咀嚼や閉口の際に働きます。

実際に口を閉じたり、奥歯を噛み締めたりしてみるとこめかみのあたりが動くのがわかると思います。

渡邊医師

側頭筋は、エラボトックスのターゲットである咬筋などと協力しあって咀嚼運動を行います。

側頭筋は、顔の外観や機能に重要な役割を果たしており、日常生活において不可欠な筋肉の一つです。

側頭筋ボトックスの効果

ご説明した通り、側頭筋はこめかみの辺りに存在しています。側頭筋が発達した方にボトックスを注入することで、こめかみの張りが改善し小顔効果が得られることがあります。

また、側頭筋は噛む力に影響していますから、顎関節症などで歯ぎしりや食いしばりが強い方には、そのような症状の改善効果が見込まれます。

いずれにしても、ボトックスは繰り返し注入することで筋肉が使い方を忘れて萎縮（廃用性萎縮といいます）していきますのでより長期的な効果を期待できます。

側頭筋ボトックスの症例写真

側頭筋ボトックスを施術することで、こめかみの張りを解消することができます。この症例では、エラボトックスも併用しております。

側頭筋ボトックス施術の流れ

渡邊医師

ご帰宅後にご不安やご質問がございましたら公式ラインにてお問い合わせいただけますと幸いです。

側頭筋ボトックスの施術料金

側頭筋ボトックスを業界最安値の￥11,000から施術を受けることができます。

側頭筋ボトックス施術詳細

監修医師一覧（ボトックス認定医・専門医情報）