アートメイクはどのぐらい痛い?部位別の痛みと無痛にする方法を紹介

アートメイク無痛

アートメイクをしたいけど、痛みに不安な方もいらっしゃると思います。
このブログを読むことで、アートメイクの痛みを無痛にする方法を知れ、痛みの心配から解放されるでしょう。

当院の患者様の中でも、

「ずっと前からやりたかったけど、痛みが不安で踏み込めませんでした…。」
「痛みが心配です…。」

というように痛みに不安を持っている方達が多くいらっしゃいます。

そこで、今回はアートメイクの痛みについて、眉毛・リップ・アイラインと部位に分けて、無痛にする方法とともにお話していきたいと思います。

この記事の監修者
      • 仙台アートメイク専門レナトゥスクリニック
        高橋 希先生
        レナトゥスクリニック仙台院院長。大手美容外科仙台院院長を経て、レナトゥスクリニックでアートメイクに情熱を注ぐ。Tiktokでアートメイク知識をわかりやすく解説することを日課とし、仙台の眉毛・アイライン・リップを化粧なしで美しくすることを目標にしている。東北地方の美容医療のレベルアップに注力をしている。岩手医科大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック仙台院を開業

    資格:日本麻酔科学会麻酔科標榜医日本医師会認定産業医

アートメイクの痛みはどのくらいか?

痛み

アートメイクは専用の針を使って皮膚の表皮層0.02〜0.03mmの部分に身体に安全な色素を注入していく医療行為です。
アートメイクをする部位は、主に、眉、アイライン、リップ、ヘアラインに分けられます。

極細い針を使っていくとは言え、お肌に傷をつけていくものですので、多少の痛みが伴って来ます。

基本的に、毛抜きで眉を抜くような痛みと表している方が多いです。
また、リップやアイラインは眉毛よりも痛みを感じやすいと言われています。

では、早速部位別に見ていきましょう。

眉毛アートメイクの施術中の痛み

眉毛アートメイク

アートメイク施術は、当然麻酔を使用します。
麻酔の種類は、塗るクリームタイプの表面麻酔、塗るジェルタイプの浸潤麻酔、局所麻酔、ブロック麻酔笑気麻酔が使用できるクリニックがあります。

塗るタイプの麻酔を使用した場合、眉毛は毛抜きで眉の毛を抜くような痛みと言われています。

アーティストによって施術前に塗るタイプのクリーム麻酔をする方もいれば、クリーム麻酔は使わず施術を行いながらジェルタイプの浸潤麻酔使っていく方もおります。またクリーム麻酔、ジェル麻酔両方使う方もいらっしゃいます。

局所麻酔でブロック麻酔を行うと、無痛で施術をすることができます。
ただし、この方法はアートメイクアーティストでは行うことができず、医師が施術する必要があります。
このため、無痛にできるクリニックとできないクリニックがあります。

レナトゥスクリニックでは、医師の局所麻酔、ブロック麻酔が使用できます。
痛みにご不安な方はブロック麻酔もございますのでカウンセリング時にお申し付けくださいませ。
ただし、針を使用する麻酔方法のため、内出血のリスクがあることは知っておかなくてはなりません。

一方で、リップやアイラインに比べて眉毛のアートメイクは痛みが少ないとは言われておりますので、施術中に寝てしまう方もいらっしゃいますよ。

この記事を書いている著者は、眉のアートメイクを塗る麻酔とブロック麻酔の両方で経験しました。
塗る麻酔でも痛みは軽減できるのですが、シュッシュッという、お肌を切る音が少し怖いような感じがしましたが、アーティストさんとお話をしながらの施術で怖さも軽減しましたし、あっという間に時間が過ぎていきました。
一方、ブロック麻酔では、本当に無痛になるので施術中に寝ることができましたよ。

眉毛アートメイク施術後の痛み

眉毛のアートメイク施術後は、赤みや腫れ、ひりついたような痛みがある場合がございます。

この痛みは、麻酔を使用した場合と、そうでない場合で基本的には変化はありません。
麻酔の効果が切れると、上記のような痛みが出現してきます。

術後の痛みが心配な方は、ロキソニンやロキソプロフェンナトリウム、もしくはカロナールといった鎮痛薬をあらかじめ内服しておくと良いでしょう。

血行がよくなる行為を行うと赤みや腫れ、痛みが強くなってしまう可能性がありますので、施術後当日のお風呂はシャワーにしていただき、運動や飲酒なども避けましょう。

施術翌日からは基本的にあまり痛みを感じることはないですが、施術部位を保護するためにも刺激になるような激しい運動やサウナ等発汗等を伴う行為は施術後2週間は避けましょう。

リップアートメイク施術中の痛み

唇

リップ・唇のアートメイクは眉毛のアートメイクに比べて痛みを感じやすいと言われています。

局所麻酔でブロック麻酔を行うと、無痛で施術をすることができます。
リップでは、「眼窩下神経ブロック」というブロック麻酔を行います。
ただし、この方法はアートメイクアーティストでは行うことができず、医師が施術する必要があります。
このため、無痛にできるクリニックとできないクリニックがあります。

レナトゥスクリニックでは、医師の局所麻酔、ブロック麻酔が使用できます。
痛みにご不安な方はブロック麻酔もございますのでカウンセリング時にお申し付けくださいませ。
ただし、針を使用する麻酔方法のため、内出血のリスクがあることは知っておかなくてはなりません。

眉毛アートメイク同様、痛みにご不安な方は医師がブロック麻酔をさせていただきますのでカウンセリング時にお申し付けくださいませ。

リップアートメイク施術後の痛み

リップ・唇のアートメイク施術後は、赤みや腫れ、ひりついたような痛みがある場合がございます。
この痛みは、麻酔を使用した場合と、そうでない場合で基本的には変化はありません。
麻酔の効果が切れると、上記のような痛みが出現してきます。

術後の痛みが心配な方は、ロキソニンやロキソプロフェンナトリウム、もしくはカロナールといった鎮痛薬をあらかじめ内服しておくと良いでしょう。

眉アートメイク施術後と同様、血行がよくなる行為を行うと赤みや腫れ、痛みが強くなってしまう可能性がありますので、施術後当日のお風呂はシャワーにしていただき、運動や飲酒なども避けましょう。

また3日間は唇の刺激になるような熱いものや辛いものは控えましょう。稀にヘルペスを発症する場合がございます。
当院では予めヘルペスを予防するために抗ウイルス剤の処方も可能でございますので、カウンセリング時にご相談くださいませ。

アイラインアートメイク施術中の痛み

アイライン

アイラインのアートメイクは瞼の際に行います。

アイラインの麻酔では、目の点眼麻酔や塗るクリーム麻酔、塗るジェルタイプの浸潤麻酔を使用できるクリニックがあります。

レナトゥスクリニックではクリーム麻酔のみのアーティストさんもいらっしゃれば、クリーム麻酔とジェルタイプの麻酔両方を使う方もいらっしゃいます。

目に近い部分であることの恐怖感と皮膚も薄い部位のため眉毛のアートメイクに比べて痛みを感じやすいと言われておりますが、当院アーティストの方々にお聞きしたところ今まで痛いと言われたことは一度もないようです。

安心できますね。

アイラインアートメイク施術後の痛み

アイラインのアートメイク施術後はアイラインは眉やリップに比べて腫れがでやすいと言われており、特に翌朝は腫れが出やすいので、当日の夜は心臓より頭を高くして眠ることをおすすめしております。

この痛みは、麻酔を使用した場合と、そうでない場合で基本的には変化はありません。
麻酔の効果が切れると、上記のような痛みが出現してきます。

術後の痛みが心配な方は、ロキソニンやロキソプロフェンナトリウム、もしくはカロナールといった鎮痛薬をあらかじめ内服しておくと良いでしょう。

眉毛アートメイク同様、施術後当日のお風呂はシャワーにしていただき、運動や飲酒なども避けましょう。

腫れが気になる方はクーリングをおすすめいたします。
クーリングは、保冷剤をタオルに巻いて、目にあてて行いましょう。
ただし、長時間保冷剤を使用すると、凍傷のリスクがあるので、痛いと思ったらすぐにお肌から離しましょう。

アートメイク施術前にできる、痛みの緩和方法

リラックス

ここまで読んでいただきましたが、「やっぱり痛みが心配、不安」という方のためにアートメイク施術前にできる痛みの緩和方法をあげていきたいと思います。

万全な体調で施術を受ける

寝不足、疲れなど体調が悪い状態はどうしても痛みを強く感じやすくなっていたり、麻酔も効きづらい可能性がございます。

施術前はしっかりとコンディションを整えておきましょうね。

また、女性の場合ですと生理前や生理中は痛みを感じやすいため、ご不安な方はその期間を避けての施術をおすすめいたします。

医療機関で施術を受ける

アートメイクは医療行為のため、医師や看護師など資格を持った人しか行えませんが、無資格者が行っている個人サロンやエステ等が多いのが現状です。

麻酔も同様に、医師が常駐しているクリニック(医療機関)でなければ使用できず、正式な医療機関ではないサロンなどでは扱えないことになっております。

最近は資格を持っていないとアートメイク用の麻酔を買うこともできなくなってきていますので、サロン等で行っている麻酔は安全や品質の面でも信頼はできません。

一方で、医師が常駐していないのにも関わらず看護師のみで行っている場合もありますので、そのような場所も注意が必要です。
クリニックと謳っていながら、ビルやアパート、マンションの一室で行っている場合は要注意です。
もしそのような場面に出会ってしまったら、施術の前に「やっぱり今日はやめておきます…」とご帰宅しましょう。
医師がいないクリニックでは、清潔不潔の概念がなく、万が一のトラブルの場合、最悪は死亡するリスクまであります。
局所麻酔中毒や、アレルギー反応で死亡する可能性まであります。

当院はもちろん医師が常駐しておりますし、医師によるブロック麻酔も可能なため痛みをより軽減できますのでご安心くださいませ。

アーティストをしっかり選ぶ

痛みはアーティストの技術によっても変わってきます。

必要以上に痛みを感じてしまう可能性もございますので施術を受ける際はしっかりとアーティストさんを選びましょう。

当院は洗練されたアーティストのみ在籍しておりますのでご安心くださいませ。

鎮痛剤を内服しておく

施術前にあらかじめ、ロキソニンなどの鎮痛剤を飲んでからいらっしゃる患者様もおります。
術後に鎮痛剤を内服し、施術後の痛みを軽減しても良いでしょう。

当院でも処方しておりますのでご不安な方はご相談くださいませ。

アートメイク施術後にできる、痛みの緩和方法

運動

アートメイクの施術前にできる痛みの緩和方法についてはご理解いただけたかと思います。

では、次は施術後の痛みの緩和方法についてもお話ししていきますね。

刺激となるような行動を避ける

アートメイク後の施術部位は傷がついている状態です。痛みや腫れ赤みなどが増加したり、定着が悪くなる恐れがありますので施術部位に刺激となる行動は避けましょう。

・施術後24時間は施術部位を濡らさないようにしましょう。

・施術当日のお風呂はワセリンを分厚目めに塗り、シャワーのみが安心です。

・当日の飲酒や熱いもの辛いものといった飲食物も控えましょう。(リップアートメイクは3日間は熱いものや辛いもの、着色のあるコーヒー、ワイン、カレー等も避けましょう。)

・施術部位には触らず、ワセリンを薄めに塗って保護しましょう。(ワセリンは長くても1週間ほどにしてください。)

・施術部位のメイクは1週間以上経過してからにしましょう。かさぶたが剥がれてからの方が安心です。

・施術後2週間は施術部位に刺激になるような激しい運動やサウナ等発汗等を伴う行為、日焼け、プール等を避けましょう。

・施術後2週間以降は基本的に通常通りの生活に戻していただいて大丈夫です。

施術部位、または患部近くを冷やす

施術後ひりつきがある場合はクーリングをすることで痛みが落ち着きます。

ただし、必ず清潔な状態で行うようにしましょう。

クーリングすることで腫れも軽減します。

鎮痛剤を内服する

痛み止めのお薬を内服することで、痛みが落ち着きます。処方ご希望の方はお申し付けくださいませ。

まとめ

アートメイクの痛みについてご理解いただけましたか?

少しでも痛みに対しての不安が少なくなれば幸いです。

✔︎眉毛のアートメイクは毛抜きで毛を抜かれているような感覚でリップやアイラインに比べて痛みが少ないと言われている
✔︎リップ・唇のアートメイクは眉毛よりも痛みを感じやすい
✔︎アイラインのアートメイクは眉毛よりも痛みを感じやすい
✔︎痛みは表面麻酔で軽減できる
✔︎無痛にするには医師によるブロック麻酔が必要
✔︎施術前に痛みを軽減できる対策がある
✔︎施術後にも痛みを軽減できる方法がある

がポイントです。

施術前には体調を万全にして望み、施術後は施術部位の刺激になるような行為は避けましょうね。

統括院長からのメッセージ

医師

アートメイクは医療行為です!

アートメイクは皮膚の表皮層から0.02~0.03mmの部分に針を用いて人体に安全な色素を注入する医療技術です。
日本では、アートメイクは医療機関で行わなければならない医療行為とされています。
つまり、医師や看護師といった国家資格をもった人が行う行為ですので、サロン等で行ってるアートメイクは違反行為なので注意が必要です。

アートメイクは、アートです!

描く人を選ぶことで失敗を避けられます。

一度アートメイクをすると修正は大変難しく、時間の経過と共に薄くなるのを待つか、レーザーで除去するしかありません。
お顔の大事なパーツの一つですから、きちんと仕上がりに満足できるように、施術を受ける際はしっかり調べてから行きましょうね。

レナトゥスクリニックは選ばれたアートメイク専門アーティストしかいません!

当院は国家資格をもち、かつ洗練された技術をもつアーティストのみが施術を行っております。
また医療機関でございますのでお肌トラブルが起きた時も安心です。
高品質の医療アートメイクをご希望の方は是非当院にお越しくださいませ。

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記事監修アーティスト一覧

アートメイクアーティスト

    • アーティストアリン
    • アートメイク専門看護師
      アリン先生
      青森県出身。都内大手のアートメイククリニックに勤務。
      実現困難といわれたハイトーンカラーを使用したアートメイクをいち早く広めた先駆者です。
アートメイクアーティスト
    • アートメイク専門看護師
      さつき先生
      東京都内で活躍中。デザイン力、技術力に優れており都内でも予約が連日埋まってるアーティストさんです。
アートメイクアーティスト
    • アートメイク専門看護師
      Mei先生
      看護師として大手美容クリニック銀座院・渋谷院・品川院にて8年勤務し、主任を務めた後、アートメイク最大手クリニックで技術を習得する。さらに自己の技術力向上のためアートメイクの起源である中国に渡りcertificateを取得する。

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