涙袋ヒアルロン酸のダウンタイムはどのくらい?

涙袋ヒアルロン酸ダウンタイム

涙袋ヒアルロン酸注入は、美容整形の分野で非常に人気があります。

しかし、手術にはダウンタイムがあることが多く、手術後には腫れや痛みが起こることもあります。
本記事では、涙袋に関するヒアルロン酸注入の手術について、ダウンタイムについて詳しく説明していきます。

涙袋のヒアルロン酸注入とは?

涙袋が綺麗な女性

涙袋には、目の下の膨らみのような部分があります。

これを強調することで、目元をより印象的に見せるために、ヒアルロン酸注入が行われます。
ヒアルロン酸は、もともと皮膚や軟骨組織に存在する成分で、安全性が高く保湿効果があるため、目元のたるみを改善するのにも適しています。

涙袋のダウンタイムについて

涙袋が綺麗な女性

ヒアルロン酸注入には、多くの場合、ダウンタイムがあります。

注入した部位によっては、内出血や赤みが起こることもあります。手術後は、腫れや痛みが起こることがあります。
これらの症状は、一般的に数日から1週間程度で治まりますが、注入した部位や個人差によっては、より長い時間が必要な場合もあります。

涙袋で注意すべきダウンタイムには、以下があげられます。

✔︎内出血
✔︎腫れ
✔︎左右差
✔︎凹凸
✔︎チンダル現象

それでは、ダウンタイムを1つずつみていきましょう。ダインタイムへの対応策もご紹介します。

内出血・腫れ

内出血

内出血・腫れを少なくする方法をご紹介します。
ヒアルロン酸注入による内出血は、注入箇所によっては避けられない場合がありますが、以下の方法で少なくすることができます。

・そもそも、マイクロカニューレと呼べばれる内出血をしにくい針で注射をする
・涙袋ヒアルロン酸注入が上手い先生で施術する
・術前のアルコール摂取を避ける
・術前にアイシングを行う
・術後数時間は枕を高くして寝る
・術後は軽い運動に徹する
・術後1日から2日は、冷却パックを使用する
・内出血をした場合はその部位にヘパリン類似物質を塗る
・内出血をした場合はその部位を刺激しない
・内出血をした場合は、十分な睡眠をとりストレスを溜めない

これらの方法を実践することで、内出血を最小限に抑えることができます。

ただし、手術後には必ず医師の指示に従い、アフターケアを行うようにしましょう。

この中で一番大切なものは、マイクロカニューレという針を使用することと、上手い先生を選んで施術をすることです。
上手い先生であれば、良い道具を使えれば内出血を起こすリスクはかなり少なくなりますよ。

漢方で内出血は予防・早く退かせることはできる?

漢方薬には、内出血を予防するために有効な成分が含まれているものもありますが、効果には個人差があります。
また、漢方は副作用がないと思われがちですが、リスクはどの漢方にもありますので、医師に相談してから使用することをお勧めします。

一般的に、美容外科で内出血を予防するためには、以下のような漢方薬が用いられることがあります。

治打撲一方(ジダボクイッポウ)は、漢方薬の一種で、内出血や打撲などの症状を改善するために用いられます。
以下に、治打撲一方の主な成分と効果をご紹介します。

主な成分:
・当帰(とうき):血行を促進し、内出血や打撲などの症状を改善する。
・芍薬(しゃくやく):血行を促進し、痛みを緩和する。
・桃仁(とうにん):血行を促進し、内出血や腫れなどの症状を改善する。
・紫草(しそう):内出血や打撲などの症状を改善する。

効果:
・内出血や打撲などの症状を改善する。
・血行を促進し、痛みを緩和する。
・腫れを抑える。

治打撲一方は、内出血や打撲などの症状に対して効果的な漢方薬の一つですが、副作用やアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、医師の指示に従って使用することが重要です。
また、治打撲一方だけでなく、内出血や打撲などの症状には、適切な安静や保冷、炎症がある場合は消炎剤の使用なども必要な場合があります。

これらの漢方薬は、血行を促進し、体内の水分循環を整えることで、内出血を予防する効果が期待できます。
しかし、漢方薬の効果には個人差があり、副作用もあるため、医師に相談してから使用することをお勧めします。

また、内出血を予防するためには、適切な栄養摂取や血行促進のための運動、ストレスを避けることなど、生活習慣の改善も大切です。手術前には、医師に相談して、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

左右差

涙袋が綺麗な女性

涙袋ヒアルロン酸注射の難易度は、ヒアルロン酸施術の中でも少し高めです。
注入量が少しでも左右に差があると、左右差が出やすい部位ですし、もともと左右差がある方の左右差の改善は難しい部位です。

大前提としてヒアルロン酸注入は、

もともとの形のまま、その形を強調するように大きくする

という特徴があります。
実は、ヒアルロン酸を入れても、もともとの形次第で出てくる形が異なるのです。

これを解決する、左右差を少なくするための方法をご紹介します。

  1. ヒアルロン酸の注入量を調整する
    左右差がある場合には、左右のヒアルロン酸の注入量を調整することで、バランスをとることができます。
    左右の涙袋の形状や大きさを比較し、注入量を調整することで、左右差を少なくすることができます。
    これは誰もがうまくできるわけではなく、ヒアルロン酸が上手い先生ほど上手にできるでしょう。
  2. 注入位置を調整する
    左右差がある場合には、注入位置を調整することも重要です。
    左右の涙袋の形状や位置を比較し、注入する位置を微調整することで、左右差を少なくすることができます。
    目頭側を多くし、目尻側を少なくするなど、経験に基づいた調整が必要になります。
  3. 経験豊富な医師に相談する
    左右差を少なくするためには、経験豊富な美容外科医に相談することが重要です。
    注入するヒアルロン酸の種類、方法、位置、量全てが医師によって変わってきます。
    医師が正確に注入箇所や量を判断することで、左右差を最小限に抑えることができます。

凹凸

涙袋ヒアルロン酸

ヒアルロン酸の凹凸をなくすのに大切なことは2つあります。

①注入するヒアルロン酸の種類はボルベラにする
②注入する層を一定にする

この2つを守ることで、凹凸はほとんど生じなくなります。

涙袋の皮膚はすごく薄い構造になっています。
このため、少しでも硬いヒアルロン酸が注入されると目立ってしまうのです。
涙袋に適した硬さでおすすめのヒアルロン酸は「ボルベラ」です。

ボルベラについては以下で詳しく解説しています。

ヒアルロン酸を一定の層に注入することは、患者様側からはどうしようもないことです。
一定の層に注入するためには「ヒアルロン酸注入が上手い先生」が「マイクロカニューレ」で注入することで、その確率を大幅に上げることができます。

チンダル現象

ヒアルロン酸涙袋ボルベラ

チンダル現象と呼ばれる、注入した涙袋が青白くなってしまう現象があります。
チンダル現象は、多くの場合、注入したヒアルロン酸が皮下に浅くに多量に注入してしまうことが原因です。

以下の方法で、チンダル現象を起こりにくくすることができます。

・注入量を抑える
・専門医による正確な注入位置と注入量

チンダル現象は、ある程度の量を使用すると、よほど皮膚が厚い方以外は生じてしまう副作用です。
チンダル現象が嫌であれば、注入量は必ず片側0.2cc以下にしてください。
レナトゥスクリニックでは、0.2cc以上の注入量でも結局はメイクでナチュラルに仕上げられてしまうので、チンダル現象は気にされない方が多いです。

結局は、涙袋の形や仕上がりを気にした方が満足度は高くなるでしょう。

これらの方法を実践することで、チンダル現象を起こりにくくすることができます。
ただし、個人差や注入箇所によっては、完全に防ぐことができない場合もあります。
手術後には必ず医師の指示に従い、アフターケアを行うようにしましょう。

まとめ

涙袋に関するヒアルロン酸注入は、美容整形の分野で人気があります。
しかし、手術にはダウンタイムがあり、内出血、腫れ、左右差、凹凸、チンダル現象、痛みが起こることもあります。
ダウンタイムを短縮するには、ヒアルロン酸注入が上手い先生がマイクロカニューレを使用して一定の層に注入することが一番のポイントです。

よくある質問

カウンセリング当日の処置は可能ですか?

はい、可能です。
逆に、カウンセリングのみでも大丈夫です。

痛みはありますか?

部位によって痛みに違いがあります。
額、唇、涙袋は痛みが強い部分と言われていますが、麻酔を併用することでほぼ無痛にすることができます。

術後の経過を教えてください。

注入後の腫れは、数日で治ります。
ヒアルロン酸製剤自体に麻酔が入っているため、必ず2割程度は注入直後よりボリュームが減少します。
血流障害が出た場合は、直後から激しい痛みと注入部位の色味が白くなるといった特徴があります。違和感がある場合はすぐにご連絡をお願いします。
内出血が出た場合は、軽度のものであれば数日で吸収され、最大で2週間程度で吸収されていきます。
アレルギーが出た場合はすぐに対処しますので、腫れ・痒み・痛みが悪化している場合はすぐにご連絡ください。
注入後にできたしこりは、ヒアルロン酸溶解注射で溶かすこともできますが、特に何もしなくても問題ありません。

その他、ご不明点は必ず公式LINEにご連絡ください。

長持ちさせるにはどうしたら良いですか?

血流が良い部位ほど、早期に吸収されることがわかっています。
つまり、マッサージをしたり、よく動かしたり、温めたりすることで吸収が早くなると予想されますので、その逆のことをすれば良いことになります。
また、ボトックスを併用することで筋肉の動きを抑制し、ヒアルロン酸の吸収を遅らせることができます。
※口角のボトックスを併用することもできます。

男性でも処置を受けられますか?

はい、可能です。男性でヒアルロン酸、ボトックス、糸のリフトアップで通院されている方も多数いらっしゃいます。
お気軽にご相談ください。

ドクターからのアドバイス

ヒアルロン酸注入は、手軽に悩みを解決することができる、素晴らしい施術です。
しかし、ヒアルロン酸注入で失敗される方が多くいらっしゃいます。

失敗する原因は
①安い製剤を使用する
②技術不足の医師で施術する
ことで起きます。

また、繰り返しヒアルロン酸を注入することで、持続期間がより延長され、お肌にも潤いが残ります。
気になる部位は繰り返しの治療をおすすめします。

せっかくお金を使い綺麗になるのですから、初めから良いクリニックを探してヒアルロン酸を注入すると良いでしょう。

料金

※料金表は全て税込価格です※

施術名 価格
ジュビダームビスタ ボリューマ 1ヶ所¥45,100
ジュビダームビスタ ボリフト 1ヶ所¥45,100
ジュビダームビスタ ボルベラ 1ヶ所¥45,100
ジュビダームビスタ ボラックス 1ヶ所¥48,400
ジュビダームビスタ ボライト 1ヶ所¥33,000
クレヴィエル 1ヶ所¥45,100
(取扱終了し、より良いボラックスに移行)
ジュビダームビスタ ウルトラ 1ヶ所¥34,100
(取扱終了し、ボリューマ・ボリフトに以降)
ヒアルロン酸 初回1ヶ所¥11,000
2ヶ所目以降¥22,000

※症例研究や広告利用(webサイト・SNS各種・TV・雑誌等)を目的とした写真撮影に協力頂けない場合にはジュビダームビスタボリューマ/ボリフト/ボルベラは¥1ヶ所¥90,200、ボラックスは1ヶ所¥96,800、クレヴィエルは1ヶ所¥90,200、ジュビダームビスタウルトラは1ヶ所¥68,200、ジュビダームビスタボライトは¥66,000になります。ボライトは注入後1~6ヶ月以内に再度撮影で来院する必要があります。それ以外は直前直後のみで、再度の来院は必要ありません。
※ヶ所は(ほうれい線・マリオネットライン・額・こめかみ・涙袋・目の上・目の下・ゴルゴライン・頬・口上・口下・アゴ・鼻根・鼻筋・鼻先・鼻中隔・上唇・Cカール・下唇・key hole pout上・key hole pout下・手の甲・その他希望部位)に分かれております。
※1カ所最大1ccまでの料金です。例えば、1ccのうち顎で0.8ccと鼻筋で0.2ccに分けることは出来ません。顎や涙袋は1部位です。余ったヒアルロン酸の保管もしておりません。
※唇は上唇・Cカール・下唇・key hole pout上・key hole pout下の5カ所に分かれております。1カ所から施術可能でございます。
※お鼻は鼻根・鼻筋・鼻先・鼻中隔の4カ所に分かれております。
マイクロカニューレはゴルゴライン・アゴ・Cカール以外は必須となります。マイクロカニューレのオプションをつけない場合は安全上の理由から施術出来ません。
※ヒアルロン酸ダイヤモンドフィールは鼻・唇・涙袋は施術不可となります。

ヒアルロン酸マイクロカニューレ ¥4,400
麻酔クリーム(1か所) ¥4,400
ヒアルロニダーゼ当院 ¥9,900
ヒアルロニダーゼ他院 ¥29,700
Hylenex当院 ¥33,000
Hylenex他院 ¥66,000

※上記料金は日本国内在住の方が対象となります。海外からお越しの方は2倍の料金になります。
例えば、ジュビダームビスタボリューマ/ボリフト/ボルベラはモニター料金で1ヶ所¥90,200円(税込)、通常価格で¥180,400円(税込)です。

治療が受けられない方

✔︎妊娠授乳中の方
✔︎過去にヒアルロン酸製剤でアレルギーが出た方
✔︎その他医師が施術できないと判断した方

監修医師(専門医)

レナトゥスクリニック
    • 統括院長
      副田 周先生
      レナトゥスクリニック統括院長。大手美容外科院長時代からヒアルロン酸注入技術の高さでリピーター多数。額ヒアルロン酸注入は大手美容外科でも月に数回あるかどうかだったが、口コミで月に30件の来院者が集まる。ヒアルロン酸注入は、「注入層」「使う製剤」「どこから注入してどこまで注入するか」がポイント。全ての部位が得意だが、特に顎、額、ほうれい線が得意。
      富山大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック東京田町院を開業
レナトゥスクリニック
    • 新宿院院長
      三田 亜耶先生
      額ヒアルロン酸注入症例数グループNo.1の実績。大手美容外科を経て、真っ当な美容医療を提供するためにレナトゥスクリニックへ。額ヒアルロン酸へのこだわりは強く、その実力と症例写真から他院修正希望も殺到している。福島県立医科大学医学部医学科卒業後、大手美容外科院長を経てレナトゥスクリニック新宿院院長就任
この記事の監修者
レナトゥスクリニック
    • 田町院院長
      東山 麻伊子先生
      形成外科専門医。解剖学的知識・技術とその美的センスから指名患者様の増加率No.1。形成専門医ならではの丁寧な手技で理想の額に近づけます。富山大学医学部医学科卒業後、金沢医科大学形成外科で形成外科専門医取得後、地方美容クリニックを経てレナトゥスクリニック東京田町院へ。

 

医療広告ガイドラインを尊守

レナトゥスクリニックでは、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

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【施術名】ヒアルロン酸注入
【施術内容】
使用薬剤:ジュビダームシリーズ
持続期間:9~24ヶ月
ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、隆起させることで、形を整えたりシワや凹みを改善する治療です。
【料金】初回ヒアルロン酸1cc¥11,000円(税込)ジュビダームモニター1ヶ所¥45,100円〜¥48,400円(税込)
ヒアルロン酸注入は公的医療保険が適用されない自由診療です。
【リスク・副作用】内出血・腫れ・感染・アレルギー・血流障害・ヒアルロン酸の移動・左右非対称・チンダル現象・皮膚の硬結等
【担当者】レナトゥスクリニック田町院 副田 周
【問い合わせ先】https://lin.ee/G3OUjWA
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

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