BLOG美容受付カウンセラーの面接に受かるコツを徹底解説！
近年、美容クリニックの数は年々増えており、クリニックで働くスタッフの数も増加傾向にあります。
その中でもクリニックの顔として活躍する美容受付カウンセラーは
２０〜３０代の若い女性に大変人気の職業となっております。
ですので、内定率も他の美容系職業と比べると低いと言っても過言ではないでしょう。
「倍率高いって聞くけどどんな人が受かるんだろう…」
美容業界の中では比較的収入も良く、美容施術も受けられるという高待遇な面が多い職業である分、
「収入や待遇目当てではないか」「働く意識を高く持っているか」と疑われがちです。
面接に行く前の事前準備は必須です！！！
こちらの記事では、美容受付カウンセラーの面接に挑む際のポイントや、
よく聞かれる質問とその解答例を解説しています。
美容受付カウンセラーを目指している皆様は、ぜひ参考にしてみてください(^ ^)
面接合格のためには第一印象が大切！
身だしなみ
受付カウンセラーの印象がそのままクリニックの印象となります。
見た目の容姿がどうであれ、自分の努力があれば、清潔感はあげる事が出来ます。
ただ、そのためには高い美意識も必要です。
爪がボロボロだったり、髪が傷んでいる・服装がだらしなくストッキングが破れているなど、
とても清潔感があるとは言えません。
履歴書の証明写真の撮影時や、面接の時は服装やメイクなどに気を遣いましょう。
身だしなみについては以下記事にも詳しくまとめております。
メイクや服装は面接を受ける前の重要な準備の一つですのでしっかりと把握しておきましょう。
挨拶
挨拶はマナーであるとともに、声のトーンや顔の表情で相手に印象を抱かせます。
元気よく明るい笑顔で挨拶をするとさわやかな好印象を、
ぼそっと小さな声で挨拶をすれば陰気で内向的な印象を与えるでしょう。
もちろん美容受付カウンセラーに求められるのは前者のさわやかな好印象が持てる人材です。
好感を抱いてもらうためには、面接会場に着いたら
面接官から先に話しかけられたのでは積極性がないと判断されてしまいますので要注意です。
ただ、クリニックによっては患者様がいる場所で面接をするところもありますので、
あくまでも患者様のご迷惑にならない程度にしましょう。
挨拶に関しては入社後も同様です。
「人見知りだからこちらから話しかけられない」
「関係ない人かもしれないから、挨拶しなくていいかな」などということは言っていられません。
マナーですので、当然自分から率先して挨拶しましょう。
よく聞かれる質問
自己紹介
ほとんどのクリニックでは面接が始まると、まず初めに自己紹介が求められます。
ここでつまづいてしまうと第一印象も崩れてしまうでしょう。
特に事前準備が必要な場面の一つです！
ただ名乗るだけではなく、面接官に自分に興味を持ってもらうことが重要です。
下記を１〜２分程度に簡潔にまとめておきましょう。
- 名前
- 現職（前職）での仕事内容・役割
- 熱意
本日はお忙しい中お時間をいただきまして誠にありがとうございます。●●と申します。
○○大学卒業後は株式会社▲▲に勤め、△△を2年間担当し、実務経験を積んでまいりました。現職ではお客様を相手に、まずはお悩みをヒアリングするところから最終的な提案まで一気通貫して担当しておりました。
実績としては上半期目標の115％を達成し、◇◇担当◎◎名中1位の売り上げを作ることができました。ここで身につけたヒアリング力・提案力はきっと貴院の美容受付カウンセラーとして、
患者様に寄り添いお悩みを解決するという面で大いに活かせる長所であると考えております。
本日はどうぞよろしくお願い致します。
転職理由
「転職を決めた理由は？」「どうして辞めようと思ったの？」
「なぜこのタイミングなの？」と切り口は様々ですが、
「うちに来てもまた短期間で転職をしてしまうのではないか…」
「問題を起こしてしまうような人ではないのか…」
「前職での不満はうちで解消できるようなものなのか…」
前職の労働環境や人間環境を理由にしてしまうと上記疑問を抱かせてしまいます。
「もともと美容業界に興味を持っていた」「次のステップを踏むのに最適なタイミングだった」など
前向きな回答を出せるように意識しましょう。
〈回答例〉
前職ではお客様に寄り添って悩みを解決し、喜んでもらうという点にとてもやりがいを感じていました。
しかし、もともとは美容業界に興味を持っており、仕事でのやりがいも興味のある分野で感じることができれば
周囲への貢献度もより高くすることができるのではないかと思うようになりました。
年齢的にも今が最適であるタイミングだと考え、以前から憧れのあった美容受付カウンセラーに
挑戦してみようと考え転職をするに至りました。
なぜ当院を志望しているのですか？
志望動機を聞く質問です。
ここでは、ホームページやSNSを事前調査しておくことが重要です。
クリニックの経営理念や特徴を下調べしておくことで、他院との差別化を測っていると見せつけるましょう。そこに、自身の経験を交えながら話せると熱意が伝わりやすいでしょう。
〈回答例〉
○○○という理念を掲げ、
患者様の幸せに役立つクリニックを目指して日々努力をしているという点に魅力を感じ、志望しております。
私自身、前職は△△として働いておりましたが、お客様の悩みをヒアリングした上で最適な提案を与え、
悩みを解決できたことでお客様に喜んでいただくという点に大きなやりがいを感じておりました。
前職で培ったヒアリング力・提案力を活かし、貴院の患者様の悩み解決に貢献できると考えております。
また、これまでの経験を活かすだけでなく、業務を通して美容についての知識と経験を増やし、
貴院のさらなる発展の一翼を担いたいです。
熱意が伝わりやすいです！
ただ、理念や経営方針に共感したという志望動機はありきたりなものであり、
周りの応募者と差をつけることは難しいでしょう…
ただ、大手だとスタッフの数も多いのでそのすべてのスタッフが人柄が良いとは限りませんし、
相手が納得する志望動機とはなりにくいでしょう。
個人経営など、まだスタッフの数がそこまで多くはないクリニックの志望動機としては良いかもしれません。
〈回答例〉
私が御社を志望する理由は、一人ひとりを尊重している社風と、社員の方々の温かい人柄に強く惹かれたからです
SNSやホームページなどで貴院のスタッフの様子を拝見いたしましたが、
スタッフの方々の人柄の良さや誠実さに感銘を受けました。
私は仕事に対して喜びや意欲を持つためには、職場の雰囲気や人間関係の良好さが欠かせないと考えます。
明るく、温かく、アットホームな雰囲気に包まれている貴院の環境であれば、
やりがいを持って働くことができると感じました。
私はこのような環境で仕事をしたいと考え、貴院への応募を決意しました。
これまでの経験を活かすとともに、業務を通して美容についての知識と経験を増やし、
患者様が美しくなるお手伝いをしていきたいと思っています。
また、志望動機についてさらに詳しくまとめている記事もございます。
志望動機で他応募者と差別化を図ることはとても大切です！
下記記事も参考に、しっかりと事前準備をして挑みましょう。
仕事をする上で大切にしていること
応募先のクリニックで活かせる自分の強みを組み込みながら回答しましょう。
そのためにはクリニックの目指す先や特色を把握し、
その中で自分がどの役割を担えるのかを押さえておくことが重要です。
また、将来のビジョンを見据えておくことも大切です。
３・５・１０年後に「どんな仕事をしているのか」「どんなポジションについているのか」など
将来の自分を思い描き、そこに近づくために必要な過程を考えると仕事上の重要な点も見えてきます。
〈回答例〉
私にとって仕事をする上で大切にしていることは周囲との協力です。
前職では営業チームとして一つの目標に向かって全員で助け合うという環境の中でチームワークを楽しんでいましたし、
チームのサポートを受けた時は仕事の成果を出すことができていました。
また、自身もそれぞれの方に合わせたサポートをすることで、仕事がスムーズに進むと喜んでいただくこともありました。
貴院のSNSやホームページを拝見させていただき、先生やナースの方とも分け隔てなく
信頼関係が成り立っているように感じましたが、協調性のあるクリニックならではのものではないかと考えております。
積極的にコミュニケーションを取り、成果につながる仕事をしていきたいと思います。
長所と短所
長所では、あなたの人柄を見るとともに、
患者様の悩みを聞くことができるヒアリング能力や、それに対して解決案を提示できる提案力などです。
下記記事では、美容クリニックに向いている人についてまとめています。
こちらを参考に自分の強みを美容クリニックで活躍できる人材と結びつけて回答するといいでしょう。
短所に関しては、面接官にネガティブな印象を持ってもらって終わりにしないことがポイントです。
改善しようと努力していることや、一見短所に見えても活かすことができるという点をアピールしましょう！
例えば、真面目すぎる面、心配性などがいいでしょう。
〈回答例〉
長所は親身に寄り添って耳を傾け、ベストな案を提示できるという点です。
前職ではお客様の悩みをただヒアリングするだけでなく潜在的な部分までも引き出し、
想像以上の解決案を提案することで成績を伸ばしてまいりました。
短所は心配性であることです。ミスが起きていないか心配になって何度も確認してしまう癖があり、
他の人よりも作業に時間がかかってしまうということはこれまでに何度かございました。
それを改善するためにも、他の人より早めに着手して感覚を掴むことで、
行動を早めつつ余裕を持って作業を行うように意識しています。
今後とも、スピーディーに余裕を持って自信のある行動ができるように工夫いたします。
他に選考を受けているクリニック
同時に複数のクリニックを受けているという点は、面接官も理解済みです。
ここでの戦略は、最終面接や内定をもらっているということで客観的に優秀であるとアピールができます。
ただ、受けているクリニックが多いと志望順位が低いと思われてしまったり、
当院である理由が予想以上に深掘りされるようになったりというリスクもあるので注意が必要です。
ポイントは正直に答えることです。
貴院とは他に2つのクリニックにて選考を受けております。
現状、一つのクリニックに内定をいただいており、もう一つのクリニックは次に最終面接を受ける予定です。
初めての業界ということもあり、研究のためにも複数のクリニックに応募しておりますが、
貴院を第一志望としております。
まとめ
面接では第一印象で９０％がきまる！
頻出質問は必ず事前準備が大事！
どんな質問にも過去の経験を基づけて回答を準備！
※この際の過去のエピソードは立派な実績があるものでなくてもいいです。些細なことでも、回答が事実であることを証明できればOKです。
結論ファーストは基本！
※ダラダラと長く話していては、面接官も「結局何が言いたいの？」となります。簡潔にわかりやすくを意識しましょう。
回答には一貫性を持たせる！
一貫性がないと「さっきのことは嘘なの？どっちが本当なの？」と思われてしまいます。回答を準備したら一通り見返して一貫性があるかチェックしておきましょう。
事前に準備するのとしないのでは、熱意の伝わり方が全然変わります！
面接官は何人もの応募者を見ているので
「準備しないできてるな…」というのは意外とわかってしまうものです。
また、準備しておけば、イレギュラーな質問にも余裕を持って答えられます。
緊張してあたふたしてしまっては、せっかくの熱意も台無しです…（ ; ; ）
頻出に出題される質問に関しては、面接官に求められそうな回答を事前に準備しておきましょう。
準備したマニュアル通りではなく、自分の言葉で明確に回答できるようにしておきましょう。
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