BLOG美容受付カウンセラーの面接で必ず聞かれる質問と解答例

面接での質問はどこのクリニックでも大体同じような内容を聞かれます。
ですので、ポイントさえ押さえていれば自信を持って面接に挑むことができます。
その代わり、準備をしていないと面接官に「やる気がない」「志望度が低い」と見抜かれてしまうでしょう。

あらかじめ面接で聞かれることや、好印象を与える答え方を把握しておくことが重要です。
これから美容受付カウンセラーへの転職を考えている方、
すでに応募していて面接を控えている方はぜひ参考にしてください。

面接の流れ

面接で聞かれる質問は大きく分けて上記５つです。
質問される順番は前後することはあると思いますが、大体この流れが一般的です。
面接を突破するためにも覚えておくといいでしょう。

ここからは、各質問項目について詳しく深掘りしていきます。
以下解答例を参考に面接官に好印象を与える回答を事前に作っておきましょう。

面接で聞かれる質問と解答集

自己紹介

面接官の意図

「人柄を知りたい」「まとめて話すすことができるスキルがあるか知りたい」
「コミュニケーション能力の有無を知りたい」「アイスブレイク感覚で雰囲気を作りたい」

自己紹介は面接官とのファーストコミュニケーションであり、
第一印象を決める場面ですので、油断は禁物です。
雰囲気を和ませたい、人柄を知りたいというのもありますが、
その中でコミュニケーション能力や話す力を見ています。

質問＆回答例

A .本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。–と申します。
これまでは–大学卒業後、株式会社—に勤め、アパレル販売員として3年間従事してまいりました。
主に、–を担当しており、ただマニュアル通りの接客をするではなくお客様との会話を大事にし、
信頼関係を作るということを意識してました。その結果、リピーターとして訪れてくださるお
客様が増え、１か月で–万円の売り上げに貢献をすることができました。ここで培ったコミュニケ
ーション能力や関係構築力を生かすことで貴院の受付カウンセラーとして即戦力になれると思って
おります。本日はどうぞよろしくお願い致します。

＊手短に
＊今までの経験や実績(数字も入れることで現実味を出す)、スキルを組み込む
＊応募先への意欲、熱意を一言付け加える

転職理由について

面接後の意図

「転職理由は当院で解決できるような内容か」「同じ理由で短期退職とならないか」
「当院との相性はどうなのか」を把握するための質問です。
クリニック側にとって離職率が上がるのはその後の採用関連のリスクにつながります。
また、あなたにとっても職歴に傷がついてしまうのはその後の人生の損となってしまいます。

質問と回答例

A .現職では事務職としてサポートに従事しておりますが、一定の範囲内の仕事しかできず、
それ以上に求められることがございません。自分の将来を考えると、
若いうちに裁量をもってスキルアップ・キャリアアップしていきたく、
転職を検討しています。こちらに関して、受付カウンセラーは仕事の幅が広いこ
と、美容医療は日々進化を遂げているという点で自分の努力次第でスキルアップ・
キャリアアップも可能なのではないかと考えており、志望しております。

＊ポジティブな姿勢をアピールする
＊正直に答えつつも、前職の愚痴にならないように注意する
＊ただ退職理由を伝えるだけでなく、美容受付カウンセラーであることに関連させる

どんな短所でも長所に言い換えることができます。
短所も活かすことができるという点をアピールすることがおすすめです。

志望動機

面接官の意図

「当院に対する熱意」「長く働いてくれそうか」
「当院のことに興味を持って、事前調査をしてくれているのか」を確認するための質問です。
クリニックは、全国に数多くある中でも当院に魅力を感じ、
興味を持ってくれた方、入社した後は長く貢献してくれそうな方を求めています。

質問と回答例

A .ホームページやSNSを拝見させていただいき、
成長に向けて前向きである貴院の雰囲気と士気高いスタッフの皆様の人柄に惹かれ、志望しております。
私自身、働くにあたって重要視していることは働く環境でございます。
店舗拡大や、施術数の伸び率を拝見すると貴院はまさに成長途中であり、
そんな中でスタッフの方々がチームワークよく協力し合って働かれている雰囲気であれば、
私も毎日やりがいを持って働くことができるのではないかと思っております。
前職で得た気配り力や観察力を活かし、貴クリニックの一員としてチームを盛り上げられる存在になりたいと
考えております。

＊美容クリニックの中でどうしてそのクリニックなのかを明確に
＊SNSやホームページなどは入念にチェックしておく
＊転職の軸を決めておくことで、回答にブレがないようにしておく

自己PR

面接官の意図

「当院の雰囲気、スタッフとマッチしているか」「当院の活躍社員との共通点があるか」
「客観的に自己分析ができているか」等をチェックします。
入社後は長く活躍してもらいたいと考えるクリニックにとって、応募者の長所や短所は重要な採用基準の一つなのです。

質問と解答例

A .私の短所は、心配性であるところです。ミスがないかを心配し、
何度も確認してしまうことで作業に時間がかかってしまうことがよくあります。
前職でも資料作成やお客さまへのメール作成に時間を要してしまい、
期限ギリギリになってしまうことが多々ありました。このようなことを改善するためにも、
現在は期限に遅れてしまう可能性があることを視野に入れて余裕を持った計画をたて、
何事も早めに行動を開始することを心がけています。

＊短所はポジティブ変換ができるようなことを選んでおく
＊長所・短所はそれぞれ一つづつにしておく（多すぎると結局要点は何？となってしまいます）
＊裏付けるエピソードを添えて伝える
＊美容受付クラークに求められる素質を長所・短所を結びつける

逆質問

面接官の意図

ただ不明点を聞き出そうとしているわけではありません。
逆質問タイムは、応募者にとって最後の熱意アピールの重要な時間です。
面接官も「当院に対しての熱意はどれくらいか」「コミュニケーション能力の有無」
「しっかり自分の意思を伝えられる人なのか」等を測ろうとしています。

逆質問例

・貴院で活躍しているスタッフさんはどのような方が多いですか？
・入社前に準備しておくべきことや勉強しておくべきことはありますか？
・1日の仕事の流れを教えていただけますか？
・将来的に〇〇になりたいと考えていますが、貴院の評価や昇進の制度を教えていただけますか？
・私と同年代のスタッフの方で、マネージャーやリーダーを務めている方はいますか？どのような方ですか？

＊「特にありません」はできるだけ避ける
＊Yes/Noで応えられるような質問は避ける
＊ホームページに掲載がある内容は避ける
＊給与や待遇に関する質問は避ける

まとめ

美容クリニックの受付カウンセラーは大変人気の職種です。
その分、面接官も数多くの応募者の面接を担当していますので
準備して挑んでいるか否かははっきりと見抜かれます。

ただ、回答を準備しておくにしても他業種、他業界でも応えられるような内容ではNGです。
本サイトのブログでは、美容クリニック受付カウンセラーの
仕事内容、求めらる人柄、向いている人の特徴など多くの記事を掲載しています。
面接を受けるにあたってどれも必要不可欠な情報ですので目を通しておくことをお勧めします。

事前に準備して挑むことで、面接官に好印象を与えることができる上、
自信を持って熱意を伝えることができるので合格率はグンと上がります！
万全な状態で面接に臨みましょう！