BLOG美容看護師に将来性はある？今後のキャリアプランを考えてみよう！

夜勤なしで給与も高い美容看護師への転職を一度は考えたことがあるかもしれません。

しかし、看護師とは違い美容看護師は将来性があるのか、美容看護師としての今後のキャリアプランはどうなるのか？と疑問に思う方もおおいはずです。看護師としてキャリアを積むのが良いのか、美容看護師に転職をしてキャリアを積むのかどちらが良いでしょうか。

今回は、美容看護師の将来性、キャリアプランをご紹介します。

 

何歳まで働ける？美容看護師の将来性

美容看護師に年齢制限はない

美容看護師になるには年齢制限があるのでしょうか？答えは、年齢制限はありません。

求人広告で年齢制限を設けることは法律で禁止されています。

しかし、「35歳未満（長期勤務によるキャリア形成を図るため、例外事由3号のイ）」と記載されている求人は、長期キャリア形成のため35歳未満に求人募集を制限することができます。この記載がされているクリニックでは、実質35歳未満でなければ採用されることは難しいでしょう。

ただし、美容クリニックのニーズは男女問わず、老若男女問わず、需要が増えていっています。このため、様々な層に対応したクリニックが今後もできていくことが予想されます。

例えば、シワ、シミなど40~50代以上の年齢層に人気のある施術の専門クリニックであれば、そのくらいの年代の看護師の採用が好まれるでしょう。逆に、医療脱毛などは若い世代に人気があるので若い看護師が好まれるケースもあるでしょう。

現場では40~50代以上の美容看護師も働いている

実際の現場では40~50歳以上の美容看護師はいないのでしょうか？答えは、います。

とくに大手美容クリニックでは昔からずっと美容一筋で美容クリニックに勤務する美容看護師も多々いらっしゃいます。

先ほども記載した通り、患者層が40~50代以上のクリニックでは、同年代の美容看護師が好まれる傾向があるので、現在40~50代以上の看護師でも就職や転職を諦める必要はありません。

患者様と同じ悩みを持つ美容看護師は、より患者様の悩みに寄り添うことができるので、よりよい美容医療を提供できる可能性があります。

ただし、若い方より体力や記憶の能力は衰えている可能性もあるので、若い方よりも積極的に学習をしていく姿勢が大切になります。

美容看護師のキャリアプランとは

美容看護師としてのキャリアプランにはどのようなものがあるのでしょうか？以下美容看護師のキャリアパスを紹介していきます。

美容看護師として活躍し続ける

美容医療の分野は、あなたの好きな分野のはずです。つまり、この美容看護師として活躍し続ける可能性が美容看護師としてのキャリアプランとして最も可能性が高いでしょう。美容看護師のキャリアプランには以下があります。

運営幹部に昇進

美容クリニックは中規模以上になってくると、運営本部という部署が存在するようになります。いくつかの院やクリニックを管理することになるので、それを中央でまとめて管理をするのが効率的だからです。

運営幹部では、各院の状況を把握し、人、物、お金の流れを把握し総合的に管理をしていきます。また、クリニックの成長のための成長戦略やクレーム対応の部署まで、幅広く活躍をすることができます。

将来的に組織運営、マネジメント業務に携わりたい方や、成長戦略に関わりたい方は運営幹部に昇進を目指すと良いでしょう。

 現場幹部に昇進

運営本部とは違い、各クリニックでのトップや役職者のことを現場幹部と言います。

現場の美容看護師にも、看護師長、看護主任、看護副主任などの役職が設定されているクリニックが多いです。この役職者に昇進することで、運営本部と現場の関係をよくする役割として長く働くことができるでしょう。

 教育者

大手クリニックでは、教育専門の美容看護師を置いているクリニックもあります。教育専門なので、全国から研修にくる看護師を教育します。また、中小クリニックでも、教育担当の看護師として活躍する美容看護師もいらっしゃいます。

長い経験と技術を持つ教育者は、クリニックにとっても貴重な存在ですので、長く働くことができるでしょう。

 現場で長く働きたい

本部や現場の幹部ではなく、一人のプレーヤーとして長く働くという選択肢もあります。

患者様との会話や信頼関係を築くことが好きで、現場で働くことが好きな方に向いているといえます。また、副業等があり多忙なため、現場では特に役職につかないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

美容看護師は、現場で長く働くこともできるでしょう。

 広報

SNS社会では、マーケティングを行う美容看護師も増えてきています。専門職の看護師が情報を発信することで、正しい美容医療の知識を全国に広めることもできますし、集客効果でクリニックに貢献することもできるでしょう。

マーケティング部門で活躍をすると、日本全国で活躍をすることができ、長く働くことができるでしょう。

その他

その他、その時のクリニックのニーズに合わせて役職や役割が与えられる場合があります。

クリニックのニーズに応えることで、長く働くことができるでしょう。

一般病棟に戻る

美容看護師に就職後、その後一般病棟へ戻る看護師も少数ながら存在します。

その理由は、結婚出産引越しなどライフスタイルの変化、周囲からの偏見による反対、職場が単純に合わなかった、美容が思ったほど好きではなかった、仕事内容が思っていたものとは違ったなど様々です。

特に、美容看護師は、両親や兄弟、彼氏などの周囲からの偏見による反対により離職するケースが多い印象です。

周囲の意見に流されやすい方は、周囲への理解を得てから就職をするのが良いでしょう。

また、一般病棟へ復帰しても十分に通用しますが、そこでも周囲からの偏見により仕事ができないと決めつけられてしまうかもしれません。

美容クリニックの経験と比較して、一般病棟の方が楽しかった、と感じた方は一般病棟に戻るのが良いでしょう。

フリーランスの美容看護師になる

フリーランスとは、アルバイトや正社員ではなく、個人事業主や法人を設立して業務を受託する看護師のことを言います。

フリーランスのメリットは、なんといっても実力次第で給与が青天井であること、働く日数や日付を自由に選べることです。フリーランスで活躍するには、人当たりの良さから、看護技術の実力、自分自身の集客力があげられます。

フリーランスで成功できれば良いですが、失敗する場合も多々あるので注意が必要です。

フリーランスでは、アートメイクでフリーランスになる方が多いですが、既に都内は飽和状態で、活躍するなら相当SNSに適応しているか、地方に行くしかないでしょう。

美容クリニック関連企業に就職する

看護師の進路は、何も美容クリニックだけではありません。

看護師の人材に関わる企業、美容医療の機械に関わる企業、美容医療の製品に関わる企業、美容医療のマーケティングに関わる企業など様々な就職先が考えられます。看護技術は身につきませんが、あなたが得意なスキルを活かせる可能性があります。

美容クリニックで頑張った方は、各企業から引っ張りだこでしょう。

 

美容看護師の将来性についてよくある質問

美容クリニックから美容クリニックへは転職しやすい？

美容クリニックから美容クリニックに転職する看護師は多数存在します。

美容クリニックは現在乱立しているので、転職自体は簡単にできるでしょう。

ただし、これは何もわかっていない新規クリニックに簡単に就職はできますが、伸びていくような良い美容クリニックへ就職することは難しいでしょう。

転職回数が多い看護師は、通常良いクリニックでの採用率は低くなります。一方、常に離職があったり、職場に問題があるクリニックは慢性的に人手不足なので簡単に就職することができるでしょう。

また、美容外科のクリニックでは医療脱毛専門のクリニックでの経験は実務経験に含めないと考えるクリニックもあるので注意が必要です。

美容クリニックでは基礎看護技術や看護スキルは低下する？

美容クリニックでは、病棟看護師に必要とされる技術や知識、接遇が美容看護師とは異なります。

つまり、ルートや採血などが少ないクリニックでは当然そのスキルは低下していきます。

ただし、美容クリニックでしか身につけることのできない接遇、美容医療の知識、経験があります。

これらは病棟看護師にはないものなので、看護スキルの低下を考えてもメリットがあるでしょう。

基礎看護技術や看護スキルは一般病棟にもし戻ることがあるのであれば、頑張ればすぐに復活します。

美容クリニックから一般病棟へは転職しやすい？

美容クリニックの実務経験年数は、臨床経験年数としてカウントされないことが多いです。

ただし、そのようなクリニックは時代遅れといっていいので、就職する必要は田舎で他にクリニックがない限り就職する必要なないでしょう。

美容クリニックでの経験や技術は、一般病棟でも活かすことは十分に可能です。それを理解しない、アレルギー反応のように拒否をする転職先に未来はありません。

一般的に、美容クリニックから一般病棟へは転職がしやすいと言えます。

取得すると有利な資格は？

英語や中国語などの外国語の取得はどのクリニックでも有利になる可能性があります。また、医療脱毛専門のクリニックであればレーザー脱毛士は有利な資格になるでしょう。

▶︎美容看護師が持っていると有利な資格8選！取得するメリットも解説

 

まとめ

美容看護師のキャリアプランには、美容看護師として活躍し続ける、運営本部や現場役職者への昇進、教育者になる、広報になるなど様々なプランがあります。また、一般病棟に戻る、フリーランスになる、美容関連企業に就職するなど幅広い選択肢があります。美容看護師は将来性がある職業といえます。

レナトゥスクリニックとは

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